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デジタルリスクの展望 ~米・中・露 情報戦の実情~

世日クラブ講演要旨 日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田容子氏 コロナ禍逆手にSNS戦略  日本安全保障・危機管理学会上席フェローの新田容子氏は22日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤譲良・近藤プラン…

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イスラエル、UAEと国交正常化  イラン包囲網でアラブ諸国と連携

 アラブ首長国連邦(UAE)と国交正常化で合意したイスラエルのネタニヤフ首相は16日、米FOXニュースのインタビューで「他のアラブ諸国の指導者たちとも話をしている」と述べ、国交正常化の動きがペルシャ湾岸諸国だけでなく、中…

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複数の網で無症状感染判定、IgM抗体検査の活用向上を

謎多き新型コロナ PCR検査の“限界”と抗体検査(上) 謎多き新型コロナ PCR検査の“限界”と抗体検査(下)  7月に入り、目黒と銀座に幾つか物件を保有するビル管理会社から医療法人社団JOYの伊東エミナ理事長(医学博士…

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「PCR」の感度 最大70% “無症状感染者”ウイルス拡散

謎多き新型コロナ PCR検査の“限界”と抗体検査(上) 謎多き新型コロナ PCR検査の“限界”と抗体検査(下)  「早期発見、早期治療が医学界の常識」だが、症状の表れ方がさまざまな新型コロナウイルスに対する決定的なワクチ…

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スノーデンの恩赦は間違いだ Pardoning Snowden sends wrong message

 国家安全保障局の契約社員だったエドワード・ジョセフ・スノーデン容疑者は2013年5月に、米国の主要な諜報(ちょうほう)機関の内部業務を詳述する機密性の高い何百万もの文書を、違法に手に入れ――一握りのジャーナリストに――…

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与正氏らに正恩氏の権限委譲説で臆測―韓国

妹の権威追認で関係改善 米朝修復の橋渡しも視野  韓国の情報機関、国家情報院(国情院)が国会での北朝鮮情勢報告で、金正恩朝鮮労働党委員長が妹の与正・党第1副部長らに一部権限を委譲する委任統治をしていると説明し、事の真偽よ…

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国民に知らされなかった震災

拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 鳥取、東南海、三河の3地震 大戦中、情報漏れを恐れた軍部  九州地方を中心に甚大な被害を出した令和2年7月豪雨。災害は豪雨だけではない。大地震が起きても甚大な被害が出…

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遊牧文化消滅と砂漠化の危機

【関連記事】内モンゴルで進む文化殺戮(上) 内モンゴルで進む文化殺戮(下)  中国・内モンゴル自治区で窮地に陥っているのは、言語だけではない。モンゴル民族が古来営んできた遊牧文化も、消滅の危機にさらされている。南モンゴル…

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障害者と健常者が共生を目指すスポーツ振興

障害者と健常者が共生を目指すスポーツ振興

 青森県弘前市で共生社会を目指し、障害者も健常者も共にスポーツに親しめる拠点づくりが進められている。平成28年度から、スポーツ庁の「Special プロジェクト2020」事業を受託したもので、弘前大学教育学部や同学部附属…

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戦後、教育勅語の廃止を執拗に要求したソ連に今なお追従する東京

◆国のため殉じた英雄  戦後75年の夏が過ぎていく。振り返ってみると、「特攻」を扱わない新聞はなかった。先週紹介した読売の連載「戦後75年 終わらぬ夏」では児童文学作家の富安陽子さんの伯父が米空母エンタープライズに体当た…

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東洋学園大学教授 櫻田 淳 経済発展と関係なく実現 英国・日本から価値意識を相続  「経済発展を遂げれば、民主主義体制に近づく」  マイク・ポンペオ(米国国務長官)が去る7月23日の対中政策演説で指摘したように、この命題…

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「ウィズコロナ」の生活、リモートワークの問題点指摘したNW日本版

◆ビデオ会議“疲れ”も  第2波が来ている。週刊誌は新型コロナウイルスの記事でいっぱいだ。陽性と陰性に擬陽性もある。無症状、軽症、重症化、サイトカインストーム(免疫暴走)、そして後遺症まで。情報が溢(あふ)れ、専門家の見…

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核保有に固執する金正恩氏

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 北の体制維持と身辺保護 コロナ感染を脱北者のせいに  金正恩朝鮮労働党委員長は強運の持ち主のようだ。世界中の指導者が中国・武漢発の新型コロナウイルス禍への対処に苦慮しているのに、金正恩委…

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加州の停電で非難を浴びるグリーン・ニューディール計画 Green New Deal plans come under fire

 米カリフォルニア州の電力網がひどいタイミングでトラブルに陥っている。民主党が今週、全国党大会で、ジョゼフ・バイデン前副大統領が主張する2兆㌦のグリーン・エネルギー計画への支持を広げようと取り組んでいる最中にだ。  カリ…

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イスラエル・UAE国交は平和をもたらさないと警告する米誌

◆中東の分断を固定化  イスラエルがアラブ首長国連邦(UAE)との国交樹立で合意、対立していたアラブ諸国との関係改善に期待が懸かっている。脱石油を模索するアラブ諸国にとって経済的な恩恵をもたらすとともに、政治的安定がさら…

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公認内定載る「国民民主」 立憲へ合流で“空手形”に

理解に苦しむ離合集散  国民民主党の機関紙「国民民主」も終わるのであろう。7月17日号には「第49回衆院選(2021年10月21日任期満了)公認候補内定者一覧」が載り、43人の内定候補者の顔写真をブロックごとに載せている…

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「自由民主」にコロナ後社会 デジタル化で一極集中是正へ

「自由民主」にコロナ後社会 デジタル化で一極集中是正へ

感染対策と経済の両立を  新型コロナウイルス感染の世界的流行から約半年、コロナ事態を受けて初の来年度予算編成を前に、自民党機関紙「自由民主」(8・4)は「コロナ後の社会像示す」の主見出しで岸田文雄党政調会長インタビューを…

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立憲・国民合流新党 共産党との選挙協力はどうする

《 記 者 の 視 点 》  米国の対中政策の根本的な見直しを告げる政府高官4人の演説が6月下旬から1カ月の間に行われた。その口火を切ったのはオブライエン大統領補佐官(国家安全保障担当)で、中国共産党のイデオロギーそのも…

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空海から弘法大師へ

高野聖と庶民が広めた信仰 前総本山善通寺管長 樫原禅澄氏に聞く  今年は、空海が延喜21年(921)に醍醐天皇から「弘法大師」の諡号(しごう)を賜ってから1100年の記念すべき年。大師号を賜った高僧は27人いるが、単に「…

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東南アジア、中国高速鉄道事業が中断

タイ、ミャンマー、インドネシアなど  中国版新幹線・高速鉄道の東南アジア拡張プロジェクトが滞り始めている。その穴を埋める形で中国は、約70兆円規模の資金を投入し、国内高速鉄道のインフラ拡張に踏み出す。採算無視の同プロジェ…

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中国7大学との連携に警鐘、共同研究を利用し軍近代化 米シンクタンク報告書

 米国の学者は、中国軍とつながりの深い中国の学者との共同研究を続けることで米国の国益を損ねている――。米シンクタンク、フーバー研究所は最近発表した報告書でこう警告した。米社会の開放性を利用して軍の近代化を図る中国に対する…

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盗品故買の帝王・ソロモンズ

獨協大学教授 佐藤 唯行 一大ニュースとなった逃走劇 獨協大学教授 佐藤 唯行  英文学の巨匠ディケンズの小説「オリヴァー・トゥイスト」の中には、フェイギンというユダヤの悪者が登場する。子供らにスリの技を仕込み、盗品を買…

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米政府系メディア 中国のネット検閲、対策強化

迂回ツール開発計画「自由獲得への一撃」  米政府系放送局を管轄する「米グローバルメディア局(USAGM)」は、中国などが、インターネットを通じて入ってくる情報を遮断するために設けているファイアウオールを回避するための新た…

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