韓国・北朝鮮
「主権在民」は民主国家の大原則、公職者は権力者の部下ではない
韓国紙セゲイルボ 事実は小説より奇なり、という。法務長官(法相に相当)は詐欺師の言葉を信じ、詐欺師を捕まえる人の話は信じない。法廷で真実を述べると言っていた前法務長官(曺国氏)は裁判が始まると証言拒否したままだ。 希…
文大統領演説 虚しい北への平和呼び掛け
韓国の文在寅大統領は国会で施政方針演説を行い、冷え込んでいる北朝鮮との関係について「平和が双方にとって共存の道」と述べた。 北朝鮮は米国などとの非核化交渉に応じながら密(ひそ)かに核・ミサイル開発を進めてきた。今後も…
李健熙の木鶏
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 古代中国、周の先王は闘鶏が大好きだった。ある日、丈夫なニワトリ1羽を持ってきて、闘鶏を調練する名人の紀渻子に最高の闘鶏に育てよと命じた。10日過ぎて王が「ニワトリは十分闘えるか」と…
北朝鮮に抑留された“忘れられた国民”
韓国紙セゲイルボ 政府の“釈放努力”は結果出ず 2014年、中朝国境の丹東取材の時のことだ。現地取材で雇った平壌出身の華僑ガイドは鴨緑江の岸辺で威化島を眺めていた記者に、「朝鮮(北朝鮮)に行きたいか」として、「望むなら…
自販機の復活
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 自動販売機の歴史は約2200年前にさかのぼる。文献に記録された最初の自販機は紀元前215年、エジプトのアレクサンドリア神殿に設置された“聖水自販機”だ。古代ギリシャの科学者ヘロンが…
米大統領選挙後に備えているか、 シナリオ別対策の準備急げ
韓国紙セゲイルボ 今回の米大統領選挙は米国史上最も汚らしい選挙戦といわれる。ビジョンや政策は表に出ず、暴言の応酬だけが騒がしい。世論調査では、民主党のジョー・バイデン候補が共和党候補のドナルド・トランプ大統領をリードし…
仕事を掛け持つ若者たちー韓国から
地球だより 最近、こちらの若者たちの間で流行り始めた新造語に「Nジョブラー」というのがある。複数を指す「N」に仕事の「ジョブ」、これにerを付けて二つ以上の仕事をする人のことをこう呼んでいる。コロナで収入が減り、副業を…
韓国 文政権また中国寄り姿勢
先駆け武漢直行便再開 韓国の男性人気音楽グループ「BTS(防弾少年団)」が朝鮮戦争(1950~53年)で米韓両国が協力した歴史に言及し、これに中国が反発した問題で、中国の不遜な態度に批判が集まる一方、韓国の文在寅政権は…
菅政権が気になる韓国
日韓関係改善は望み薄 菅義偉官房長官(当時)が9月12日、日本記者クラブでの自民党総裁選討論会で外交問題を聞かれ、「私なりの外交スタンスがあり、それを貫徹していきたい」と述べて、米国や中国を挙げたが、「韓国」には一言の…
昔ながらの権威主義と既得権意識
北の主体思想を真似た文政権 韓国“親文勢力”の二重性 韓国人「日本へ行くって?、放射能は大丈夫か?」 日本人「はあ?」 日本人「北朝鮮のミサイルが飛んでこないか?」 韓国人「そんなわけない」 両国に横たわってい…
防弾政権
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 防弾!人の生命を救うために飛んでくる銃弾を防ぐというのだから、これ以上いい言葉はないように思える。7年前、この言葉を世の中に堂々と叫んだ若者たちがいる。7人の青年で構成された「防弾…
排他的な熱狂ファン政治が民主主義崩す
韓国紙セゲイルボ アイドル応援の文化が政界に 「私の名前は絶対明らかにしないで」「私は参加すると言った覚えはない」。最近、保守野党、国民の力「青年政策特別委員会」の諮問団に参加すると伝えられた一部の人々の反応だ。 同…
北朝鮮 ICBM多弾頭化を推進か
「世界最大」発射台も 北朝鮮は10日に平壌で実施した軍事パレードで新型とみられる大型移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)を公開した。国際的な制裁、圧力にもかかわらず、北朝鮮が依然としてミサイル開発を意欲的に進めているこ…
北の新型ICBM、最大級の警戒が必要だ
北朝鮮は朝鮮労働党創建75年に合わせ、首都・平壌で大規模な軍事パレードを行い、これまでに把握されていなかった超大型の移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)など新型兵器を登場させた。核・ミサイル開発の手を緩めない金正恩体制…
金正恩政権揺るがす水害・蛮行
宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 一番軽い表現の「謝罪」 目当ては韓国からの食糧援助 朝鮮語に「ヤクサクパルダ」という言葉がある。意味は「すばしこい、こざかしい、小利口、如才ない」である。 射殺事件、異例の通知文 国…
“歌皇”羅勲児
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 歌手の羅勲児(ナフナ)は今年73歳だ。1970年代の歌謡界は彼の世の中だった。歌手人生54年、半百年(半世紀)を超えた。数多くのスターが登場し消え去ったが、彼は違う。歳月が流れても…
“国らしい国”づくりに逆行する文政府
韓国紙セゲイルボ 歴史観で“2国民”が対抗 “国らしい国”をつくるとして就任した文在寅大統領は機会あるごとに、「正義、原則、常識が具現される国」を国らしい国と繰り返し強調してきた。しかし政権幹部自らこうした価値を踏みに…
餅の食べ方いろいろー韓国から
地球だより 旧暦8月15日は秋夕(チュソク)と言って年に2度ある大きな祝日の一つだが、どの家でもご先祖様への供え物用に多くの料理が振る舞われる。その際に欠かせないのが松餅だ。米粉から作った生地にナツメやゴマなどの具を入…
北朝鮮 民心繋ぎ止めに躍起
正恩氏「人民の利益優先」 “経済三重苦”で国内疲弊 北朝鮮がこのところ体制に対する民心離れを防ごうと躍起になっている。背景には金正恩朝鮮労働党委員長が住民に約束した経済発展に支障が生じた上、住民の生活苦が長期化する厳し…
韓国の月探査
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 2012年の大統領選挙の時、テレビ討論でセヌリ党の朴槿恵候補が風変わりな公約を一つ出した。「2025年までに月に着陸船を送る計画があるが、それを2020年までに早めようと思う。20…
北は民間人を無残に銃殺したのか
韓国紙セゲイルボ 韓国海警は“自主的に越北” 延坪島近隣の海上で行方不明になった後、北朝鮮に射殺された公務員の李某(47)氏が、自主的に北朝鮮に渡った(越北した)と暫定的に結論付けた海洋警察(海警)の発表が、北朝鮮当局…
日韓首脳電話会談 文氏に安易な妥協は禁物だ
菅義偉首相は就任後初めて韓国の文在寅大統領と約20分間にわたり電話会談した。菅首相は旧朝鮮半島出身労働者の徴用をめぐる判決で悪化している両国関係を改善させるよう、文氏にこの問題を放置せず、適切な対応を講じることを促した…
「平和」説く文氏 蛮行にも低姿勢
NEWSクローズ・アップ 北の韓国公務員射殺 正恩氏の謝罪狙いは支援か 黄海の南北軍事境界線付近で漂流していた韓国海洋水産省の男性職員が北朝鮮軍に射殺された後、遺体がその場で焼かれた可能性が浮上し、韓国社会に衝撃が走っ…