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続くオリンパスの醜聞 粉飾訴訟損失補う肩叩き
優秀な開発者の不遇 「訴訟引当金を特別損失として170億円計上――」 昨年秋、オリンパスについてこんな記事が掲載されたことがある。 当時、同社は発覚した粉飾決算を巡り、機関投資家など3件から訴えられ、訴訟損失引当金…

「おごりが最大のアキレス腱」 …政治評論家・長野すけなり氏
「米韓関係強化努力の継続を」 …世界日報社社長兼主筆・木下義昭 世日クラブ新春対談「安倍政権2年目のハードル」 世界日報の愛読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)は19日夕、都内で今年最…

ウクライナで反政権デモ隊、治安部隊と再び衝突
EU接近へ憲法改正を要求 ロシア誤算、さらなる圧力も ウクライナの親露派ヤヌコビッチ政権が昨年11月、欧州連合(EU)との関係強化を目指す「連合協定」の締結を中止したことに反発する野党勢力が約3カ月にわたり続けてきた反…

明治海軍のユダヤ製殊勲艦
獨協大学教授 佐藤 唯行 日清・日露戦争で戦果 勝利を助けた英ヤーロー社 未曽有の国難、日露戦争に際し、米英独のユダヤ系金融資本が戦費調達に苦しむ日本政府に援助の手を差し伸べてくれた逸話は良く知られている。しかし、戦場…

中印回廊 ミッシングリンク接続へ
新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(6) 中国雲南省の瑞麗市と国境を接するムセからミッチーナに向かった。直線距離にして200㌔㍍でしかないが、かかった時間は40時間。ムセからミッチーナまでは反政府武装少…

GDP1%成長でも楽観的な日経、不安げの読売、本紙は大きな懸念
◆日経は「堅調」を強調 17日に発表された2013年10~12月期の国内総生産(GDP)は、大方の予想を大きく下回る数値だった。時事通信が伝えた民間シンクタンク11社の平均予想成長率(年率)は、実質2・5%成長だったが…

龍柱、至聖廟建設計画進める那覇市
市の玄関口の中華街化に住民警戒 昨年末、仲井真弘多(ひろかず)知事が名護市公有水面埋立申請を承認した。これにいち早く遺憾の意を表明したのは翁長(おなが)雄志那覇市長であり、抗議決議を採択したのは那覇市議会だ。政府や県と…

韓国捨てロシア帰化、ソチ冬季五輪の金メダリスト話題に
男子ショートトラックのビクトル・アン選手 社会の不条理に不満、世論も代理満足? ソチ冬季五輪の男子ショートトラック1000㍍で金メダルを取った韓国出身でロシアに帰化したビクトル・アン選手(28)が韓国で話題になっている…

The war on St. Valentine 聖バレンタインデーに仕掛けられる戦争
The war on St. Valentine Ruining holidays has become the national sport of the self-righteous and the politica…

ミャンマー国境都市ムセ 機能する通報システム
新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(5) 中国雲南省の瑞麗市と国境を接するムセに入った。ホテルにいたフランス人バックパッカーは、うんざりしたような顔を見せ「見るものなんて何もない退屈な町だ。これからもう…

オバマケアが雇用に悪影響
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 損なわれる労働意欲 保守派は5年前から警告 【ワシントン】医療保険改革法(オバマケア)をめぐってごたごたが続いている。民主党は、大統領の恣意的な判断で修正される同法を「国法」…

U.S., China in war of words over South China Sea air zone 南シナ海防空権めぐり米中が対立
U.S., China in war of words over South China Sea air zone The Obama administration appears to be launching a n…

仏教キリスト教融合への道
筑波大学名誉教授 加藤 栄一 世界平和の努力を通じ 教派超える称名や神秘体験 世界に22億余人のクリスチャン、4億人近い仏教徒がいるが、その内、仏教とキリスト教の融合を特に熱望し、その実現を自分のデスティニー(使命、天…

ミャンマー・シャン州 辺境が戦略的要衝の地に
新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(4) マルコ・ポーロは「東方見聞録」の中にビルマを「人も居住も見当たらず、多くの象と一角獣のいる国」と記している。ユニコーンを彷彿(ほうふつ)させる一角獣は、モヘンジ…

安倍首相国会答弁に「立憲主義の否定」と噛みつく東京のウソ見出し
◆朝日が持ち出す手法 「立憲主義」を持ち出して“安倍叩き”をやる。朝日はこの手法に拍車を掛けている。安倍晋三首相が1月の施政方針演説で、「自由や民主主義、人権、法の支配の原則こそが、世界の繁栄をもたらす基盤」とし、「こ…

僧侶に必要なのは「傾聴力」 浄土真宗称讃寺住職 瑞田信弘氏に聞く
『ただでは死ねん』を出版して 「終活」という言葉が普通に語られるように、どんな死に方をするかが問われる時代になった。香川県高松市にある浄土真宗称讃寺の瑞田(たまだ)信弘住職の近著『ただでは死ねん』(創芸社)は、死にかか…

秋田市で「木育キャラバン」、木と生きることを学ぶ
東京おもちゃ美術館主催 東京・四谷に「ふれて遊べる体験型ミュージアム」東京おもちゃ美術館がある。同館では2013年から全国各地で「木育(もくいく)キャラバン」を開催している。秋田市で2日間にわたって開かれたキャラバンを…

スイスが移民流入規制を強化へ
欧州の統合・深化には障害 スイスで移民流入規制の是非を問う国民投票が行われ、僅差だが規制に踏み切ることになった。一方、人と物の移動の自由を認める欧州連合(EU)では、加盟国の旧中・東欧諸国からのドイツやフランスへの移動…

法を超えた日本の家庭家族
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 弊害ある戦後個人主義 自然や文化伝統とつながれ 西欧近代の個人主義と合理主義を無批判に肯定したGHQ(連合軍総司令部)支配下の憲法および民法は、成立から60…

ミャンマー反政府勢力はなぜ油送管を襲わないのか
ベンガル湾に面したミャンマーのチャオピューと中国雲南省を結ぶパイプラインが昨年夏から、稼働を始めた。中国の最大の狙いはマラッカリスクの回避だ。 マラッカ海峡は狭いところは幅がわずか2・7㌔。有事になれば、簡単に封鎖さ…

コメ問題でタイ貢献党窮地に
農民が反政府運動に加勢も タイ政府が農家からコメを市場よりも高値で買い取るコメ担保融資制度が危機的状況を迎えたことで、与党タイ貢献党が揺さぶられている。同制度はインラック政権の目玉政策の一つで、政権発足直後の2011年…

TPP交渉と安倍農政にらみ転換期の日本農業に提言した東洋経済
◆興味深い輸出と経営 日本を含め12カ国によって農業など広い範囲にわたる経済の自由化を目的にした環太平洋連携協定(TPP)の交渉が進められている。とりわけ日本国内では農業分野での交渉の行方に大きな関心が払われている。と…

エコノミストに映る日中問題
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 衝突は世界経済大混乱 対立あっても協力を大きく 尖閣国有化以来こじれてしまった日中関係は、現在に至っても解決の兆しが見えない。この問題は、基本的には国際政治・外交・軍事の…
