[会員向け] rss

バックナー中将の戦死、最後まで前線で兵士鼓舞

歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (32)  筆者はこの連載の冒頭で「最も醜いはずの戦争の中に、最も美しい物語が潜んでいる」と書いた。今回はその一つを紹介しよう。1945年6月18日、南部前線視…

続き

「LGBT」の政治利用 「差別」で劣情を煽る

権力闘争の手段にする左翼  保守派の衆議院議員、杉田水脈(みお)(自民党)が月刊「新潮45」8月号に寄稿した「『LGBT』支援の度が過ぎる」が支援団体やリベラル・左派のメディアからの批判に曝(さら)された上、批判への反論…

続き

野党共闘に乗る左翼諸派

 来年の参議院議員選挙に向けて、各党・政治勢力が動き始めている。注目されているのは、日本の主要勢力が一体となって憲法改正に取り組むか、それとも枝野幸男立憲民主党代表が首相、政権与党の座を狙って憲法改正に反対し、共産党など…

続き

明らかになるISの残虐性 Horror of Islamic State revealed as Iraq, Syria reclaim occupied lands

 過激派組織「イスラム国」(IS)が誇示してきた「カリフ制国家」が崩壊し、その残虐ぶりがようやく明るみになってきた。イラクとシリアで復興が進められる中、何百もの集団墓地が見つかり、4年間の死、破壊、想像を絶する残虐行為が…

続き

『精霊の守り人』を英訳して

児童文学翻訳家 平野キャシーさんに聞く わが子が喜ぶ本 米国にも  日本の児童文学作品の英訳をしている香川県高松市在住のカナダ人、平野キャシーさん。子育ての経験やバハイ教(19世紀半ばイランでバハオラが創始した一神教)の…

続き

習主席の比公式訪問

 中国の習近平国家主席が20日、フィリピンを公式訪問した。中国の国家主席がフィリピンを訪問するのは実に13年ぶり。南シナ海の領有権問題で激しい対立を繰り広げたアキノ前政権から一転し、融和姿勢を強調するドゥテルテ大統領の取…

続き

ウイグル族迫害と米中「冷戦」

東洋学園大学教授 櫻田 淳 対中懸念を強める米国 政府と議会の「共通認識」に  米中両国を軸とした「第2次冷戦」への流れは、止まらないようである。  「日本経済新聞」(電子版、11月10日配信)記事に拠(よ)れば、ワシン…

続き

ベネズエラ難民が大量発生、対応に苦慮する南米周辺国

コロンビアは100万人滞留  南米ベネズエラは、反米左派のマドゥロ政権下で長年の放漫財政や原油インフラに対する投資不足などが重なり、経済崩壊に近い状況に陥っている。国連は10月8日、同国から隣接する周辺の国々に逃れた難民…

続き

ISSからのカプセル回収で「有人」視野に将来像示せと迫った産経

◆日本独自の回収は初  宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、国際宇宙ステーション(ISS)での実験で得た試料を、自前の手法で回収することに成功した。  ISSに必要物資を運ぶ日本の無人補給機「こうのとり」7号機は、帰路、…

続き

米海兵隊基地キャンプ・シュワブは地元が誘致

米海兵隊基地キャンプ・シュワブは地元が誘致

仲介役を担った元米陸軍中佐の手記で明らかに  米海兵隊基地キャンプ・シュワブは1956年、名護市辺野古に完成し、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の代替施設の移設先として日米両政府が合意している。沖縄県は地元の誘致があったこと…

続き

大切なものを守りながら変化に対応する Managing change, preserving what’s important

 中間選挙で感じられた政治的揺らぎを受けて、私たちは皆、米国の人口動態の進化によって、米国が土台から異なった国になってしまうものかどうか思案投げ首の状態に置かれている。変化のつむじ風が吹き荒れて、風景を作り替えている中で…

続き

オーストリア原発中止40年 壮大な浪費、国民投票アレルギー

 アルプスの小国・オーストリアにも原子力発電所があった40年前の話だ。厳密に言えば、原発は建設され、いつでも操業できる状態だった。それが国民投票で操業開始反対派が僅差で操業支持派を破ったため、建設され、操業開始寸前の原発…

続き

外国人労働者の受け入れ拡大

移民不在で成長率は最低 国民の不安取り除く制度整備  日本政府の外国人労働者に対する政策姿勢が、大きく変わろうとしている。安倍政権は外国人労働者の新しい在留資格である「特定技能」を新たに設けるため、出入国管理法の改正案を…

続き

研究課題を策定し生徒の学力向上へ実践活動

研究課題を策定し生徒の学力向上へ実践活動

北海道・南幌中学校で公開授業研究会  道都・札幌から車で東に40分ほど走ると田園風景が広がる南幌町に至る。今では札幌への通勤圏となっているが、同町内の町立南幌中学校で10月31日、「基礎・基本を習得し、自ら考え表現する生…

続き

CO2削減へ再エネ最大限導入

原田義昭環境大臣  原田義昭環境大臣はこのほど、世界日報社のインタビューに応じ、気候変動対策には温室効果ガスの抑制が重要だと強調し、排出量削減のため再生可能エネルギーを最大限導入していく意向を示した。(聞き手・岸元玲七)…

続き

ご存知ですか?「健康長寿新ガイドライン」

都健康長寿医療センター研究員・清野 諭氏  「ご存知ですか?『健康長寿新ガイドライン』ポイントを押さえて!あなたも健康長寿」をテーマにした東京都健康長寿医療センター研究所主催の老年学・老年医学公開講座が東京都文京区の文京…

続き

NATO加盟の独伊との違い無視し日米地位協定改定を主張する沖縄紙

◆「血の同盟」NATO  「戦争と革命の世紀」。ドイツ出身の米思想家ハンナ・アーレントは20世紀をこう呼んだ。戦争と革命は別物ではなく、「暴力」が両者の公分母になっているとも言っている。とすれば、21世紀もまた「戦争と革…

続き

仏大統領の米非難は間違い

アメリカ保守論壇 M・ティーセン 強い米国が世界平和守る 問題は偏狭なオルトライト  フランスのマクロン大統領は、ポピュリスト・ナショナリズムを非難し、「世界に共通する善」を守る国連などの機関への支援を世界の指導者らに呼…

続き

「学問の自由」妨げる教育者

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 学生に新しい情報与えず 意見異なる講師の講演を拒否  最近、国内の二つの大学で学生に講義するという機会を与えられたものの、拒否されるという非常に不快な経験を…

続き

ビル・ガーツ

米中安保対話で米、南シナ海のミサイル撤去要求

 トランプ米政権はワシントンで今月上旬に行われた米中外交・安全保障対話で、南シナ海に中国が配備したすべての対艦・対空ミサイルを撤去するよう求めていた。このような要求が明らかになるのは初めて。  国務省が公表した米中対話の…

続き

原爆Tシャツ問題で韓国の無知とテレ朝の措置の双方を批判する新潮

◆新たな日韓の火種に  韓国の世界的ポップスター「防弾少年団(BTS)」が過去に原爆をあしらったTシャツを着ていた問題について、週刊誌はそれを批判する一方で、番組出演を見送ったテレビ朝日の対応も批判している。  週刊新潮…

続き

新鮮味欠く『自衛隊「別班」』

 講談社現代新書から石井暁共同通信社編集委員が『自衛隊の闇組織 秘密情報部隊「別班」の正体』を出版した。  本書は話題の一冊として、各方面で紹介されている。  石井氏が5年にわたって50人近い現職・元自衛官に取材し、共同…

続き

豪「エルサレムに大使館」検討

獨協大学教授 佐藤 唯行 ユダヤ票獲得狙う与党 総選挙に向け資金源確保も  オーストラリアのモリソン首相は10月16日、エルサレムをイスラエルの首都として公式に認め、商都テルアビブに設置されている豪州大使館のエルサレム移…

続き