韓国・北朝鮮 rss

歴代大統領、客観的に観るべき時

韓国紙セゲイルボ 尊敬しな風土は民族的不幸  日本帝国主義による植民統治と光復(解放)の後、南北分断など近代史を主体的に設計できなかったわれわれの社会は、これまで西欧イデオロギーの実験場になったり、民主化過程の混乱と国論…

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韓国社会の外国人差別、KBSが注目し雑誌に反響

「多文化社会」に遠い実態  韓国でもテレビで「外国人タレント」を見ない日はない。「韓国が『多文化社会』に入った」といわれる所以だ。「多文化社会」とは、韓国に入ってきた異文化、異人種の人々と共存、共生していく社会のことだ。…

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対日ツートラック政策、中国の後追いをする韓国

「変心」促す元駐中国大使  「歴史認識問題」を盾に一歩も前に進めない朴槿恵(パククネ)大統領の対日外交姿勢に対し、韓国内から批判が出はじめている。「歴史問題と経済・安保は別。分けて進めよう」という“ツートラック”政策だ。…

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北東アジアにも安保対話の常設機関を

韓国紙セゲイルボ  欧州安保協力機構(OSCE)は第2次世界大戦後、東西冷戦真っ最中の1975年、欧州安保協力会議(CSCE)としてスタートし、今年40周年を迎えた。  ドイツ統一、東西冷戦の終息に大きく寄与したと評価さ…

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ヒューボの快挙

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  人類の半分である女性の生活に最も影響を及ぼした発明は何だろうか。妊娠・出産の調節を可能にした避妊薬を挙げる学者もいるが、洗濯機を選ぶ学者が多い。洗濯機の発明で毎日平均4時間、洗濯に…

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祝賀ムードなき韓日国交正常化50年

韓国紙セゲイルボ サプライズ首脳会談を期待  第2次安倍政権スタート以後、右翼陣営の声が大きくなり、日本国民の韓国に対する感情も大幅に悪くなった。慰安婦問題で被害者の立場を擁護した中立・進歩志向の日本人の間でも「謝罪は十…

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“韓食ブランド化”には明確な原則と規格化を

韓国紙セゲイルボ  旅行記者として全国を回って感じるのは「韓国も広い」ということ。各地に特色のある食べ物があるからだ。しかし、惜しいことにそれらはあまり知られていない。名品の確固たるイメージがないためである。  例えば忠…

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宋海氏の夢

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  24歳の青年は戦争が始まると、山の中に身を隠した。(北朝鮮・黄海道の)九月山(クウォルサン)に身を隠した人民軍の敗残兵たちが毎晩、鉦(かね)を叩(たた)きながら村をかき乱して回った…

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中国と祝う「70年」

地球便り  このところ韓国は、戦後70年で安倍晋三首相が発表する談話の内容に神経をとがらせている。加害者として周辺国へのおわびなどに言及しないのではないか、という不信感からだ。この点、自分たちと同じ気持ちを抱いている中国…

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韓国「5・24措置」から5年、岐路に立つ対北制裁

強硬派「北の悪い癖直せる」 懐柔派「関係改善へ柔軟に」  韓国が独自に実施している対北朝鮮制裁、いわゆる「5・24措置」が発動されてから丸5年が経過し、今後もこれを維持すべきだとする強硬論と関係改善に向け解除が妥当という…

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韓日中首脳会談の定期開催

韓国紙セゲイルボ 対立に左右されぬ環境構築を  韓半島をめぐる国際情勢が激動している。1999年から毎年定例的に開かれていた韓日中首脳会議が12年5月の会議を最後に開催されていない。特に12年12月、日本で第2次安倍内閣…

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北でも「3度目の正直」は本当?

 北朝鮮朝鮮中央通信(KCNA)は9日、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の水中発射実験に成功したと報じだが、米国や韓国から早速、「実験に成功しておらず、SLBMの開発レベルに過ぎない」という懐疑的な反応が聞かれた。そこ…

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政権崩壊にもつながる北朝鮮の“恐怖政治”

韓国紙セゲイルボ  北朝鮮人民武力部長玄永哲(ヒョンヨンチョル)が4月30日、処刑されたように、金正恩(キムジョンウン)執権4年にもなって恐怖政治を敷いている理由は何か。元老除去、金正恩1人独裁体制構築、忠誠競争誘導など…

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アカシアの“花飯”

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  貧しかった頃の我々の話だ。1970年代初、麦が実りつつある晩春だった。青瓦台(大統領官邸)に一通の手紙が届けられた。京畿道城南に住む主婦が一字一字はっきりした字で切ない事情をしたた…

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北朝鮮のSLBM発射の狙い

 5月8日、北朝鮮は同国東部の咸鏡南道・新浦近海で潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)試験発射に成功したと報道した(9日、労働新聞)。専門家の間では疑問視する見方もあるが、北朝鮮の核戦力に対する過小評価とそれに基づく対北戦…

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中国でなく日本を選んだ米国 韓国のTHAAD配備焦点に

韓国紙セゲイルボ  中国の習近平主席は昨年11月、北京で開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)で、安倍晋三首相を無表情で迎えて冷遇したが、今年4月22日、ジャカルタで開かれたアジア・アフリカ会議(バンドン会議)60…

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北朝鮮のSLBMと急変事態に備えよ

韓国紙セゲイルボ  9日、北朝鮮は潜水艦発射弾道ミサイル実験に成功したと発表した。安保理対北制裁決議をあざ笑うかのように、写真と共にSLBM発射成功を報じたのだ。  潜水艦発射核ミサイルは核兵器開発の最終段階である。万一…

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政治家の進退

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  アキレス腱は誰にでもある。政治家は特にそうだ。長所が多くても1、2の弱点のために志を果たせない。孫鶴圭・元新政治民主連合常任顧問も同じだ。彼には人間性、知性美、持続的な意志、自制力…

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独裁者の狂気の結末は?

地球だより  あの国はどうかなってしまうのではないか―。軍序列2位だった北朝鮮の玄永哲人民武力相が反逆罪で公開処刑されたというニュースを聞き、そう思った人も少なくなかったのではないだろうか。叔父で事実上のナンバー2だった…

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日韓首脳会談の実現探る 朴大統領「政府レベルで対応中」

米の懸念や日中会談で焦りか  日韓首脳会談の実現可能性がにわかに高まっている。歴史認識を理由に開催に慎重姿勢を崩さなかった韓国の朴槿恵大統領が、日韓関係悪化を懸念する米国に配慮し、対日姿勢を軟化させているのがその理由。た…

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拉致被害者の救出 対金正恩真剣勝負に結集を

 1980年代のパリで、韓国で投獄された後亡命した老画家夫妻と知り合った。実に柔和で優雅な二人だった。だが後に、夫妻が、西欧から韓国人を北朝鮮に拉致する工作員だったとの公安情報を知り、仰天した。北朝鮮の拉致工作の淵の深さ…

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米国視野に動く北朝鮮

どうする拉致解決 日朝ストックホルム合意1年(6)  今週、改めて発足した自由民主党拉致問題対策本部の「対北朝鮮措置シミュレーションチーム」は、新たな制裁内容を議論し、来月にも政府への提言書をまとめる。拉致被害者、横田め…

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南北関係改善で外交難局突破を

セゲイルボ 日米蜜月、中国浮上を牽制  南北関係を改善しなければならない重要な理由がさらに一つ追加された。それが韓国外交が直面する難局を突破する打開策になり得るということだ。  李明博(イミョンバク)政府以来、南北関係改…

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