中国の「極超音速ミサイル」、2020年代前半に配備も 米国際評価戦略センター リチャード・フィッシャー氏


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MD網を突破、深刻な脅威

 【ワシントン早川俊行】中国の軍事動向に詳しい米シンクタンク、国際評価戦略センターのリチャード・フィッシャー上級研究員はこのほど、世界日報の取材に応じ、中国が開発を進める「極超音速ミサイル」について、2020年代前半までに初期型を配備する可能性があるとの見通しを明らかにした。「極超音速兵器は現在のミサイル防衛(MD)で迎撃するのは極めて困難」であり、中国が米国より先に配備すれば、「米中のパワーバランスに否定的影響をもたらす」と強い懸念を表明した。


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