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復讐と分裂の「イスラム国」

東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 イラク旧政権派も共闘 軍事攻撃を懸念するサウジ  古来より西のナイル・エジプト、東のメソポタミア・イラクは、レバント(地中海東部沿岸の中東地域)を中軸として、釣り合い人形の弥次郎兵衛の如…

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米大学に浸透する「孔子学院」、中国プロパガンダ工作に警戒感

 中国政府は自国の文化を国際社会に広める「ソフトパワー」戦略の柱として、海外の大学に中国語や中国文化を教える「孔子学院」を積極的に設立している。これに対し、米国大学教授協会は先月、「孔子学院は中国政府の一支部で、学問の自…

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ODA大綱改正に向け「軍事的用途の回避」見直しに賛意示した産経

◆評価した読・産など  発展途上国の経済発展などを支援する政府開発援助(ODA)は、第2次世界大戦後の世界の復興の中で1960年に国際開発協会(IDA、通称・第二世界銀行)、1961年に開発援助委員会(DAC)が設立され…

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中国は北より南を重視? あす習主席訪韓、金第1書記を頭越し

 中国の習近平国家主席が3日から4日の日程で韓国を国賓訪問する。北朝鮮の核開発や日本の「歴史認識」、経済協力などをめぐり関係強化を再確認するのが狙いとみられるが、何よりも北朝鮮の最高指導者・金正恩第1書記と会談をしないま…

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Tsunami of the huddled masses 津波のように押し寄せる越境集団

Tsunami of the huddled masses President Obama’s dirty laundry is on display on the border for all to see. U.S….

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集団的自衛権に賛否2択、「限定容認」加えた3択で変わる各紙調査

読売調査結果の衝撃  新聞の世論調査で衝撃を与えたのは、何といっても6月2日付の読売だろう。集団的自衛権行使の憲法解釈の見直しについて政府が与党協議で示した15事例のうち、5事例をそのまま世論調査で問うたからだ。他紙には…

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一方的に法を修正する米政府

米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 共和党が法的手段検討 権限侵害に目を覚ます議会  【ワシントン】最高裁は今週、温室効果ガス規制での過剰反応をめぐって環境保護局(EPA)に警告した。クリーンエア法は、年間250…

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政商が牛耳るウクライナ政治

ロシア研究家 乾 一宇 暴力に訴えた権力闘争 露の90年代と似た国富簒奪  親露派のP・ヤヌコビッチ大統領(地域党。肩書きは当時、以下同じ)が2月の政変で追われ、それにとって代わった親欧米派の暫定政権によって5月25日、…

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Anti-Americanism rampant, fringe conspiracy theories take hold in Russia ロシアで高まる反米感情

Anti-Americanism rampant, fringe conspiracy theories take hold in Russia MOSCOW – It was a mere five yea…

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膨張する中国の対外政策、習近平政権のジレンマ 拓殖大学客員教授 石 平氏

中国の対外膨張政策は不変  拓殖大学の石平客員教授はこのほど、世界日報の読者でつくる「世日クラブ」(会長=近藤讓良・近藤プランニングス代表取締役)で講演し「習近平政権は胡錦濤政権より危険」と指摘し、軍をバックにした習政権…

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日米同盟を深める後方支援

軍事評論家 竹田 五郎 集団的自衛権で検討を 中国に甘かった周辺事態法  第2次世界大戦による多大の戦禍は、世界の人々に戦争の悲惨さを体験させた。各国は平和への道を希求し、国連を創設し、集団安全保障を平和への道とした。集…

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読書好きの子供を増やそう

「本のまち」を目指す八戸市  青森県八戸市は先月、市内の書店で使える独自の「マイブッククーポン」を市内の全児童に配布した。「本のまち八戸」を掲げる市のマイブック推進事業の一つで、読書に親しむ環境づくりとして、児童が自ら書…

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「都議会やじ」で謝罪経緯は追ったがセクハラに関心薄い文春、新潮

◆内幕がなかった文春  都議会セクハラやじ騒動は、予想通り、韓国や米国にまで拡大している。これは「慰安婦」攻撃に晒されているわが国にとって、もっとも起こしてほしくない問題だった。「性的虐待」「女性の人権を軽視する国」とい…

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香港民主派、普通選挙実施求め抗議行動

 香港の次期トップを選出する2017年の行政長官選に「普通選挙」を導入する制度改革をめぐり、民主派が長官になる可能性を強く懸念する中国政府は、親中派を巧妙に操って行政長官選から民主派を排除する選挙制度を練っている。民主派…

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W杯日本人サポのゴミ拾いで集団的自衛権の批判をする「サンモニ」

◆称賛集めたゴミ拾い  サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会も一次リーグを終えてベスト16が出そろった。残念ながら日本は1分け2敗に終わり、2大会連続のベスト16進出はならなかった。  その中で、今大会の日本は選…

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祖国を愛せなくした日本人

桐蔭横浜大学法学部教授 ペマ・ギャルポ 続く世論のミスリード 目に余る愛国主義は中韓に  今、日本中の人々がワールドカップに夢中になっている。特に日本代表の試合になると惜しみない応援をしていた。帰化日本人である私の家内も…

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3700人で海の環境保護作戦 エジプト・ハルガダ

全世界からダイバー集う ギネスの新記録を達成?  全世界から集合したダイバー約3700人(主催者のダイビングと環境保護のためのハルガダ国際フェスティバル実行委員会が発表)がこのほど、エジプトの紅海沿岸のリゾート地ハルガダ…

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Hillary’s corporate backers have long history with Bill クリントン夫妻への支援を続ける企業

Hillary’s corporate backers have long history with Bill When Hillary Rodham Clinton stepped in front of a podi…

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人口急減防ぐ処方箋、危機意識の共有からスタート

 月刊「中央公論」7月号は、6月号に続いて日本創成会議・人口減少問題検討分科会が5月に発表した2040年時点の全国市区町村別人口(推計)をもとに、日本の人口減少問題を扱っている。復興大臣政務官の小泉進次郎、宮城県女川町長…

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サッカー強いカトリック、W杯に見る文化の違い

体格よりも国民性の影響大  サッカーのW杯ブラジル大会で、日本代表は1次リーグを突破できなかった。ヨーロッパで活躍する選手が増え、「史上最強チーム」という評価があるほど、国内での前評判は高かった。ベスト8を目標にしていた…

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夜間中学にもっと光を! 100万の義務教育未修了者

厳しい自主校の公立化  皆さん、夜間中学というものをご存知だろうか。  現在、日本全国に35の公立夜間中学があります。東京に8校、大阪11校という具合で、最盛期には全国に87の夜間中学があったと言われています。  戦前か…

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過激組織の復活に世界が衝撃、「厳格なイスラム国家」目指すISIS

 イラク首都バグダッドの解放を叫び南進する国際テロ組織アルカイダ系過激派組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の目的は、イラクとシリアにまたがる、厳格なイスラム法に基づくイスラム国家を建設することにある。母体は、…

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