[会員向け]
中国のTPP申請で左派系紙でも厳しい論調の毎日、東京、大甘の朝日
理念共有程遠い中国 環太平洋連携協定(TPP)に中国が16日、台湾が22日に加入を申請した。各紙はそろって社説で論調を掲載したが、左派系紙でも毎日、東京が中国の申請に対し厳しい見方をする中、朝日の異常な甘さが目立った。…
ハンター氏のメールは「本物」 バイデン氏「息子疑惑」米紙が裏付け
メディアの偏向ぶり露呈 大統領選結果に影響も 昨年11月の米大統領選挙直前にニューヨーク・ポスト紙(NYP)が報じたバイデン大統領の息子ハンター・バイデン氏の疑惑に関する電子メールは本物だと、米紙ポリティコが裏付けた。こ…
炭素使用量パスポートを固辞せよ Straight ahead for carbon-use passport control
米国民は、「規則と規制の殿堂」入りすればちょうどいいと思えるような風変わりな構想をいろいろ見てきた。新たに浮上している構想は、これまでのどの悪名高い構想よりもさらにひどいものとなるはずだ。それは「個人的炭素許容量」(P…
ドイツ連邦議会選「C」の危機
中道左派に流れた宗教票 ドイツ連邦議会選挙(下院)の投開票が26日実施され、オーラフ・ショルツ財務相(副首相兼任)を次期首相候補に擁立した社会民主党(SPD)がメルケル首相の「キリスト教民主・社会同盟」(CDU・CSU…
中国盲従・日韓分断の言論遺伝子受け継ぐ朝日に次の首相は乗せられるな
禍根残した拙速外交 朝日の1面コラム「天声人語」がこんなことを言っていた。「『内閣はできた時に最も力がある。できるだけ早く大きな仕事に取り組め』。田中角栄元首相の言葉だ。就任わずか2カ月半、北京に飛んで日中国交正常化を…
理念明確な高市、岸田氏 原発再稼働「容認」も河野氏に不安
自民総裁選 焦点政策を検証(5) 【経済・エネルギー政策】 新型コロナウイルス感染の減少傾向がはっきりし、19都道府県に出されている緊急事態宣言の全面解除がきょう決定される。基本的な感染対策は引き続き必要だが、傷んだ経…
北朝鮮拉致事件と自民党総裁選
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 解決に向けた気概を示せ 自国民奪還は国の最優先課題 自民党総裁選は岸田文雄、高市早苗、河野太郎、野田聖子の4氏による戦いが繰り広げられている。4氏は独自の政策を掲げ…
【海外】レバノン・ヒズボラの権勢に陰り、若い世代への支援を訴える米紙
点数稼ぎの原油供給 深刻な経済危機に直面しているレバノンにイランからの原油供給が始まった。イスラム教シーア派組織ヒズボラがイランに要請して実現したもの。原油を載せたタンカーは、イラン国旗、シリアのアサド大統領の肖像を掲…
表紙の見栄え 衆院選の劣勢挽回つながるか
政界の風を読むー髙橋利行 表紙を替えても中身が変わらなければだめだ。そう正論を叩きつけて、竹下登から後継総裁になってほしいという要請を蹴ったのが伊東正義である。政治家ならば誰でも咽(のど)から手が出るほど欲しい宰相の座…
伝統的家族守る高市氏 「賛成」の河野・野田両氏
自民総裁選 焦点政策を検証(4) 【選択的夫婦別姓・同性婚】 家族政策など価値観が問われるイシューで、自民党のリベラル化が進み、保守政党としてのアイデンティティー喪失が進んでいることを顕在化させる総裁選になっている。 …
コロナ対策に不断の見直しと改善の必要印象付けたNスペ「緊急対話」
◆ゼロコロナでは破綻 新型コロナウイルスワクチン接種の進捗(しんちょく)状況から日常をどの程度まで取り戻せるのか、感染対策と経済回復の調整が微妙な時期を迎えている。これまでのコロナ禍の体験を踏まえ、19日放送のNHKス…
米国の名門大学で吹き荒れる「キャンセル文化」 Cancel culture hits hard on campuses of highest-ranked universities in U.S.
発言した内容を理由に標的になり、罰を受け、キャンセル(社会的に抹殺)されるという観点で、過去6年間にわたり最悪の場所の一つとなってきたのが、米国の名門大学のキャンパスだ。 「教育における個人の権利財団(FIRE)」が…
日米豪印首脳会議 宇宙・技術で対中連携強化
「海洋秩序への挑戦に対抗」 首脳会議、毎年開催へ 日米豪印 日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国(通称クアッド)による初の対面での首脳会合が24日、ホワイトハウスで行われ、覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、宇…
高市氏、旧皇族の復帰支持 河野氏は「女系」封印か
自民総裁選 焦点政策を検証(3) 【皇位継承】 日本の皇室は、神武天皇から第126代の今上陛下に至るまで、例外なく男系で継承されてきた。時の権力者の交代があっても、日本国として統一と安定を保ってきたのは、この稀有(けう…
「改憲への本気度と説得力」政治評論家 田村重信氏
ポスト菅 宰相の条件(4) 自民党職員時代に自分が仕えてきた16人の総理には共通した資質があった。熱い演説ができ、人に支えられる能力があった。特に、中曽根康弘や小泉純一郎はスピーチに長けていて、民衆を奮い立たせる力を持…
東京五輪の評価、左翼理論に染まる「多様性」
左派の反対論を痛烈に批判、朝日は「二重基準」と安倍氏 東京五輪が閉幕した後の編集だったこともあり、論壇誌10月号は東京五輪を総評する論考が目立つ。コロナ禍という非常時に開催された東京五輪から、今後のあるべき姿を模索する…
スターリン主義の呪縛 ソ連の罪認めぬロシア
《 記 者 の 視 点 》 スイス在住のジャーナリスト、サーシャ・バッチャーニ氏の書いたドキュメンタリー『月下の犯罪』(伊東信宏訳、講談社)は、欧州の読書界を席巻した書で、祖父母、両親、作者と3世代にわたるハンガリー人…
自信付けるイラン、しぼむ米の核合意への期待 Emboldened Iran mocks U.S. as Biden’s hopes for nuclear deal fade
バイデン大統領は、イランとの外交関係を強化し、トランプ前大統領が離脱した国際的な核合意を復活させることを約束したが、就任から9カ月がたった今、成果をほとんど示すことができていない。対応を誤ったことで、イランにさらに大胆…
外交頼みの河野氏に懸念 台湾と連携重視の高市氏
自民総裁選 焦点政策を検証(2) 【対中・安保政策】 日本をとりまく安全保障環境は緊張を高めている。沖縄県・尖閣諸島沖では今年2月に「武器の使用」が認められた中国海警局の公船が恒常的に接続水域にとどまり、領海侵入を繰り…
アフガン政府軍崩壊とタリバン新政権
懸念される武器流出 国際関係アナリスト 松本 利秋氏に聞く これまで米国から総額850億ドル(約9兆3000億円)もの武器供与を受け、数で圧倒していたはずのアフガニスタン政府軍が反政府勢力タリバンの軍門に下った。なぜ、…
バイデン米政権 対中融和に後戻り
ワシントン発 ビル・ガーツの眼 台湾との関係を制限 バイデン米大統領は21日の国連総会演説で、トランプ政権の対中強硬政策を後退させ、融和姿勢に回帰することを示唆。中国との関係で、戦略的競争を後退させ、米政権が重要視する…
目指す「国のかたち」深めよ 改憲戦略を示さない4氏
自民総裁選 焦点政策を検証(1) 【憲法改正】 17日告示29日投開票の自民党総裁選は後半戦に入り、河野太郎規制改革担当相、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相、野田聖子幹事長代行の候補者4人は精力的にアピールを続けて…
「民意を懼れず民意を侮らず」政治評論家 髙橋利行氏
ポスト菅 宰相の条件(3) 「日本の宰相は、さしずめ巨大なタンカーの船長ですなぁ」と宣(のたま)ったのは宮澤喜一である。政治家としての評価はともかく、モノを見抜く眼力、辛辣(しんらつ)な人物月旦には定評がある。確かに、丸…