北朝鮮の「水爆」実験、70年代から開発に意欲?


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金第1書記 権力固めに自信

 北朝鮮による「水爆実験」と称した4回目核実験の衝撃が世界を駆け巡っている。北の主張通り「水爆」なのか、本当に「成功」したのかについては懐疑的な見方が多いが、水爆開発への意欲はかなり早い段階から持っていたようだ。日本をはじめ周辺国は対北抑止の見直しを迫られる事態だ。(ソウル・上田勇実)

 「70年代前半、平壌では米国が水爆実験に成功したという噂が広がり、誰もがそれを知っていた。今思えば、それは米国を非難したり米国に手も足も出ないと住民に思われてもいいという意味ではなく、われわれもそれに対抗する道を行くという決意の表れだったのではないかと思う」


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