「精子提供」受け“独り妊娠”というネット社会の暗部追った「クロ現」


◆見知らぬ男から入手

 ネット社会とは言え、いろんなサイトがあるものだ。ベビーシッター紹介サイトはその一つだが、それを介して男に預けた幼児が遺体で見つかるという事件が起きて、厚生労働省は預ける相手の身元確認をするなど、注意を呼びかけている 。

 このニュースに接して、わが子を見知らぬ男に預けることに抵抗感を覚えないのかと訝(いぶか)る半面、シングルマザーをはじめ、緊急の場合に子供を見てもらえる親族や知人が身近になく、仕方なくサイトを利用する母親が少なくないのも、ネットが映し出す“無縁社会”の現実なのかもしれない、と妙に納得してしまった 。


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