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リオ閉会式の「安倍マリオ」登場に「政治利用」と難癖付ける朝、東京

◆見出し工夫する各紙  南米初の「スポーツと平和の祭典」リオ五輪が幕を閉じた。日本選手団は過去最多のメダルを獲得しただけに閉会式を伝える各紙は「熱狂 東京に続く」(産経23日付)「さあ4年後は東京の出番だ」(読売社説=2…

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東京の都市機能の掘り下げ必要だったNW日本版「東京五輪への期待」

◆東京の機能は驚異的  リオ五輪の終了を待ってましたとばかり、「ニューズウィーク日本版」(8月30日号)が、「TOKYO in 2020 世界は4年後の東京に何を期待しているか」と題した特集記事を載せている。その中で、東…

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TBS「時事放談」で劇場型の政治に疑問を呈した石破・藤井の両氏

◆入閣辞退の決断評価  リオデジャネイロ五輪閉会式の東京大会PRセレモニーで、スーパーマリオに扮した安倍晋三首相、五輪旗を振った和服姿の小池百合子東京都知事。次の2020年東京五輪に向け脚光を浴びる両氏をめぐり、それぞれ…

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GDP横ばいに民間の奮起と政府に積極投資促す改革を求める各紙

◆設備投資減を深刻視  2016年4~6月期の国内総生産(GDP)は実質で前期比0・04%増、年率換算では0・2%増と辛うじて2期連続のプラス成長にはなったが、実質横ばいだった。  この4~6月期GDPについて、各紙そろ…

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シールズの“実態”触れず「街頭政治」と持て囃す朝日の「反議会主義」

◆選挙で表される民意  「SEALDs(シールズ)」が15日に解散した。安保関連法や改憲に反対して国会前でデモを繰り広げ、参院選で野党共闘を呼び掛けたことで知られる学生団体だ。一部メディアは若者の代表のように報じ、英雄扱…

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リオ五輪の前半戦総括、福原愛選手への評価で新潮と文春に温度差

◆内村選手に嫁姑問題  日本人選手のメダルラッシュで湧いたリオ五輪が閉幕する。前半には体操、水泳といった得意種目で期待通りの結果を出し、後半も卓球、バドミントン、レスリングなどで好成績を収めた。  4年に1度の大会で結果…

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クルド人の自治・独立への支持を表明したエルサレム・ポスト紙

◆国持たぬ最大の民族  内戦下のシリアで、過激派組織「イスラム国」(IS)との戦いで勇猛ぶりを世界に示したクルド人。イスラエル紙「エルサレム・ポスト」(7月31日付)が、そのクルド人の自治・独立を支持する社説を掲げている…

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8月初の祝日「山の日」に、薀蓄を傾けた各紙看板コラムに読み堪え

◆日経除く各紙が社説  平成26年の祝日法改正で、今年から祝日のなかった8月に初の祝日として11日と定められた「山の日」を初めて迎えた。山を対象とした祝日も世界で初めてとか。これで祝日も今年から年16日に増えたのである。…

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「小池新党」による第三極ブーム再来を「保守の拡大」と警戒する毎日

◆左翼との熾烈な戦い  「拝啓 安倍晋三様 左ウィングを広げよ」。読売の橋本五郎・特別編集委員は安倍内閣の改造を受けて4日付の1面肩で、首相の政権運営についてこんな提言をしている。  左ウィングというのは、今から30年前…

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国際情勢を理解するため世界史を学ぶことの重要性を説く東洋経済

◆不可欠な歴史の知識  最近、「歴史」に興味を抱く女性が増えてきた。 いわゆる“歴女”と呼ばれている女性たちで、大河ドラマなどに触発されて実際に史跡を訪れて知識を増やしていくという歴史通である。もっとも、彼女たちの活動範…

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障害者殺人事件の“狂気”と社会の偏見を考えさせたNHK「日曜討論」

◆底流にある差別意識  7月31日放送のNHK「日曜討論」を複雑な思いで見た。テーマは「障害者殺傷事件 深層は」。相模原市の知的障害者施設で起きた大量殺人事件について、精神科医や犯罪研究者ら識者が討論したが、事件の背景に…

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安倍再改造内閣発足に経済再生の加速や構造改革求める保守系各紙

◆保革で論調分かれる  第3次安倍再改造内閣が発足した。安倍晋三首相は会見で「未来チャレンジ内閣」と命名し、2020年とその先を見据えながら1億総活躍をはじめ日本の未来を切り開いていくとの決意を表明した。  新聞各紙は組…

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反改憲の争点化に頬かむりで「敗北」認めぬ朝日の参院選報道”総括”

◆今になって争点否定  7月の参院選と都知事選ではいずれも野党・反改憲勢力が敗れた。ジャーリストの森健氏は毎日の7月28日付「月刊・時論フォーラム」で「野党以上に敗れたメディア」と嘆息しているが、当のメディアはどうだろう…

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「小池劇場・第2幕」の壮絶バトルが始まると予測するサンデー毎日

◆自己満足の敗戦の弁  やはりこの人の言い訳を聞いておこう。都知事選に野党統一候補として出馬し、政策もない上に、過去の女性スキャンダルまで暴かれて、惨めな敗北を喫したジャーナリスト鳥越俊太郎氏の“弁明”だ。古巣のサンデー…

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エルドアン・トルコ大統領による強権支配に警鐘を鳴らす米英各紙

◆重要な地政学的位置  7月15日に起きたクーデター未遂を受けて、トルコ国内で混乱が続いている。この混乱に乗じて権力基盤強化を進めるエルドアン大統領に対し、海外から懸念の声が上がっている。  トルコは、シリア内戦などで発…

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日銀の追加緩和策に「疑問」「手詰まり」と批判の中、理解示した日経

◆総じて批判的な各紙  日銀が先月下旬の金融政策決定会合で、追加の金融緩和策を決定した。マイナス金利の導入を決めた1月以来半年ぶりの追加緩和である。株価連動型の上場投資信託(ETF)の買い入れ額を、現在の年3・3兆円から…

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教師の選挙違反告発サイトに「戦前の思想統制」とレッテル貼る毎日

◆違法活動把握は妥当  毎日の夕刊に「特集ワイド」と題する紙面がある。表紙をめくった2面にほぼ1ページを割き、しばしば突拍子もない記事を載せる。参院選前には「この国はどこに行こうとしているのか」とのタイトルで反安倍、反改…

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中国の「水戦略」の影響を強調すべきだったNW日本版の水関連記事

◆メコン川襲う水不足  ニューズウィーク日本版(8月2日号)で、インドシナ半島を縦断する国際河川メコンでも、水不足が急速に悪化していることを伝えている。題して「メコン川を襲う世界最悪の水危機」。  日本列島は今夏、当初は…

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南シナ海問題で対中制裁の「せ」の字も出なかったNHK「日曜討論」

◆判決を無視する中国  オランダ・ハーグの仲裁裁判所が南シナ海をめぐるフィリピンの提訴を審理し、中国が主張する「九段線」は法的根拠がなく、中国の管轄権を認めない判決を出したが、ラオス・ビエンチャンで開かれた東南アジア諸国…

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トランプ氏演説、各紙から言外に聞く<もうクリントンで仕方ない>

◆挙党体制とは程遠い  「国民のレベル以上の政治家は生まれない」というが、米国の共和党大統領候補に指名された実業家のドナルド・トランプ氏が21日夜(現地時間)に、オハイオ州クリーブランドの党大会で行った指名受諾演説を報じ…

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天皇陛下の「生前退位」論じた社説で「憲法」連呼し異様さ際立つ東京

◆皇位定める皇室典範  憲法、憲法、憲法…、数えてみれば、憲法の文字が9回も登場する。天皇陛下の「生前退位」を論じた東京14日付社説だ。その中で「天皇」の文字は12回。それに対して憲法は9回。天皇と書くたびに憲法を冠して…

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致命傷になりかねない都知事候補・鳥越氏の「女性問題」各誌が報道

◆またも炸裂“文春砲”  東京都知事選も佳境に入っている。主要候補3人の戦いはまるで「人気投票」のようだ。知名度だけが物を言い、投票日まで10日を切って、ようやく政策論争らしきものが聞こえてきた。  そんな中で“文春砲”…

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経済対策に「規模ありき」と批判する朝、毎などにない「成長」の視点

◆景気の下支えに意欲  参院選で大勝した安倍晋三首相は選挙後早々に、石原伸晃経済再生担当相に経済対策を策定するよう指示した。22日付本紙の報道では、事業規模が20兆円程度とする方向で調整が進められている。  国の財政事情…

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