[会員向け]
習主席とG20で会談へ、対中貿易合意に強硬派懸念
アルゼンチンで行われる20カ国・地域(G20)首脳会議でトランプ大統領が、中国に対し譲歩するのではないかとの懸念が米国の中国専門家の間で高まっている。クドロー国家経済会議(NEC)委員長が27日、トランプ氏は、中国との…
イスラエル治安機関が大規模テロ計画を阻止
ハマス、西岸に実働部隊 イスラエル国内治安機関シャバク(シンベト)は22日、イスラエルの民間人を標的とした大規模な爆弾テロ攻撃計画を阻止したことを発表した。ガザ地区を実効支配するイスラム根本主義組織ハマスが、ヨルダン川…
中国の圧迫に苦悩する台湾
拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 日常に根付く「全民国防」 民間企業が軍事的訓練を指導 台湾の地方選挙では民進党の大敗が伝えられているが、先立つ11月8日、淡江大学で開催された国際シンポジウムに参加してきた。この国際シンポ…
大阪万博決定でまず総花的なテーマの中身の明確化を求めた読、朝、産経
◆経済牽引の役割期待 「これまでの常識を打ち破る、世界の課題解決を実現させる万博にしたい」(松井一郎大阪府知事)。 パリで23日に開かれた博覧会国際事務局(BIE)の総会で、2025年国際博覧会(万博)の開催地が大阪…
移民問題タブー視をやめよう
出入国管理法改正に賛成だが 外国人労働者受け入れ拡大のための出入国管理法改正案に対し、「拙速」との批判が左右から出ている。だが、少子高齢化社会の助っ人集めと、技能実習、留学、難民申請などを名目にした“ゆがんだ”就労横行…
防衛省、自衛官獲得に奮闘
NEWS クローズ・アップ 女性隊員増へ体制整備 少子化問題が深刻化する中、国内の多くの企業が若手の人材獲得に頭を抱えている。国を守る役割を担う自衛隊も例外ではない。防衛白書によると2014年度以降、自衛官候補生(任期…
「やんばる地方」から沖縄の健康長寿の復活を
北部12市町村の首長ら「やんばる健康宣言」 「国際コンソーシアム協定連携シンポジウム」(公立大学法人名桜大学と北部振興会が主催)がこのほど沖縄県名護市の名桜大学内で開催され、北部(通称「やんばる地方」)の12市町村の首…
奇妙な風が吹いている下院 Strange times in the House
「サンフランシスコの価値観」の権化、ナンシー・ペロシは、先日、思いも寄らない政治グループからの支持の手紙をもらった。彼女はドナルド・トランプからファンレターをもらったのだ。漏れ聞こえてくるうわさ話に反して、別の詳しい話…
仏で燃料価格高騰、減税求めデモ過熱
政府はエコカー普及目指すも苦戦 フランス国内で燃料価格高騰への不満が高まる中、各地に広がる黄色いベストを着用した抗議デモが長期化している。同時に化石燃料を使わない電気自動車(EV)など、エコカーへの乗り換えを奨励する政…
イスラエルの思想と自己犠牲
名寄市立大学教授 加藤 隆 特権を与えられた人間 神の命令に従う責任と義務 『ツキを呼ぶ魔法の言葉』の著者として一世を風靡(ふうび)した五日市剛氏だが、彼が学生時代にイスラエルで出会ったおばあさんの言葉は人を引き付ける…
ご存知ですか?「健康長寿新ガイドライン」
都健康長寿医療センター研究員・野中久美子氏 「ご存知ですか?『健康長寿新ガイドライン』ポイントを押さえて!あなたも健康長寿」をテーマにした東京都健康長寿医療センター研究所主催の老年学・老年医学公開講座が東京都文京区の文…
辺野古地元住民の意向を無視し「政治操作のデマゴギー」を流す沖縄紙
◆地元が米軍基地誘致 沖縄の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の代替施設の移設先は、言わずと知れた名護市辺野古だ。その辺野古に米海兵隊基地「キャンプ・シュワブ」がある。だから、辺野古問題の核心は同基地を拡充し普天間の受け皿と…
「オバマ系判事」は存在する
アメリカ保守論壇 M・ティーセン 最高裁長官の主張は間違い 司法の独立を損ねる 裁判官が政治的に独立しているということを示そうとして、固い信念を持つ大統領と政治的論争に挑むというのもおかしな話だ。 トランプ大統領が、…
自主憲法制定の悲願忘れるな
NPO法人修学院院長・アジア太平洋交流学会会長 久保田 信之 その場しのぎの「加憲」 日本の主権は奪われたまま 安倍晋三首相は、第197臨時国会で、衆参両院の本会議で所信表明演説を行った。その中で、自民党の憲法改正条文…
米ニューヨーク・エリス島 「移民の玄関口」の歴史刻む
NEWSクローズ・アップ 米ニューヨーク湾にあるエリス島はかつて、自由や豊かな生活を求めて米国に渡ってきた移民たちの玄関口だった。多くの人が入国審査を受けたこの島には、移民国家としての米国を形作った歴史の1ページが刻ま…
現代医療に対し「祈り」の効用や高額医療の弊を鋭く指摘する記事2題
◆『祈る心は、治る力』 週刊誌の読者層が高年齢化し、健康・医療をテーマにした記事が毎号のように載っている。その中で現代医療の在り方について物申した二つの記事に注目したい。一つは「帯津良一の『健脳』養生法-死ぬまでボケな…
急接近するオーストリアと露
日本大学名誉教授 小林 宏晨 外相披露宴にプーチン氏 立ち位置問われるEU議長国 オーストリア南部に位置するシュタイアマルク州のあるゲストハウスで8月18日、オーストリア外相カリン・クナイスル氏(53)の結婚披露宴が開…
匿名の論文掲載可能な学術誌発行へ Journal to give voice to silenced scholars
学者らが、査読を通過した論文の匿名での発表を可能にする新たな学術誌を発行する。これは、学界で知的不寛容が拡大していることの表れだ。 プリンストン大学ヒューマン・バリュー・センターの生命倫理学教授ピーター・シンガー氏に…
歯舞・色丹2島を最低か上限か各党が日露交渉を問うた「日曜討論」
◆北方領土返還の行方 東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議、東アジアサミット、アジア太平洋経済協力会議(APEC)では、舞台となる地域で「自由で開かれたインド太平洋戦略」、シルクロード経済圏構想「一帯一路」をそ…
バックナー中将の戦死、最後まで前線で兵士鼓舞
歪められた沖縄戦史 慶良間諸島「集団自決」の真実上原 正稔 (32) 筆者はこの連載の冒頭で「最も醜いはずの戦争の中に、最も美しい物語が潜んでいる」と書いた。今回はその一つを紹介しよう。1945年6月18日、南部前線視…
「LGBT」の政治利用 「差別」で劣情を煽る
権力闘争の手段にする左翼 保守派の衆議院議員、杉田水脈(みお)(自民党)が月刊「新潮45」8月号に寄稿した「『LGBT』支援の度が過ぎる」が支援団体やリベラル・左派のメディアからの批判に曝(さら)された上、批判への反論…
野党共闘に乗る左翼諸派
来年の参議院議員選挙に向けて、各党・政治勢力が動き始めている。注目されているのは、日本の主要勢力が一体となって憲法改正に取り組むか、それとも枝野幸男立憲民主党代表が首相、政権与党の座を狙って憲法改正に反対し、共産党など…
明らかになるISの残虐性 Horror of Islamic State revealed as Iraq, Syria reclaim occupied lands
過激派組織「イスラム国」(IS)が誇示してきた「カリフ制国家」が崩壊し、その残虐ぶりがようやく明るみになってきた。イラクとシリアで復興が進められる中、何百もの集団墓地が見つかり、4年間の死、破壊、想像を絶する残虐行為が…