[会員向け] 
冷静要す露のクリミア併合
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 ウクライナ騒乱の帰結 プロパガンダ戦争の様相に 昨年11月以来、混迷を続けたウクライナ情勢は3月18日、独立宣言後のクリミア自治共和国のロシアへの編入条約調印のあと、4月に入ってドネツ…

進展するクリミアのロシア化
ウクライナ連邦制導入を画策 ウクライナのクリミア自治共和国を編入したロシアは、クリミアのロシア化を着実に進める一方で、ウクライナへの連邦制導入を画策している。ウクライナを東西に分ける連邦制導入により、ロシア系住民の多い…

中国の「極超音速ミサイル」、2020年代前半に配備も 米国際評価戦略センター リチャード・フィッシャー氏
MD網を突破、深刻な脅威 【ワシントン早川俊行】中国の軍事動向に詳しい米シンクタンク、国際評価戦略センターのリチャード・フィッシャー上級研究員はこのほど、世界日報の取材に応じ、中国が開発を進める「極超音速ミサイル」につ…

エネルギー計画と同様、温暖化対策でも現実的な論評を示した日経
◆原発含む冷静な対処 安倍政権は11日に新しいエネルギー基本計画をまとめた。13日には、国連の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」第3作業部会が報告書をまとめた。これらに共通して関わるのはエネルギー問題である。…

Another red line for Obama, this time with Iran, Aboutalebi オバマ大統領にとってのもう一つのレッドライン
Another red line for Obama, this time with Iran, Aboutalebi Old wounds can heal, but not if they’re continuall…

防空網の盲点と教訓
最近、韓国では北朝鮮の無人機が大統領官邸上空まで侵入、写真を撮るなどしたことが判明し、大きなショックを与えた。3月24日の京畿道坡州市をはじめ、同31日は黄海の軍事境界線に当たる北方限界線(NLL)に近い白翎島の軍駐屯…

露の東部軍事介入を強く警告 ウクライナ駐日大使に聞く/本紙論説主幹
安保常任理事国による他国侵害 「戦後秩序への深刻な衝撃」 ウクライナのイーホル・ハルチェンコ駐日大使は15日、同大使館で本紙の黒木正博論説主幹と単独会見し、緊迫したウクライナ東部情勢について、ロシア議会がすでにウクライ…

孔子廟設置で特定団体に便宜か、那覇市長と市への住民監査請求受理
身障者福祉めぐり不適切な支出も 那覇市の不透明な財政管理に関する2件の住民監査請求がこのほど監査委員会に受理され、現在審議が行われている。久米2丁目の松山公園に設置された久米至聖廟(びょう)に対して市が特別な便宜を図っ…

スパイ擁護?韓国の「民弁」の正体は
韓国の左派系弁護士団体「民主社会のための弁護士会(略称・民弁)」が、数々のスパイ事件で容疑者をかばうため裁判を妨害したり、証言を意図的に覆させたなどとして批判を浴びている。民弁とはいったいどんな団体なのだろうか。(ソウ…

中国全人代の概要と教訓
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 なおも急増する国防費 安倍政権批判で求心力強化 中国では今春、第12期全国人民代表大会(全人代)第2回総会が北京で開催された。そこで審議された李克強総理の政府活動報告(政府報告)の概要を整…

米国で拡大する新全体主義
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 反論を封じ込める左派 同性婚は「解決済み」と主張 【ワシントン】2カ月前、11万人以上が署名した嘆願書がワシントン・ポスト紙に届けられた。地球温暖化に疑義を呈する記事を報じな…

‘Modern marvel’: New U.S. Navy destroyer Zumwalt christened in Maine 「現代の驚異」新型駆逐艦ズムウォルトが命名式
‘Modern marvel’: New U.S. Navy destroyer Zumwalt christened in Maine BATH, Maine – The U.S. Navy on Satu…

自衛官の結婚と国防
自衛隊が日陰者扱いされていた時代には、自衛官を結婚の対象と考える若い女性は少なかった。 しかし最近は、自衛隊の国内外での活躍により自衛官と結婚したいという若い女性が増え、自衛官とのお見合いパーティーは、どの会場も盛況…

ウクライナ問題の“ガス紛争”波及、リアリズム欠く脱原発派の3紙
◆露が価格8割アップ ウクライナ問題は“ガス紛争”へと波及しそうだと各紙が報じている 。 ウクライナは天然ガス消費の6割をロシアに依存しているが、ロシアが供給価格を8割もつり上げ、交渉いかんで供給停止を示唆しているか…

消費増税と今後の日本経済
鈴木政経フォーラム代表・経済学博士 鈴木 淑夫 10兆円近い緊縮的効果 問われる第3の拡張的政策 日本銀行が「量的質的金融緩和(いわゆる異次元金融緩和)」を打ち出して1年たったこの4月に、政府は消費税率を5%から8%へ…

武力衝突に終止符打てる? 比政府とMILF、包括和平に調印
3月27日、ミンダナオ島を拠点に武装闘争を続けてきた国内最大のイスラム武装勢力のモロ・イスラム解放戦線(MILF)が、新しい自治政府「バンサモロ」の創設を条件に、武装解除などのフィリピン政府の要求に応じ、包括和平合意文…

世界が注目する日本の鉄道技術、リニア新幹線着工を特集する各誌
◆英国受注に読み応え 日本の鉄道輸送に関する技術は世界でも最高水準にあることはよく知られている。既存の新幹線に代わってリニア新幹線が全国を網羅するのも遠い未来のことではない。加えて、2020年の東京オリンピック開催に合…

Despite trade concerns, Taiwan remains a linchpin in U.S. posturing on China 貿易めぐる懸念も、台湾は依然、対中関係の基軸
Despite trade concerns, Taiwan remains a linchpin in U.S. posturing on China Thirty-five years after President…

日米同盟と集団的自衛権、ヘーゲル米国防相が行使容認を支持
自民党内に「限定容認論」広がる 慎重な公明党に包囲網 ヘーゲル米国防長官は、9日の中国の習近平国家主席との会談で、米中両国が「新しいタイプの軍事関係」の構築を目指し、軍事交流を推進することでは一致したが、東シナ海や南シ…

贅沢三昧の北朝鮮独裁者
浪費は既に父の2倍以上 住民は3割が栄養失調 北朝鮮国防委員会第1委員長の金正恩は2013年に、高級時計など約2億7000万㌦の贅沢(ぜいたく)品を輸入し、自分と妻の李雪主(リソルジュ)の豪華な生活に使い果たした。その…

ウクライナ危機と軍の動き
ロシア研究家 乾 一宇 露軍臨戦下で駆け引き 火を噴くソ連崩壊後の対立 時は巡る。ソ連崩壊を20世紀最悪の地政学的惨事と嘆いたプーチン大統領に好機が巡ってきた。父祖の地キエフ=ルーシ、そのウクライナの政治的混乱に乗じ、…

米最高裁で争われる避妊費負担義務化
「信教の自由侵害」と企業経営者 米医療保険改革法(オバマケア)が再び連邦最高裁判所で争われている。オバマ政権は同法に基づき、企業や団体に対し、医療保険を通じて職員の避妊費用を負担することを義務化。だが、宗教的信念に反す…

北方領土、竹島、尖閣を領土と明記した教科書を評価した読売、産経
◆経緯から言及の産経 小学校と高校3年生が来春から使う教科書の検定結果が4日に、文部科学省から公表された。今回の小学校の検定教科書は、学習内容が増えたことに伴い厚くなった。現行の学習指導要領が、学力低下の弊害を受けて「…
