女性を家庭の外の仕事にかり出し「マタハラ記事」載せる毎日の矛盾


◆「敵は会社」毎日も?

 「マスコミ業界 マタハラの実態」。毎日2月24日付夕刊「特集ワイド」からこんな見出しが目に飛び込んできた。マタハラとは、マタニティーハラスメントのことで、「妊娠、出産はもちろん、広くは育児中の働く女性へのいやがらせ」を意味するそうだ。

 紙面には「激務強要、もしくは『休んでろ』」「本当の敵は会社」「陰で『あいつのキャリア』は終わった」と過激な見出しが並ぶ。新聞や雑誌記者などマスコミ業界で働く女性による座談会で、「マタハラの実態」(それも陰湿な)が赤裸々に語られており、読めば怖くなる。


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