コメ問題でタイ貢献党窮地に


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農民が反政府運動に加勢も

 タイ政府が農家からコメを市場よりも高値で買い取るコメ担保融資制度が危機的状況を迎えたことで、与党タイ貢献党が揺さぶられている。同制度はインラック政権の目玉政策の一つで、政権発足直後の2011年10月に導入された。この問題がタイ貢献党にとってシリアスなのは、扱いを間違えれば支持基盤となっている農民の離脱を意味するからだ。インラック首相の悪夢は、都市住民が主体となっている反政府運動に農民が加勢するようになることだ。(池永達夫)


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