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命かけない平和教育

 自衛隊発足から60年を迎えた7月1日、安倍晋三政権は臨時閣議を開き、従来の憲法解釈を変更して限定的に集団的自衛権の行使を容認することを決定した。  安倍首相は閣議後の記者会見で、「国民の命、平和な暮らしを守るため、切れ…

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イエロー・ジャーナリズム手法で“革命”煽る朝日のレーニン流編集

◆第1次大戦100年  今年は第1次世界大戦の勃発から100年。その引き金となったサラエボ事件の記念日(6月28日)に各紙は回顧モノを飾った。記事には兵士だけの戦争から国民総動員の「総力戦」へと移行したのが大きな特徴だと…

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比南部ダバオにテロの脅威

 フィリピン政府とイスラム武装勢力、モロ・イスラム解放戦線(MILF)との和平合意で、正常化に期待が集まるフィリピン南部情勢だが、ほかのイスラム過激派は、依然として反政府活動を続けており、治安上の大きな懸念となっている。…

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武器輸出三原則見直し決定で軍事ビジネスを特集したダイヤモンド

◆ビジネスとして注目  自衛隊は今年創立60周年を迎えた。自然災害への救助活動や海外でのPKO(国連平和維持活動)など国内外でその活動に高い評価を受ける。かつて国民から“胡散(うさん)臭い”組織として見られ、「肩身の狭い…

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集団的自衛権論争の空疎さ

評論家 大藏 雄之助 問題は中国の覇権主義 全世界に向け日本の広報を  与党の集団的自衛権発動の、いわゆる「新3要件」に関する協議で、座長の高村自民党副総裁が私案として提示した「国民の権利が根底から覆されるおそれがある場…

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ISIL’s rise forces GOP 2016 hopefuls to weigh in on intervention イラク問題で応迫られる共和党の大統領選出馬予定者

ISIL’s rise forces GOP 2016 hopefuls to weigh in on intervention The rise of Islamist guerrillas in Iraq is fo…

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大胆に「日本と手を握れ」、超保守言論人の観点

北と対峙する現実を直視  韓国の反日熱気のなかで、それでも「日本と手を握れ」と主張するのは、特にそれが言論の場合、“自殺行為”に等しい。  元「月刊朝鮮」編集長の趙甲済(チョカプチェ)氏が主宰するネットメディア「趙甲済ド…

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旅客船事故2ヵ月半、何も変わらない韓国

焼け太りする官僚組織  「サッカーワールドカップで韓国が勝ち進めば、セウォル号のことは忘れてしまうだろう」  知人の韓国人が半分冗談でこう言ったが、4月のセウォル号沈没事故から2カ月半が過ぎ、事故をきっかけに噴出した「官…

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復讐と分裂の「イスラム国」

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 イラク旧政権派も共闘 軍事攻撃を懸念するサウジ  古来より西のナイル・エジプト、東のメソポタミア・イラクは、レバント(地中海東部沿岸の中東地域)を中軸として、釣り合い人形の弥次郎兵衛の如…

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米大学に浸透する「孔子学院」、中国プロパガンダ工作に警戒感

 中国政府は自国の文化を国際社会に広める「ソフトパワー」戦略の柱として、海外の大学に中国語や中国文化を教える「孔子学院」を積極的に設立している。これに対し、米国大学教授協会は先月、「孔子学院は中国政府の一支部で、学問の自…

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ODA大綱改正に向け「軍事的用途の回避」見直しに賛意示した産経

◆評価した読・産など  発展途上国の経済発展などを支援する政府開発援助(ODA)は、第2次世界大戦後の世界の復興の中で1960年に国際開発協会(IDA、通称・第二世界銀行)、1961年に開発援助委員会(DAC)が設立され…

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中国は北より南を重視? あす習主席訪韓、金第1書記を頭越し

 中国の習近平国家主席が3日から4日の日程で韓国を国賓訪問する。北朝鮮の核開発や日本の「歴史認識」、経済協力などをめぐり関係強化を再確認するのが狙いとみられるが、何よりも北朝鮮の最高指導者・金正恩第1書記と会談をしないま…

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Tsunami of the huddled masses 津波のように押し寄せる越境集団

Tsunami of the huddled masses President Obama’s dirty laundry is on display on the border for all to see. U.S….

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集団的自衛権に賛否2択、「限定容認」加えた3択で変わる各紙調査

読売調査結果の衝撃  新聞の世論調査で衝撃を与えたのは、何といっても6月2日付の読売だろう。集団的自衛権行使の憲法解釈の見直しについて政府が与党協議で示した15事例のうち、5事例をそのまま世論調査で問うたからだ。他紙には…

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一方的に法を修正する米政府

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 共和党が法的手段検討 権限侵害に目を覚ます議会  【ワシントン】最高裁は今週、温室効果ガス規制での過剰反応をめぐって環境保護局(EPA)に警告した。クリーンエア法は、年間250…

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政商が牛耳るウクライナ政治

ロシア研究家 乾 一宇 暴力に訴えた権力闘争 露の90年代と似た国富簒奪  親露派のP・ヤヌコビッチ大統領(地域党。肩書きは当時、以下同じ)が2月の政変で追われ、それにとって代わった親欧米派の暫定政権によって5月25日、…

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Anti-Americanism rampant, fringe conspiracy theories take hold in Russia ロシアで高まる反米感情

Anti-Americanism rampant, fringe conspiracy theories take hold in Russia MOSCOW – It was a mere five yea…

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膨張する中国の対外政策、習近平政権のジレンマ 拓殖大学客員教授 石 平氏

中国の対外膨張政策は不変  拓殖大学の石平客員教授はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で講演し「習近平政権は胡錦濤政権より危険」と指摘し、軍をバックにした習政権…

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日米同盟を深める後方支援

軍事評論家 竹田 五郎 集団的自衛権で検討を 中国に甘かった周辺事態法  第2次世界大戦による多大の戦禍は、世界の人々に戦争の悲惨さを体験させた。各国は平和への道を希求し、国連を創設し、集団安全保障を平和への道とした。集…

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読書好きの子供を増やそう

「本のまち」を目指す八戸市  青森県八戸市は先月、市内の書店で使える独自の「マイブッククーポン」を市内の全児童に配布した。「本のまち八戸」を掲げる市のマイブック推進事業の一つで、読書に親しむ環境づくりとして、児童が自ら書…

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「都議会やじ」で謝罪経緯は追ったがセクハラに関心薄い文春、新潮

◆内幕がなかった文春  都議会セクハラやじ騒動は、予想通り、韓国や米国にまで拡大している。これは「慰安婦」攻撃に晒されているわが国にとって、もっとも起こしてほしくない問題だった。「性的虐待」「女性の人権を軽視する国」とい…

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