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EUの日本重視変わらず、「ポスト安倍」の行方注視
多国間主義強化で連携 安倍首相の電撃辞任表明を受け、欧州連合(EU)首脳は次々に首相に賛辞を送り、特に日本とEUの関係強化に貢献したことに謝意を表明した。露骨な覇権主義に走る中国が米国と対峙する中、米国と一定の距離を置…
サンゴ礁の危機、サンゴを「白化」から守ろう
沖縄科学技術大学院大学の佐藤矩行教授がウェブ講義 沖縄科学技術大学院大学(OIST)でマリンゲノムユニットを率いる佐藤矩行(のりゆき)教授はこのほど、メディア向けにサンゴのゲノム解析、サンゴの白化現象とその再生の可能性…
首相の辞意表明、忘れてはならぬ安倍家と朝日との熾烈な「60年戦争」
◆虚報・捏造、訂正せず 安倍晋三首相が辞意を表明した。持病の潰瘍性大腸炎が悪化し「病気と治療を抱え、体力が万全でない苦痛の中、大切な政治判断を誤ることがあってはならない」というのが理由だという。大腸炎の発症は10代から…
電撃退陣表明の真相 「米中冷戦」というキングメーカー
潰瘍性大腸炎という難病が、宰相・安倍晋三を2度にわたって退陣に追い込んだ。戦後最年少の若さで宰相に就任した第1次政権、そして史上最長の連続在任記録を更新したばかりの現政権である。この病気にはストレスが何よりも悪いらしい…
「安楽死問題」について結論を出せないで、両論併記に終わった新潮
◆嘱託殺人の罪で逮捕 全身の筋肉が動かなくなる神経難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)の女性が、薬物投与による「安楽死」を遂げ、医者2人が嘱託殺人罪で逮捕される事件が起こった。 週刊新潮8月27日号の連載「医の中の蛙」で…
『菜根譚』に学ぶ人間学の知恵
メンタルヘルス・カウンセラー 根本 和雄 混迷の世相変える倫理観 権勢に流されず「足るを知る」 天文18(1549)年に来日したスペインの宣教師、フランシスコ・ザビエル(06~52)は、こう語り、驚いたという。 “日…
トランプ氏再選のカギ握る無党派票の獲得 Attracting independent voters crucial for Trump
無党派の有権者は、民主、共和両党の党大会を無視している。だが、世論調査専門家によると、無党派層はトランプ大統領が大統領選の流れを変える上で働き掛けないといけない有権者だ。 所属政党のない有権者は、選挙を左右することで…
「コロナ禍の民主主義」称し羊頭狗肉のファシズム批判するサンモニ
◆タイのデモなど注目 新型コロナウイルス感染第2波が懸念される中で、今年は夏休みを返上する“新しい日常”を過ごした人々も多い。お盆帰省の自粛、海水浴場や観光施設が閉まり、身近な場所でレジャーを楽しむ人々などの光景を各報…
コロナ禍の恐怖 ゼロリスク信仰の裏返し
科学的リテラシー向上課題 新型コロナウイルス禍による社会混乱が起きてから半年が過ぎた。多くの人に恐怖を与えてきた未知のウイルスだが、数々のデータが蓄積されて、その姿が次第に明らかになってきた。 ほとんどの人は罹(かか…
ありがとう「こうのとり」 有人輸送のビジョン欲しい
《 記 者 の 視 点 》 国際宇宙ステーション(ISS)へ物資を届ける無人補給機「こうのとり」9号機が20日、任務を終了した。2009年の1号機から9号機まで、全てのミッションをほぼ完璧にこなし、有終の美を飾った。I…
北極海覇権争い、火災で砕氷船わずか1隻に Fire knocks Coast Guard down to one icebreaker in global race for Arctic
沿岸警備隊のカッター「ヒーリー」で先週、火災が発生し、2隻しかなかった米国の砕氷船の半分が任務に就けない事態になっている。 沿岸警備隊当局者らは今週、火災があったことを明らかにした。軍事アナリストらは、米国の北極政策…
デジタルリスクの展望 ~米・中・露 情報戦の実情~
世日クラブ講演要旨 日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田容子氏 コロナ禍逆手にSNS戦略 日本安全保障・危機管理学会上席フェローの新田容子氏は22日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤譲良・近藤プラン…
イスラエル、UAEと国交正常化 イラン包囲網でアラブ諸国と連携
アラブ首長国連邦(UAE)と国交正常化で合意したイスラエルのネタニヤフ首相は16日、米FOXニュースのインタビューで「他のアラブ諸国の指導者たちとも話をしている」と述べ、国交正常化の動きがペルシャ湾岸諸国だけでなく、中…
複数の網で無症状感染判定、IgM抗体検査の活用向上を
謎多き新型コロナ PCR検査の“限界”と抗体検査(上) 謎多き新型コロナ PCR検査の“限界”と抗体検査(下) 7月に入り、目黒と銀座に幾つか物件を保有するビル管理会社から医療法人社団JOYの伊東エミナ理事長(医学博士…
「PCR」の感度 最大70% “無症状感染者”ウイルス拡散
謎多き新型コロナ PCR検査の“限界”と抗体検査(上) 謎多き新型コロナ PCR検査の“限界”と抗体検査(下) 「早期発見、早期治療が医学界の常識」だが、症状の表れ方がさまざまな新型コロナウイルスに対する決定的なワクチ…
スノーデンの恩赦は間違いだ Pardoning Snowden sends wrong message
国家安全保障局の契約社員だったエドワード・ジョセフ・スノーデン容疑者は2013年5月に、米国の主要な諜報(ちょうほう)機関の内部業務を詳述する機密性の高い何百万もの文書を、違法に手に入れ――一握りのジャーナリストに――…
与正氏らに正恩氏の権限委譲説で臆測―韓国
妹の権威追認で関係改善 米朝修復の橋渡しも視野 韓国の情報機関、国家情報院(国情院)が国会での北朝鮮情勢報告で、金正恩朝鮮労働党委員長が妹の与正・党第1副部長らに一部権限を委譲する委任統治をしていると説明し、事の真偽よ…
国民に知らされなかった震災
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 鳥取、東南海、三河の3地震 大戦中、情報漏れを恐れた軍部 九州地方を中心に甚大な被害を出した令和2年7月豪雨。災害は豪雨だけではない。大地震が起きても甚大な被害が出…
遊牧文化消滅と砂漠化の危機
【関連記事】内モンゴルで進む文化殺戮(上) 内モンゴルで進む文化殺戮(下) 中国・内モンゴル自治区で窮地に陥っているのは、言語だけではない。モンゴル民族が古来営んできた遊牧文化も、消滅の危機にさらされている。南モンゴル…
障害者と健常者が共生を目指すスポーツ振興
青森県弘前市で共生社会を目指し、障害者も健常者も共にスポーツに親しめる拠点づくりが進められている。平成28年度から、スポーツ庁の「Special プロジェクト2020」事業を受託したもので、弘前大学教育学部や同学部附属…
戦後、教育勅語の廃止を執拗に要求したソ連に今なお追従する東京
◆国のため殉じた英雄 戦後75年の夏が過ぎていく。振り返ってみると、「特攻」を扱わない新聞はなかった。先週紹介した読売の連載「戦後75年 終わらぬ夏」では児童文学作家の富安陽子さんの伯父が米空母エンタープライズに体当た…
東洋学園大学教授 櫻田 淳 経済発展と関係なく実現 英国・日本から価値意識を相続 「経済発展を遂げれば、民主主義体制に近づく」 マイク・ポンペオ(米国国務長官)が去る7月23日の対中政策演説で指摘したように、この命題…
「ウィズコロナ」の生活、リモートワークの問題点指摘したNW日本版
◆ビデオ会議“疲れ”も 第2波が来ている。週刊誌は新型コロナウイルスの記事でいっぱいだ。陽性と陰性に擬陽性もある。無症状、軽症、重症化、サイトカインストーム(免疫暴走)、そして後遺症まで。情報が溢(あふ)れ、専門家の見…