国際
ランド・ポール氏、「下位」討論会への参加拒否/Paul quickly rejects invitation to join ‘second-tier’ event
ランド・ポール上院議員と実業家カーリー・フィオリーナ氏は、サウスカロライナ州で今週行われるゴールデンタイムの共和党大統領候補討論会に参加できないことが明らかになった。ケーブル・ニュース局のFOXビジネス・ネットワークが…
米一般教書、「世界の警官」否定は疑問だ
オバマ米大統領は、上下両院合同会議で一般教書演説を行った。オバマ大統領にとっては今回が最後となった。 先鋭化する党派対立 オバマ大統領は冒頭で「我々は途方もない変化の時代に生きている」と語った。今回の演説は、1年間…
イスラム教と集団婦女暴行事件
独ケルン市駅周辺で大晦日から新年にかけ外国人らしき若い男性集団が女性を襲撃し、暴行や窃盗を犯した事件はメルケル政権の土台を動かす大事件に発展する兆しだ。容疑者として拘束された外国人の中にシリア、アフガニスタン出身の難民…
恐るべき資本主義国、中国/China, the killer capitalist
中国の上昇を続ける巨大な市場、そして、それを支えるインフラへの中国の投資は、米国の政策の道をふらつかせている。北京の共産主義者――今も、彼らは自分のことをそう呼んでいるのである――は、どんなところでも、最高に厳格な資本…
脅威に対し行動しない米国
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー イランが国連決議違反 動揺する中東のアラブ諸国 【ワシントン】外交政策で降伏するとしたら、皆が取り込み中で、忙しい時がいいのかもしれない。 話はこうだ。10月、イランは核搭…
南北は拡声器放送でディベートを
北朝鮮が6日、4回目の核実験を実施したことを受け、韓国軍は8日、昨年8月25日の南北高官会合の合意に基づき停止した拡声器を使った北朝鮮向け宣伝放送を再開した。それに対し、北朝鮮軍も同日、拡声器による放送を始めたという。…
米の偵察機器を必要とするウクライナ/Ukraine desperate for U.S. surveillance equipment in standoff with Russia
ウクライナ軍は東と南の国境を防衛しているが、それはロシアの問題があるからにほかならない。 ここは、世界でも最も危険な地域の一つだ。だが、ウクライナ人は、敵の動きを探る機器が不足しているため、次の攻撃を予測したり、侵入…
「北朝鮮」ではメシ食えず
地球だより 北朝鮮を震源とする人工地震が感知されたその時、筆者はたまたま韓国の北朝鮮専門家の事務所に来ていた。話をしていると彼の携帯電話にひっきりなしにニュース速報のSMS(ショートメッセージ)が入ってきた。北の国営テ…
4月に韓国総選挙・来年大統領選、「政治の季節」迎え駆け引き
与党「慰安婦」合意に苦心 4月の総選挙、来年12月の大統領選などを控え韓国政界が浮き足立っている。特に劣勢が続く野党は政権交代を目標に再編の動きを加速させている。与党も昨年末のいわゆる従軍慰安婦問題をめぐる日韓合意に対…
警官給与上げて治安改善?
地球だより 5月に行われるフィリピン大統領選を前に、候補者たちはさまざまな公約を発表し、有権者の支持を集めようと必死になっている。中でもとりわけ注目を集めているのが、現ダバオ市長のドゥテルテ氏が掲げる公約だ。 同氏は…
北が主張する「水爆」実験 ブースト型核分裂弾か?
韓国で核武装論が再浮上 1月6日、北朝鮮が成功したと発表した「水素爆弾」実験はマグニチュード5・1と推測される地震を発生させた。これはTNT火薬に換算して20㌔㌧の原爆の威力に相当し、水爆実験ではなく「ブースト型核分裂…
北の核開発能力は日本に脅威か
北朝鮮は6日、4回目の核実験を実施した。爆発が核関連物質によるものか否かを決定するのは、放射性物質希ガスの検出有無にかかっているから、現時点で「核実験」と断言できないが、北の核開発計画が欧米諸国が予想しているより着実に…
南北関係、安保改善の道は統一
2016 世界はどう動く-識者に聞く(7) 米ジョージタウン大学安全保障研究センター副所長デービッド・マックスウェル氏(下) 韓半島統一の可能性をどう見る。 統一には四つの道がある。一つ目は、韓国の朴槿恵大統領が(20…
中国、南シナ海実効支配を強化
近隣国漁船へ暴力行為急増 中国は新年明け早々、南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島のチュータップ岩礁に建設した軍用空港で試験飛行を実施した。これを受けベトナム外務省は即日、在ベトナム中国大使館に抗議文を手渡した。南…
EU難民政策と集団婦女暴行事件
欧州連合(EU)では今年も北アフリカ・中東から難民・移民の殺到が予想されている。昨年は100万人を超える難民・移民が欧州入りし、その収容問題で加盟国内で意見の対立が表面化するなど、解決の見通しが立たず、苦慮したまま新年…
実現性のないシリア和平案
東京国際大学名誉教授 渥美 堅持 無視できぬアサド政権 複雑な構造の社会で存在感 アラブ・イスラーム世界では約束したり、予定を決めたりするときには「イン・シャア・アッラー」という言葉をもって締めくくるのが恒例である。「…
北の「水爆」実験、体制存続への重要度を示す
2016 世界はどう動く-識者に聞く(6) 米ジョージタウン大学安全保障研究センター副所長デービッド・マックスウェル氏(上) 北朝鮮は新年早々、水爆実験に成功したと発表した。この時期に行った意図は。 北朝鮮の意図として…
米大統領選、政治不信一掃する論戦を
今年は4年に一度の米大統領選が行われる。超大国米国を導く大統領は世界のリーダーになることが宿命であり、日本にとっては最も親密な関係を維持すべき国の指導者の選出だけに、否が応でも注目が集まる。 候補者鍛えるプロセス 民…
世代抗争進行するサウジ王室
サウジ問題 スーダン出身国連記者 シャリフ氏に聞く サウジアラビアが2日、イスラム教シーア派指導者ニムル師を処刑したことがきっかけで、スンニ派の盟主サウジとシーア派代表イランの間で激しい批判合戦が展開し、一発触発の緊迫…
北朝鮮の「水爆」実験、70年代から開発に意欲?
金第1書記 権力固めに自信 北朝鮮による「水爆実験」と称した4回目核実験の衝撃が世界を駆け巡っている。北の主張通り「水爆」なのか、本当に「成功」したのかについては懐疑的な見方が多いが、水爆開発への意欲はかなり早い段階か…
中国核戦力近代化、米の拡大抑止の信頼高めよ
2016 世界はどう動く-識者に聞く(5) 新米国安全保障センター上級研究員エルブリッジ・コルビー氏(下) 中国は通常戦力だけでなく核戦力も増強している。 中国は核戦力の規模の拡大については抑制的だが、近代化にはかなり…
サウジ・イラン、宗派対立を激化させるな
中東の大国サウジアラビアとイランの関係悪化で、地域の不安定化へ懸念が強まっている。直接の原因はサウジのイスラム教シーア派高位聖職者ニムル師の死刑執行だが、長年の宗派対立がその根底にある。 大使館放火で国交断絶 サウジ…
移民取り締まりがクリントン氏、民主党の「災い」に/Obama immigration raids a potential 'disaster' for Hillary Clinton, Democrats
オバマ大統領は中米からの不法移民の取り締まりを開始し、逮捕、国外退去させようとしているが、大統領選の民主党候補にとっては「災い」になる可能性がある。ヒスパニックの有権者が投票所に足を運ばなくなるからだ。活動家らが6日明…