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「家族の多様化」の虚偽、「欲望」虚飾の美辞麗句

 河合は日本人の家族観に大きな変化はないと主張する一方で、結婚しない、あるいはできない人が増えて、「皆婚社会」が崩壊している事実は認める。しかし、これは家族観の変化による現象ではなく、「雇用環境の変化など社会的要因がもた…

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日本の政治家も地政学を学べ 「悪の論理」で動く国際政治

GHQにより禁止  最近でこそ、日本でも地政学という言葉が使われるようになったが、戦後、日本に進駐した占領軍(GHQ)は、日本の台頭を恐れて地政学の研究を禁止した。  このため、日本では国家戦略に決定的に必要となる地政学…

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米保守州に及ぶ同性婚拡大の波

リベラル判事、州の禁止を次々違憲に  米国で広がる同性婚合法化の波は、まるで燎原(りょうげん)の火のようだ。これまではリベラルな州を中心に広がってきたが、最近は保守的な州にまで燃え移り始めている。保守的な州は州憲法などで…

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対中対峙の持ち札弱い米国

アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 領土問題でやっと反撃 結束必要なアジアの同盟国  中国の習近平国家主席は、着々と権力を掌握し、アメリカの専門家たちからは、鄧小平以来の強く、またヴィジョンのあ…

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“真央ちゃん”賛辞をファン目線で豊かな共感にした読売「編集手帳」

◆名言紡いだ各コラム  雪と氷の上の熱戦17日間。ソチ冬季五輪(ロシア)が23日(日本時間24日未明)に幕を閉じた。日本の獲得メダル数8(金1、銀4、銅3)は、8位までの入賞数28とともに海外開催の五輪では過去最多。国内…

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韓国・朴大統領就任1年、対日関係改善見えず

 韓国の朴槿恵大統領が就任して25日で1年。世論調査では外交・安保の成果が評価されて支持率は50%を超え、民主化以降では歴代政権2位の高さというが、これとは対照的に対日関係の悪化は目に余るものがあり、今後の見通しも立って…

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EDITORIAL/A UAW defeat in Chattanooga 全米自動車労組、チャタヌーガで敗北

EDITORIAL/A UAW defeat in Chattanooga The bullies failed. Assembly-line workers at the Volkswagen assembly pla…

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保守で前進か、革新に戻るか 石垣市長選、来月2日投開票

 任期満了に伴い3月2日に投開票される石垣市長選は23日告示され、2期目を目指す現職の中山義隆氏(46)=無所属、自民・公明推薦=と返り咲きを狙う前職の大浜長照氏(66)=無所属=が立候補を届け出た。2012年9月の尖閣…

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気候変動は既定事実ではない

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 非科学的な温暖化論議 極端気象の増加は根拠なし  【ワシントン】何度も言うが、私は地球温暖化を支持していない。地球温暖化を否定している。ずっと前から、大量の二酸化炭素を大気中に…

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尖閣領空侵犯措置に万全を

元統幕議長 杉山 蕃 監視能力の強化が必要 各種の対応に訓練を重ねよ  先日、安倍総理は答弁のなかで、東シナ海での領海・領空主権維持に係る行動を念頭に、航空活動における時間的推移の厳しさから、不測の事態が起こりやすく、確…

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教育委員会制度見直しを批判する朝日が触れぬ左翼教組の政治介入

◆朝、毎、東の戦前合唱  自民党が教育委員会制度の見直し案をまとめ、公明党と詰めの協議を進めている。まだ紆余(うよ)曲折がありそうだが、「形骸化していた教委制度の抜本改革」(下村博文文科相)へ動きだした。見直し案は教育委…

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精神文化の基層を形成、北海道の縄文遺跡 伊達市噴火湾文化研究所所長 大島直行氏に聞く

 考古学が今、静かなブームになっている。北海道や北東北3県では、域内にある縄文遺跡群の世界文化遺産登録を目指し、登録推進運動を進めている。そうした中で伊達市噴火湾文化研究所の大島直行所長は縄文の世界は従来の考古学的なアプ…

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ベルギー安楽死法案の波紋、問われる生命の尊厳

 ブリュッセルのベルギー議会(下院)で13日、18歳未満の未成年者への安楽死を認める法案が賛成86票、反対44票、棄権12票で採択された。同国上院は昨年11月、既に承認済みだ。同法案はフィリップ国王の署名を受けてから成立…

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沖縄の地域性・優位性を生かして「英語立県」を

那覇市で英語教育シンポジウム  国際性と多様な能力を育む教育システムの構築が求められている現在、沖縄県では地域振興に貢献できる人材の育成や世界との交流ネットワークの構築、国際感覚を有した人材育成の形成が喫緊の課題となって…

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天地人の条件揃う日印関係

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 深い信頼感示すインド 半永久的な結びつきが可能  日印関係がより一層進化した。昨年11月末から12月の初めにおける今上陛下、皇后陛下のインド公式ご訪問に続き、今年1月26日には安倍…

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フィリピン アキノ大統領の警告

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(10)  中国の平和的台頭がフィクションでしかなかったことは、誰もが知るところとなっている。  今月初旬、アキノ比大統領はニューヨーク・タイムズからインタビューを受け、…

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東京、群馬、山梨の大雪孤立地帯に入った新潮が示す冬停電の深刻さ

◆教訓となる雪害現場  “歴史的大雪”に見舞われた日本列島。特に普段大雪の降らない関東甲地方では孤立地区や停電、物流の停滞で、いまだに正常な生活が取り戻せていない所がある。  14日(金曜日)から降り始めたこの冬2度目の…

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中国習政権が売春摘発で石油閥根絶へ

黙認の東莞警察トップ更迭  違法風俗店での売春が横行していた中国広東省東莞市で大規模摘発が9日から行われ、同市公安局長(警察トップ)が取り締まりの手抜かりを理由に更迭された。前政権時代の警察部門トップだった周永康・前政治…

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憲法改正は普通に行うべし

評論家 大藏 雄之助 適切に対応する諸外国 日本での矛盾の放置は重大  従来わが国は国家の当然のこととして自衛権を保有しており、その延長上に存在する集団的自衛権も保持しているが、その行使は日本国憲法第9条により禁止されて…

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児童ポルノ法改正で“後進国”の実態浮き彫りにした「深層NEWS」

◆認識不足ある日本人  18歳未満のヌード写真などを規制する法律がなかったわが国で、「児童ポルノ禁止法」が施行したのは1999年11月だから、今年秋でちょうど15年になる。それ以前は子供のヌード写真集が一般の書店の棚に堂…

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インド洋 中国が要衝の海に布石

新グレートゲーム 第2部幻想だった中国の平和的台頭(9)  インド洋は、21世紀の世界経済と安全保障の鍵を握る海洋となる見込みだ。  GDP(国内総生産)で米国に次ぐ経済力を有するようになった中国は経済新興国の先頭を走っ…

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アフリカ社会を蝕む汚職 アルアハラム政治戦略研究所アフリカ担当主任アマーニ・タウィール女史に聞く

貧困・テロ・感染症の温床に  アフリカは、依然貧困と紛争のただ中にある。さらにエイズや各種伝染病などの感染症が国民を苦しめている。エジプトのアルアハラム政治戦略研究所アフリカ担当主任、アマーニ・タウィール女史に、アフリカ…

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