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朴槿恵大統領支持派のデモから「国家の危機」の声を拾った「新報道」

◆参加者を3倍水増し  世界の耳目がトランプ次期米大統領に集中しているところ、お隣の韓国の激動も小さく見えてしまう。先週日曜(20日)の報道番組はいずれもトランプ氏関連の特集が断トツだったが、退陣要求が高まる朴槿恵大統領…

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日露会談/空気が微妙に変化したロシアへの慎重な対応求めた毎日

◆二つの顔見せた首相  12月中旬にロシアのプーチン大統領が来日して行われる日露首脳会談を前に、安倍晋三首相は19日夕(日本時間20日朝)、訪問先のペルーの首都リマでプーチン氏と会談した。予定時間の倍の70分間に及んだ首…

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朝日が絶賛する日弁連の「死刑廃止宣言」の実態をスクープした産経

◆死刑存続の続報なし  朝日の1面コラム「天声人語」7日付が米大統領選と共に注目していたのが、カリフォルニア州で実施される死刑廃止法案の是非を問う住民投票だ。先進国で死刑制度を持つのは米国と日本だけで、同州で同法案が賛成…

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米大統領選での世紀の番狂わせで混乱状態の各誌「トランプ特集」

◆外交も損得で判断か  週刊誌はどこもかしこも「トランプ特集」である。大方の予想を覆して共和党大統領候補のドラルド・トランプ氏が当選を果たした。日本では対抗馬、民主党のヒラリー・クリントン氏当選が当然視されていただけに放…

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死のタブー視と終末期医療の質との関連性伝えた「外国人記者は見た+」

◆理想はぽっくり死?  「TVやインターネットでは出会えない“もう一つの目線”が『新たなニッポンのカタチ』を浮かび上がらせる、新スタイルのニュース番組です」  これはBS-TBSの毎週日曜夜10時放送の「外国人記者は見た…

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数字は良かったGDP成長率に「内需」不振で警鐘ならす保守系各紙

◆外需主導成長を懸念  「内需後押しの環境作りを急げ」(読売)、「不確実性に耐える改革を」(産経)、「将来不安を映す民需の低迷」(日経)、「自律的拡大へ内需の強化を」(本紙)――  これは14日の今年7~9月期の国内総生…

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トランプ氏歴史的勝利の分析でリベラル紙にない「保守の怒り」の視点

◆米メディアの大敗北  米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏が事前の予測をひっくり返して歴史的勝利を収めた。レーガンの「地滑り的大勝」(1980年)を彷彿(ほうふつ)させる劇的な大統領選だった。米メディアの大半は「ク…

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米大統領選トランプ氏勝利で公約実現に期待と不安のイスラエル各紙

◆米大使館移転を約束  米大統領選でのドナルド・トランプ氏の勝利は世界に衝撃を呼んだ。中東政策では、オバマ政権から大きく舵かじを切るとみられ、強い親イスラエルの姿勢を示している。しかし、政治経験がない上に、選挙戦中の破天…

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電通強制捜査/他の上場企業ならこの程度の社説で済まさないはず

◆意外な実態との落差  マイナビ大学生の就職企業人気ランキング(文系)で8位(2017年卒生)、6位(16年卒生)とベスト10を誇る広告業界のガリバー企業・電通の就労実態が実は、従業員を酷使する悪質な“ブラック”企業だっ…

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選挙制度改革で「一票の平等」にしがみつき「多数者支配」容認する朝日

◆少数者の抑圧に警鐘  「各人は1人として数えられるべきであって、何人もそれ以上に数えられない」。功利主義の創始者として知られる英国の思想家、ベンサムの言である。彼は原子論的な人間観に立って「最大多数の最大幸福」を唱え、…

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原子力政策に焦点を当てた連載で安全対策の不備を指摘した東洋経済

◆「最後の選択」を迫る  2011年3月11日の東日本大震災による東京電力・福島第1原発事故は、日本の原子力政策を根底から揺るがした。この事故を契機として日本の原子力発電は大きな岐路に立たされていると言ってよい。日本のエ…

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米での新規原発稼働でエネルギー政策の現実的な提言行う読売、産経

◆現実的視点を再確認  米国で20年ぶりに新規の原子力発電所が営業運転を開始した。米南東部のテネシー州などに電力を供給しているテネシー渓谷開発公社のワッツバー原発2号機である。  1970年代に建設が始まったが、79年の…

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厚労相答弁を曲解した虚偽報道で野党の「安倍叩き」後押しした朝日

◆捏造を容認する体質  「角度をつける」。日常会話ではめったに使わないが、物事の見方を決め、意味づけることを言う。ここでの角度は角の大きさでなく「角度を変えて考えてみる」といった具合に使う角度のことだ。  朝日は「従軍慰…

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沖縄の米軍ヘリパッド建設を妨害する「反対派」の「正体」に迫った新潮

◆機動隊員に罵詈雑言  沖縄ヘリパッド建設地で警備する機動隊員が「反対派」に「土人」と発言したことで非難を浴びているが、これをきっかけにむしろ「反対派」の「正体」に注目が集まりだした。彼らにとっては予想外のブーメランとな…

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ガムを噛み習近平氏に臨んだドゥテルテ大統領に注目した「新報道」

◆反米的な発言を連発  先週日曜(23日)の報道・討論番組はNHK「日曜討論」が米大統領選挙、フジテレビ「新報道2001」がフィリピンのドゥテルテ大統領の中国訪問、TBS「サンデーモーニング」が過激派組織「イスラム国」(…

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衆院補選/責任ある政権運営求めた読、産と野党の奮起求めた朝、毎

◆色合いの違い際立つ  「日本中で自民党が支持されているかは、慎重に検討して対応すべきだ」「勝ったときほど謙虚にやっていかなければいけない」(自民党・二階俊博幹事長)  7月の参院選のあと初の国政選挙となった東京10区と…

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日弁連の「死刑廃止宣言」を手放しで評価し被害者側を軽視する朝日

◆罪と罰の基本的概念  紀元前のハンムラビ法典や旧約聖書には「目には目を 歯には歯を」とある。奪ったものと等しいものをもって償う。古来、罪と罰についての基本的な人間の概念だ。  最近、サウジアラビアで人を殺害した王子の死…

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ノーベル文学賞受賞でボブ・ディランをべた褒めのNW日本語版特集

◆西洋文学の最高水準  「偉大なアメリカの歌の伝統に、新たな詩的表現を生み出した」―米国のミュージシャン、ボブ・ディランが今年度のノーベル文学賞を受賞した理由について、ノーベル財団はこう話したという。ニューズウィーク(N…

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モスル奪還作戦開始で、ポストIS時代の危うさを指摘する英米紙

◆イラクさらに混乱も  2年以上にわたって過激派組織「イスラム国」(IS)に支配されてきたイラク北部モスルとその近郊の奪還作戦が開始された。イラク軍、クルド治安部隊、シーア派民兵組織、米軍主導の有志連合などによる合同作戦…

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経済失速の主因「消費増税」主張し補正待望論批判する産経の無責任

◆批判の資格はあるか  産経が第3次補正待望論を、13日付社説「主張」で「成長への疑問増すだけだ」と批判している。  総事業規模約28兆円の経済対策の第一弾となる第2次補正予算が成立したばかりであり、3次補正待望論は、産…

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中日の捏造記事が浮き彫りにした企画ありきの「貧困モノ」の危うさ

◆作り出された「逸脱」  「犬が人間をかんでもニュースにならないが、人間が犬をかめばニュースになる」。一昔前にはこんなニュースの定義があった。今では犬が人間をかめば、立派なニュースだが、ある時代まではごくありふれた話で、…

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トランプ氏の「わいせつ発言」報道で“下衆な知性”を発揮した新潮

◆勝負あった大統領選  米大統領選は投票まで1カ月を切った段階で、「勝負あった」状態になっている。安易な予想はすべきでないが、この状況で共和党候補のドナルド・トランプ氏が当選したら、選挙人獲得という米大統領選の仕組みを知…

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ノーベル賞受賞決定で基礎研究のお寒い現状を指摘するだけの各紙

◆大隅氏が警鐘鳴らす  「私の研究は、20年前に始めた研究の成果。ノーベル賞学者が日本で毎年出ているなんて浮かれている場合ではない」  ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった大隅良典・東京工業大学栄誉教授(71)は記者会…

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