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ICT教育の効用とは
大きく広がる学びの環境 北海道教育大学教職大学院旭川校特任教授 北村 善春氏に聞く 近年、あらゆる分野でICT(情報通信技術)の導入が進んでいる。教育界でもパソコンやタブレットを使ったICT教育が広がりを見せている。人…

郵便投票 民主主義の根幹揺るがす
決戦まで2カ月―米大統領選の焦点(5) 11月の大統領選に向け、新型コロナの感染防止のため、多くの州が郵便投票用紙の有権者への配布や不在者投票の要件緩和などに動いている。その結果、郵便投票が急増し、過去最高となる見込み…


ポスト安倍 高き理想持つ現実主義者たれ
大和大学准教授 岩田温氏 自民党総裁選挙は、石破茂元幹事長、菅義偉官房長官、岸田文雄政調会長の3人で争われ、実質的に後継首相を決める投票が14日行われる。新型コロナ対策、米中対立激化など難問山積の中、「宰相の条件」を3…

と記者会見に臨む国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長=8月25日、テヘラン(AFP時事)-150x150.jpg)
イラン核合意順守せず IAEA査察、濃縮ウラン貯蔵量が上限超
国際原子力機関(IAEA)は9月4日、イランの核物質が保管されている疑いがある2施設のうち一つを査察、イランの低濃縮ウラン貯蔵量が、2015年のイラン核合意で定められた上限の10倍を超えたと発表した。トランプ米政権が1…


新首相に日米台関係の強化期待
平成国際大学教授 浅野 和生 「インド太平洋構想」推進を 中国共産党と対決できる政権に トランプ米政権による一連の対中政策演説の嚆矢(こうし)としてオブライエン安全保障担当大統領補佐官は6月24日、過去のアメリカの対中…

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黒人票の行方 「呪縛」から脱却なるか
決戦まで2カ月―米大統領選の焦点(4) 「民主党は黒人に精神的プランテーションから出て行ってほしくないのだ」。米共和党が先月開催した全国大会で登壇した黒人議員から、痛烈な民主党批判が飛び出した。 こう主張したのは、ジ…

自民総裁選告示、活発な外交・安全保障論議を求めた産経・読売など
◆具体的な政策提示を 産経「日本の進路を示す論戦を」。読売「危機乗り越える戦略を論じよ」。日経「損得勘定ではなく政策で選ぶ総裁選に」。本紙「国家像鮮明にして覚悟示せ」。朝日「政権総括議論を深めよ」。毎日「安倍政治の総括…


中国 無人の宇宙往還機打ち上げ
専門家 衛星破壊への利用警告 中国が再利用可能な無人宇宙往還機を打ち上げていたことが明らかになった。中国の国営宇宙開発企業は「平和的な宇宙探索」が目的としているが、専門家は、軌道上の人工衛星の破壊など、軍事利用も可能だ…

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キャンセル文化 異論封じる風潮が蔓延
決戦まで2カ月―米大統領選の焦点(3) 「私は自分の身に起きた事に名前があることを知った。それは『キャンセルされた』というものだ」 先月下旬の米共和党全国大会で、18歳のニック・サンドマンさんは、昨年1月、首都ワシン…


伝統行事が中止、コロナ禍で一変した沖縄の旧盆
沖縄県内で感染拡大が続く新型コロナウイルスの影響で、8月31日から9月2日までの旧盆はこれまでと大きく変わった。親戚一同が集まらず、風物詩のエイサー演舞はほとんど中止となった。コロナと共存する「ウィズコロナ」時代の伝統…

バージニアの民主党員が成功したら、州民を守る人はいなくなる If Virginia Democrats are successful, there won’t be anyone left to protect and serve
バージニア州の法執行に従事する男女へ:今週は、私たちの気持ちは、あなた方と共にある。 州の民主党員が、とりわけ、警察官への暴行に対する強制的最低補償範囲(訳注:自動車保険などで入っておかなければならない法律で定められ…

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「ポスト安倍」期待よりも憂慮 韓国
菅氏優位で「強硬続く」 歴史認識で“品定め” 安倍晋三首相が辞意を表明して以降、韓国では「ポスト安倍」の行方に関心が集まっている。「右傾化を主導した」と見なしてきた安倍首相の辞任自体が日韓関係改善の契機になると期待する…


国民総参加で海の生態系管理を
一般社団法人生態系総合研究所代表理事 小松 正之 水産資源は「共有の財産」 民間シンクタンク設立を提言 一般財団法人鹿島平和研究所(会長・平泉信之鹿島建設取締役)の海洋生態系研究会(主査・小松正之=筆者)は7月、「水産…


「動き」取り入れ深い学びにつながる道徳授業
磯部一雄教諭主催、現役教師らが札幌で「新たな道徳」研修会 平成30年度から始まり、令和2年から本格始動した公立小中学校での道徳の教科化。生徒個々人に対して数値的な評価は行わないものの、担任教諭は児童生徒の道徳性の成長を…

対中国政策 強硬策競い合うトランプ、バイデン両氏
決戦まで2カ月―米大統領選の焦点(2) 対中政策をめぐってトランプ米大統領が次々と強硬策を打ち出す中、民主党候補のバイデン前副大統領も張り合うように対中批判のトーンを高めている。 「トランプ氏はダライ・ラマ法王と会っ…

安倍政権の路線を全て否定し読者に騙し絵の罠を仕掛け続けた朝日
◆連日社説で悪口雑言 「ルビンの壺(つぼ)」という絵がある。黒地の画面に白地で大型の壺(盃(さかずき))が描かれているが、黒地を図柄で見れば、壺ではなく向き合った2人の顔に見える。「若い女性と老婆」という絵は、若い女性…


中国攻勢で迫る台湾危機
米コラムニスト ジョージ・ウィル 「あいまい戦略」放棄を バイデン氏に重大試練 「バイデン政権」の最初の重大な試練が、騒々しい全体主義の靴音を響かせながら近づいている。2021年、台湾が、キューバ・ミサイル危機の196…


安倍長期政権と日本経済
鈴木政経フォーラム代表 経済学博士 鈴木 淑夫 低成長の真因は供給側に 新規企業の市場参入促進を 安倍晋三首相が憲政史上最長の連続在職日数という記録を残して退任する。ここで大切なことは、「何日間在職したかではなく、何を…

ゲイ提供精子の“自力授精”を告白させたNHK「カラフルファミリー」
◆人の命は授かりもの 「いのちを“つくって”もいいですか?」――。こんなタイトルの本がNHK出版から出ている。その中で、著者の宗教学者、島薗進は「『人のいのち』というものを考えるとき、そこには論理的に示しうる社会倫理と…


ロシアのワクチン開発の歴史
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 18世紀に天然痘予防接種 ポリオから日本の子供を救う ロシアの新型コロナウイルス対策本部によれば、9月2日の新規感染者は4952人で、累計100万5000人と、100万人の大台を突破し…

米都市部の混乱で共和党が民主党の責任追及 Republicans want accountability for bedlam in U.S. cities
ニコル・マーフィーさんは、3カ月前に人種的不公平に対する抗議や暴力が発生して以来、自分の住む郊外近辺からフィラデルフィアには行っていない。 「ケノーシャ(ウィスコンシン州)やその他の地域では、(抗議や暴力が)都市部か…

オムニバス形式で「菅総理」を特集した新潮、「宣戦布告」した文春
◆早期解散・総選挙も 安倍首相の辞意表明、自民党総裁選突入を受けて、週刊誌が騒がしい。告示を前にすでに「勝負あった」状態で、菅義偉官房長官一人に焦点が当たっている。ほとんどがそれ前提での誌面作りだ。こうなると読者は「先…


「敬天愛人」を実践した隆盛の長男 西郷 菊次郎
【連載】台湾で祀られる日本人先覚者(6) 外務省入省後台湾へ、宜蘭庁長として堤防建設し洪水防ぐ 西郷隆盛は「空前絶後の偉人」と評されるだけあって、日本史上、最も人気のある英雄である。「敬天愛人」を座右の銘とする西郷は、…
