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安倍首相国会答弁に「立憲主義の否定」と噛みつく東京のウソ見出し
◆朝日が持ち出す手法 「立憲主義」を持ち出して“安倍叩き”をやる。朝日はこの手法に拍車を掛けている。安倍晋三首相が1月の施政方針演説で、「自由や民主主義、人権、法の支配の原則こそが、世界の繁栄をもたらす基盤」とし、「こ…
僧侶に必要なのは「傾聴力」 浄土真宗称讃寺住職 瑞田信弘氏に聞く
『ただでは死ねん』を出版して 「終活」という言葉が普通に語られるように、どんな死に方をするかが問われる時代になった。香川県高松市にある浄土真宗称讃寺の瑞田(たまだ)信弘住職の近著『ただでは死ねん』(創芸社)は、死にかか…
秋田市で「木育キャラバン」、木と生きることを学ぶ
東京おもちゃ美術館主催 東京・四谷に「ふれて遊べる体験型ミュージアム」東京おもちゃ美術館がある。同館では2013年から全国各地で「木育(もくいく)キャラバン」を開催している。秋田市で2日間にわたって開かれたキャラバンを…
スイスが移民流入規制を強化へ
欧州の統合・深化には障害 スイスで移民流入規制の是非を問う国民投票が行われ、僅差だが規制に踏み切ることになった。一方、人と物の移動の自由を認める欧州連合(EU)では、加盟国の旧中・東欧諸国からのドイツやフランスへの移動…
法を超えた日本の家庭家族
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 弊害ある戦後個人主義 自然や文化伝統とつながれ 西欧近代の個人主義と合理主義を無批判に肯定したGHQ(連合軍総司令部)支配下の憲法および民法は、成立から60…
ミャンマー反政府勢力はなぜ油送管を襲わないのか
ベンガル湾に面したミャンマーのチャオピューと中国雲南省を結ぶパイプラインが昨年夏から、稼働を始めた。中国の最大の狙いはマラッカリスクの回避だ。 マラッカ海峡は狭いところは幅がわずか2・7㌔。有事になれば、簡単に封鎖さ…
コメ問題でタイ貢献党窮地に
農民が反政府運動に加勢も タイ政府が農家からコメを市場よりも高値で買い取るコメ担保融資制度が危機的状況を迎えたことで、与党タイ貢献党が揺さぶられている。同制度はインラック政権の目玉政策の一つで、政権発足直後の2011年…
TPP交渉と安倍農政にらみ転換期の日本農業に提言した東洋経済
◆興味深い輸出と経営 日本を含め12カ国によって農業など広い範囲にわたる経済の自由化を目的にした環太平洋連携協定(TPP)の交渉が進められている。とりわけ日本国内では農業分野での交渉の行方に大きな関心が払われている。と…
エコノミストに映る日中問題
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 衝突は世界経済大混乱 対立あっても協力を大きく 尖閣国有化以来こじれてしまった日中関係は、現在に至っても解決の兆しが見えない。この問題は、基本的には国際政治・外交・軍事の…
雪の首都圏の混乱を実況しながら雪害予算には歯切れ悪い報道番組
◆車の運転に警告的中 ソチ冬季五輪が開幕し、9日放送のフジテレビ「新報道2001」(新報道)は女子モーグル4位入賞の上村愛子選手の夫でアルペンスキーの皆川賢太郎選手ら元五輪選手はじめスポーツ関係の評者らが出演、また、テ…
Japanese man wins landmark lawsuit on religious oppression 宗教迫害めぐり日本人男性に画期的判決
Japanese man wins landmark lawsuit on religious oppression A Japanese man who had been kidnapped by family mem…
ラオス第4メコン橋 タイと中国結ぶ流通回廊へ
新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(2) 節はずれの雨が、ピアノの鍵盤を打つように、タマリンドの小さな葉を揺らしている。 昨年12月、メコン川をはさんでタイのチェンコーンとラオスのフアイサイを結ぶメコ…
ラオス・ボーテン 輸出された幽霊都市
新グレートゲーム 第2部 幻想だった中国の平和的台頭(1) マカオがラスベガスのカジノを凌駕(りょうが)し、シンガポールがカジノ参入に成功した事実は、東南アジアのカジノビジネスに希望と活力を与えている。 カジノビジネ…
安倍首相、集団的自衛権行使容認に拍車
舛添要一氏が圧勝、都民は現実的選択 都知事選後の安倍政権 中長期的には問題山積 身近な福祉、防災から、国政に関する脱原発まで幅広く論議された9日投開票の東京都知事選で、都民が首都の顔に選んだのは、自身の経験から高齢者福…
朝鮮半島統一の機運 明治維新から考察する
激動する北朝鮮情勢 明治維新、それは脱藩した気骨ある志士により達成された無血革命に類似する世界でも稀なる革命である。韓国の朴大統領が朝鮮半島の統一を意識した発言をされるように、予測より早い時期に北朝鮮に革命が起こる国際…
米国がテロとの戦いで岐路に
12年前の米同時多発テロ以来、テロ防衛、安全保障を最優先してきた米国だが、ここにきて大きな岐路に直面している。安全保障か、プライバシーかの選択で、安全保障優先の政策が限界に来つつあるのだ。過去1年近く続いてきた国家安全…
新憲法を生んだアラブの春
東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 イスラーム集団と距離 過激派と最後の闘争の時代 アラブの春と呼ばれた連続的な騒乱事件は4年目に入った。チュニジアに端を発した騒乱は旧政権の体制を維持しながら大統領、国会議員を国民の手で…
日中冷戦の現状と本質捉えた洞察と丁寧な分析の読売「政治の現場」
◆共産主義の政治宣伝 日本と中国の関係は、尖閣諸島をめぐる中国の言いがかりに日本が屈しないことなどから、今や“冷戦状態”に入っていると見ていい。日本は、何が何でも日本を貶(おとし)めようとする悪意に満ちた中国の覇権攻勢…
朴槿恵大統領の「統一は大当たり」発言が話題
韓国の朴槿恵大統領が新年の記者会見で「南北統一は大当たりになると思う」と述べてから1カ月以上が過ぎたが、マスコミや識者を中心にこの発言が話題になり続けている。来年は分断から70年、「韓半島の春」を求める機運は高まるのだ…
It’s a bird! It’s a drone! 「鳥だ!いや無人飛行機だ!」
It’s a bird! It’s a drone! Humphrey Bogart’s classic line in the movie “Casablanca” could take on a sinister n…
尖閣所在の地で再び保革一騎打ち 石垣市長選、来月2日投開票
中国が領海・領空侵犯を繰り返す尖閣諸島が所在する石垣市の市長選が3月2日投開票される。石垣島は南西諸島防衛の要であり、国益にも直結する大事な選挙だ。現職の中山義隆氏(46)=自民推薦=と前職の大浜長照氏(66)=無所属…
強い打算で始まる舛添都政
政治ジャーナリスト 細川 珠生 自公と三者三様の思惑 残念な投票率と女性候補不在 国政選挙より長い選挙のはずだが、首都・東京の顔を選ぶ選挙は、「あっけなく」終わった。投票日前日に45年ぶりの大雪に見舞われたとはいえ、あ…
やまと歌の起源は愛の交歓 萬葉集研究家 四宮正貴氏に聞く
建国記念の日特集 きょうは建国記念の日。日本の国の形成と共にあったのが和歌でした。萬葉集はじめ古今和歌集など勅撰和歌集も編纂(へんさん)されました。この和歌がどのようにして生まれ、どのような性格を持ち、どうして今日まで…