袴田事件再審決定の見出しにマルクス主義がにじむ朝日の印象操作


◆14版「国家が陥れた」

 静岡県で1966年に一家4人が殺害された「袴田事件」の再審が決定し、死刑が確定した元プロボクサー袴田巌さんが48年ぶりに釈放された。これを報じる新聞にはベタ白抜きの大見出しが躍った 。

 驚愕(きょうがく)させられたのは、決定が有罪とされた物証を捏造(ねつぞう)としたことだ。それも「捏造する必要と能力を有するのはおそらく捜査機関(警察)のほかはない」と断じている。正義と治安を守るべき警察が冤罪(えんざい)を作ったとするなら、「許されない犯罪行為」(読売3月28日付社説)だ。当然、各紙は「証拠捏造」に焦点を当て、徹底検証を求めている。


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