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閣僚は本来の職務果たせ
米コラムニスト マーク・ティーセン 国家安保チームを刷新 大統領補佐官にボルトン氏 トランプ大統領が、ジョン・ボルトン氏を国家安全保障担当大統領補佐官に、マイク・ポンペオ氏を国務長官に指名したことを受けて、批判の声が上…

中国の軍事活動への対応
元統幕議長 杉山 蕃 対艦誘導弾の充実図れ 射程延伸と監視網の統合を 平昌五輪パラリンピックが無事終了し、この間、北朝鮮の両大会への参加を契機として、南北対話さらに米朝首脳会談の機運が醸成され、これに備えて北朝鮮の金正…


ネパール、中印との外交バランス重視 エクナト・ダカール氏
元ネパール和平復興相 エクナト・ダカール氏に聞く ネパールのエクナト・ダカール元和平復興相(43)はこのほど来日し、世界日報のインタビューに応じた。ネパールでは、2015年に成立した新憲法下で初めて行われた選挙の結果、…

「劣化する伝統宗教」寺院・神社界の“暗部”を暴き出すダイヤモンド
◆頻発する生臭い事件 近年、“終活”という言葉を頻繁に聞くようになった。人口減少による高齢化社会の中で、人生の最期をどのように迎えるか、を真剣に考える人が増えたことによるのだろう。そもそも終活とは、読んで字のごとく人生…

天皇と憲法について考える
哲学者 小林 道憲 慣習や法にこそ主権存在 統治権の総攬者としての天皇 来年は、天皇の代替わりがある上に、憲法の問題も議論されているので、憲法上の天皇の地位などについて考えてみたい。 「日本国憲法」第1条では、よく知…


中国軍、米石油企業システムに侵入
USTRが大物ハッカー名指し 米通商代表部(USTR)は中国政府の不公正な貿易慣行に関する最新の報告で、人民解放軍(PLA)の将官が、米石油・ガス企業などに対するサイバースパイ活動を指揮していたことを初めて明らかにした…

銃乱射犯の大半が父親のいない家庭で育つ Most mass shooters grew up with absent fathers
銃規制に取り組む活動家たちは、乱射事件をすぐに拡散する銃のせいにするが、拡散する父親のいない家庭についてはあまり指摘しない。 しかし、調査によると、学校銃乱射犯は、片方または両方の親がいない、薬物中毒、または虐待する…

佐川氏証人喚問に大山鳴動してネズミ一匹の政治ショーと化す各局
◆思惑絡む政治家出演 年度末にかけて報道番組を騒がせた学校法人「森友学園」との国有地取引に関する財務省の決裁文書の書き換え問題で、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が3月27日に衆参両院で行われた。 毎度のことながら大山…


「昇進おめでとう」赤旗拡大作戦
加古川市の井上津奈夫氏は平成22年6月に共産党議員になった。同じ党内には岸本建樹氏、高木英里氏がいた。そして、職員の昇進が発表される3月下旬から4月初めの間に、集中的に機関紙拡大を行ってきたという。当時を振り返って井上…

「LGBT」の定義 「性」の細分化で混乱
倫理・秩序を破壊する造語 性的指向と性自認を同列にする無理 10年ぶりに改訂された岩波書店の国語辞典「広辞苑」第7版で、幾つもの誤りがあり、この辞典の信用を失墜させる事態となったが、その誤りの一つに「LGBT」について…

総がかり行動の極左 左翼の主導権争い再燃も
勧誘で青年増える傾向 森友問題で佐川宣寿前国税庁長官の国会証人喚問が行われた27日、国会議員会館前の安倍内閣退陣を求める「総がかり行動」の昼の部では立憲民主党の松田功衆院議員、夜の部では同党の近藤昭一衆院議員が発言し、…

サウジに対する9・11訴訟開始へ Judge rules 9/11 lawsuit against Saudi Arabia can proceed
28日の判事の判断によって、2001年9月11日の米同時多発テロの共謀容疑でサウジアラビアを訴え、巨額の損害賠償を求める訴訟の開始が可能になった。 ニューヨーク州マンハッタンの連邦地裁のジョージ・ダニエルズ判事は、サ…


不安定な習・共産党体制
昨年10月に開催された中国共産党大会で、習近平総書記率いる中国共産党中央は、「新時代」をキーワードとして掲げた。従来の世界秩序に満足しないニュアンスが込められた「新時代」に中国は何を求め、どう行動するのか。笹川平和財団…


遺跡から見たアイヌ民族
調査進む小氷期の古環境 海道立北海道博物館学芸員 添田雄二氏に聞く 15世紀から19世紀初頭にかけて世界は小氷期と呼ばれる地球規模の寒冷期を迎えていた。とりわけ17世紀中頃から起きたマウンダー極小期は特に寒冷で作物が育…


「赤旗」役所内勧誘の実態、自粛通知に共産市議改めず
「赤旗」役所内勧誘の実態(上) 兵庫県加古川市(上) 日本共産党にとって機関紙「しんぶん赤旗」は、①党員の教育②党活動推進ツール③党活動の財政基盤――と党にとって機関車的な役割を担う。政党助成金を受け取っていない同党に…


米ペンシルベニア州下院補選 共和、トランプ氏「圧勝」の地で敗北
中間選挙に向けて打撃 13日に投開票が行われた米東部ペンシルベニア州の下院補欠選挙は、約600票差の大接戦となり、不在者投票の再集計などが実施されたが、21日に共和党のリック・サコーン州下院議員が敗北を認めたことで、民…

習近平終身国家主席の行く末
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 絶対的権力は両刃の剣 一党独裁よりも脆い独裁者 メディアでは中国の習近平が終身国家主席(大統領)になったというニュースを大々的に報道し、否定的に見ると同時に危険視している…

米国の貿易制裁措置にそろって「一方的」「独善」と強い批判の各紙
◆最も厳しかった日経 朝日「貿易戦争回避に全力を」、毎日「混乱広げる独善的強硬策」、東京「報復合戦でなく交渉を」とリベラル系3紙が訴えれば、保守系3紙も同様に、読売「勝者なき貿易戦争を避けよ」、産経「国際秩序を損なう独…


慶良間の集団自決から73年、「軍命」は援護法のための後付け
沖縄戦聞き取り調査第一人者 作家・星 雅彦氏に聞く 第2次世界大戦末期の沖縄戦で米軍の沖縄本島上陸前に激戦となった慶良間諸島で、1945年3月25日には座間味島、28日には渡嘉敷島で住民が集団自決をした。戦後、何度も現…

ペンシルベニアの戦いはまだ終わらない The last hurrah in Pennsylvania
(往年のヤンキースの名キャッチャー)ヨギ・ベラがかつて私たちに気付かせたように「本当の終わりが来るまでは終わりではない」のだ。別の哲学者は、かつて、「希望は永遠に湧き出る」と語った。 哲学者の名言を持ち出した趣旨は、…


韓国財界・市民団体、南北交流・協力に前のめり
先月の平昌冬季五輪で北朝鮮が微笑外交を展開したことを契機に朝鮮半島に融和ムードが広がる中、韓国では財界や市民団体などが北朝鮮との経済協力や文化交流を再開させる動きが出始めた。北朝鮮が武力挑発路線を放棄しない限り、交流・…


国務長官交代と米外交・安保
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき 強硬姿勢で政策統一へ かじ取り迫られる国防長官 レックス・ティラーソン米国務長官は昨年後半から「歩く亡霊」といわれてきた。トランプ大統領と政策も人格的にも合…


北海道教育大の僻地・小規模校実習、参加学生が地方の優位性を体感
全国各地で小中学校の小規模校化が進み、特に北海道は僻地・小規模校が全体の半数を超えている。北海道教育大学では、同大生に僻地(へきち)・小規模校の教育実習を積極的に体験させることで、その理解を深めさせ、地域に生きる教育者…
