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生き残り策に産官学連携の指摘が必要だったアエラ「大学の底力」特集

◆看板学部の強さ取材  2017年春卒業予定の大学生らを対象にした、主要企業の面接や筆記試験などの「選考活動」が1日から始まった。  そんな中、古くて新しい話題だが、アエラ6月6日号は大学、学部の可能性を探る大特集がメー…

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問題発言の多い右派国防相任命で強い批判を浴びるネタニヤフ首相

◆右傾化に警鐘鳴らす  イスラエルのネタニヤフ首相が右派政党「わが家イスラエル」のリーバーマン党首を国防相に任命したことが、内外で反発を呼んでいる。  リーバーマン氏は外相を務めたこともあるベテラン政治家だが、過激な発言…

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経済低迷の主因「増税」支持の各紙に「再延期」批判の資格はあるのか

◆首相に手厳しい各紙  主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)の熱気やオバマ米大統領の歴史的広島訪問の興奮もどこへやら、最近のマスコミの関心は専ら消費税増税の再延期問題でいっぱいという感じである。  無理もない。広島から東京…

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自民党改憲案に対し校則への造反を「自由」と持て囃す朝日の憲法観

◆「濫用の禁止」に反発  『生徒人権手帳』(三一書房)という中高校生向けの本がある。国連で児童の権利条約が論議された1980年代に作成され、日教組が盛んに推奨した。何が生徒の「人権」なのかと言うと、こうある。  自分の服…

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アジア新興国の成長で技術立国の地位が揺らぐ日本の姿を示す各誌

◆日本劣勢示すダイヤ  先日、日本で女子バレーボールのリオデジャネイロ五輪世界最終予選があった。全体で4位以内に入れば五輪に出場できるというものだった。当初、難しいものではないという予想が、蓋を開けてみれば韓国には惨敗、…

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トランプ現象に理屈通じないと時事放談で指摘した訪米後の石破氏

◆日米とも不安抱える  原子爆弾を投下した米国の現職大統領が、被爆地・広島を訪問した意義深いイベントで、伊勢志摩サミット関連の日程は締めくくられた。大戦で敵対した最悪の関係を乗り越えた日米の和解と同盟深化を内外に示したの…

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蔡台湾新総統就任演説を最大限に評価し、中国に諫言した朝日社説

◆「現状維持」各紙評価  1月の台湾総統選挙で圧勝し台湾史上初の女性総統となった民主進歩党の蔡英文氏(59)が20日に台北市内の総統府で行った第14代総統就任演説で焦点となったのは、中国が受け入れを迫っていた「一つの中国…

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文革50年を各紙連載するも検証せぬ朝日は当時の礼賛報道に無責任

◆宗教弾圧等記す産経  鬼瓦ならぬパンダ瓦というのが中国の寺院にあった。文化大革命の余波が残っていた1981年のことだが、上海から浙江省の杭州へと旅をした際、案内してくれた僧侶が見せてくれた。  「文革のとき、軒に葺く丸…

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米大統領の広島訪問に注文を付け原爆正当論に疑義をぶつける新潮

◆「他に選択肢」と主張  オバマ米大統領が広島を訪問する。人類歴史で初めて唯一原爆を人に対して投下した国の元首がその被爆地を訪れるのだ。この訪問が歴史的画期的なものになることは間違いない。ただし、「謝罪はしない」「原爆投…

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“天才棋士”圧倒したAIの「次元の違う」強さをNスぺで語る羽生氏

◆定石を覆す手で圧勝  3月に韓国で行われた囲碁の対局で、グーグルの開発した「アルファ碁」が、大方の予想を覆し世界最強レベルの韓国人棋士李(イ)世●(石の下に乙、セドル)9段に勝利することで人工知能(AI)への注目が一段…

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三菱自の日産傘下入りで不正繰り返す体質の改善を厳しく問う各紙

◆信用失墜し電撃提携  まさに急転直下の電撃発表であった。軽自動車の燃費試験データの不正で、国土交通省に報告書の再提出を求められ、不正のさらなる広がりを明らかにした三菱自(11日)。その三菱自に、顧客への補償の拡大、販売…

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「子供の貧困」に支援は必要だが「家族の価値」を言わない朝毎の欠落

◆自己責任軽んじるな  原因があって結果がある。その関係(因果性)については古代ギリシャのアリストテレスを始め、多くの学者たちの探求の的だった。現代成功哲学の祖として知られる英国の作家、ジェームズ・アレンによれば、「私た…

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続く追及で“詰んだ”か?文春が資質を問う舛添都知事の“見当違い”

◆複数の「情報提供者」  舛添要一東京都知事の政治家としての品性と感覚が問われている。先々週の本欄で、海外出張時、スウィートルームを使うのは会議をするためであり、週末、都を離れ、公用車で別荘に行くことに問題はないと書いた…

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「LGBT差別禁止」の大義名分の危うさ考えさせたプライムニュース

◆人種と同列に扱えず  人権意識が高まった今日、「差別禁止」の大義名分に対して真っ向から反対する人はいないだろう。しかし、差別解消の具体論になると単純には結論は出ない。その典型は、いわゆる「LGBT」(性的少数者)問題だ…

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日露首脳会談「新たな発想・アプローチ」が意味不明で各紙低い期待

◆腰を据えた産経主張  「守るべき原則を大切に」が朝日、「『新発想』でも原則堅持を」が産経。いずれも8日付社説(主張)のタイトルである。安倍晋三首相が6日にロシア南部ソチでプーチン大統領と会談し、北方領土問題の解決に向け…

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共産と民進との共闘を後押しする朝日一連の憲法シリーズ・コラム

◆国民に遵守求めず?  憲法記念日の3日付朝日には驚かされた。根本清樹・論説主幹が1面肩のコラム「座標軸」の冒頭にこんなことを書いていたからだ。  「喫茶店や居酒屋での勉強会はクイズから始まる。『国民は憲法を守らないとい…

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プリンスの同性婚反対表明を「小さなさざ波」としたNW日本語版

◆「伝説的歌手」を追悼  世界的ヒットとなったアルバム「パープル・レイン」などで知られる米国の男性人気歌手のプリンスさんが4月、米国ミネアポリス郊外の自宅で死亡、57歳だった。グラミー賞を7回受賞しており、米メディアは「…

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憲法9条で議員の激論自体に改正が必要と見えたプライムニュース

◆反改憲基調の民進党  憲法記念日、3日夜のBSフジ「プライムニュース」は、護憲派、改憲派各集会の報道後、ゲスト出演した下村博文自民党副幹事長、辻元清美民進党役員室長、國重徹公明党憲法調査会事務局次長、宮本徹共産党政策委…

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「ひとみ」の運用断念でJAXAの「ミスの連鎖」を厳しく問うた毎日

◆一縷の望みも潰える  きょうは「こどもの日」。スポーツや科学、文化・芸術など、子供をワクワクさせ、夢を抱かせるものの一つに、宇宙がある。  ロケットや衛星の打ち上げ、その技術開発、また衛星や惑星、恒星の天体観測など未知…

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朝日新聞と中国の深い関係を象徴するような若宮啓文元主筆の客死

◆「闘う社説」手掛ける  朝日で論説主幹や主筆を歴任した若宮啓文氏が日中韓3カ国のシンポジウムに出席するため滞在中だった北京市内のホテルで亡くなった(朝日4月29日付)。享年68歳。突然の訃報だった。  朝日に「アジア共…

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核について踏み込む政府答弁に「持てない理由」を文春で説く佐藤優氏

◆「庶民感覚」盾に難癖  舛添要一東京都知事の公用車別荘通いを週刊文春(5月5・12日号)がスクープした。だが、「公用車」「別荘」というだけで「庶民感覚」を盾に「贅沢な!」と決め付けて批判しているようで、難癖にも見える。…

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オバマ氏のシリア増派に「不十分」「危険」と支持・反対両派から批判

◆出口の見えない情勢  オバマ米大統領は4月25日、シリアでの過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで後方支援を強化するため、最大250人の米兵を増派すると発表した。このところ、イラクでのISの劣勢が伝えられ、これを機…

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オスプレイの熊本救援活用反対は「日米協力自体反対」と見抜く産経

◆本音はイデオロギー  「坊主憎けりゃ袈裟(けさ)まで憎い」という故事ことわざを思い起こした。  熊本地震の救援活動を支援して在日米軍海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイが、国道の崩落で孤立した熊本県南阿蘇村に食糧…

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