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首相の消費増税表明に喝采する産経と日経、「やむを得ぬ」朝日、読売
◆景気への影響を懸念 来年4月の消費増税(税率5%から8%へ)が正式に決まった。4~6月期の国内総生産(GDP)改定値や9月調査の日銀短観などの「良い」結果を受けての安倍晋三首相の決断である。 1日の決定から既に20…
事故が相次ぐJR北海道問題で極左系労組に踏み込まない新聞報道
◆週刊誌は指弾したが 「いつの日も 真実に 向き合う記事がある」。15日から始まった新聞週間(21日まで)の代表標語だ。 新聞のスローガンとしては申し分のない内容だが、不祥事や事故が相次ぐJR北海道をめぐる新聞報道で…
普遍的テーマ得た朝ドラ「カーネーション」をアエラで評した岡室氏
◆「ドラマの力を問う」 「あまちゃん」や「半沢直樹」などテレビの人気ドラマが続いたのを受け、アエラ(10月14日号)は「ドラマが面白い」と題して特集。何人かの識者が「ドラマの力を問う」として分析しているが、そのうち早大…
家族崩壊を「多様化」と表現し未婚の母のマイナス面触れぬ「クロ現」
◆ごまかしのある表現 「ジェンダー・フリー」という、男女の性差を否定する思想が持て囃された10年ほど前、犬を家族と思う人がいるのだから、誰を家族と思うかは人によってさまざまだ、という趣旨のことを書いた“子育て小冊子”が…
尖閣国有化1年で日中緊張の現状とその理非を好解説した読売寄稿
◆簡明に事実関係説く 沖縄県石垣市の尖閣諸島沖の領海内で中国の公船(中国海警局所属の「海警」など)が侵入する挑発行為が断続的に繰り返されることで、日中間の緊張が続いている。今月に入っても1日午前に「海警」4隻が約2時間…
秘密保護法に反対するため西山事件を引き合いに出す毎日の的外れ
◆「不当な方法」が処罰 特定秘密保護法案に反対する毎日と朝日は、特集や連載を組んで法案潰しに躍起だ。毎日は9月28日付特集で「揺らぐ知る権利」との見出しを立て、「特定秘密を持っている人だけでなく、欺いたり、脅迫したりす…
羊頭狗肉の話題で「日本の『右傾化』」示そうとしたアエラの軽々しさ
◆研究会は普通の人々 「日本『右傾化』の真実」というから、「右傾化」とはそもそも何で、「真実」でその正体と本質を示しているのかと思いきや、明治天皇の玄孫、竹田恒泰氏の講演会を紹介しただけの記事で拍子抜けした。アエラ(1…
老人を救って犠牲になった娘と父親の気持ちを詳報した「朝ズバ!」
◆行為美化しない父親 みのもんた氏が、番組を降りたことで話題を呼んでいる「朝ズバ!」(TBS)が2日、横浜市緑区で起きた踏切での人助けのニュースを詳報していた。 これは、踏切で急にうずくまってしまった老人(74)を助…
東電の柏崎刈羽安全審査申請で安全協定の問題点指摘した読売、日経
◆自治体の介入に忠告 東京電力が柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)について、先月27日、再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請した。 東電は7月初めにも申請しようとしたが、地元・新潟県の泉田裕…
学力テスト静岡県の成績急落で知事の言動より原因を探るべき各紙
◆最下位の理由は何か 静岡県の川勝平太知事が“騒動”を起こしている。 8月に公表された2013年の全国学力テストで同県の成績が大きく下がり、とりわけ小学6年国語Aの成績は全国で最下位だった。川勝知事はこれに憤り、成績下位…