メディア批評 rss

性差否定するフェミニズム思想の下のLGBT広報に手を貸す産経

◆目を疑う生活面記事  「産経よ、お前もか」。思わずそう言いたくなった。産経らしからぬ記事が26日付生活面に載ったからだ。タイトルには「LGBT支援団体が啓発冊子 医療や福祉を受けやすく」とある。  どんな記事かというと…

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国際情勢を宗教や歴史を含む地政学から読み解くダイヤモンド特集

◆重要性増す「地政学」  シリアをはじめとする中東諸国、アフガニスタンやパキスタンなどの中央・南アジア、ロシアとウクライナの対立、ミサイル実験で世界から非難を浴びる北朝鮮、そして南シナ海の南沙・西沙諸島を軍事拠点化する中…

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社会党“終焉”を扱った「ニッポンの過去問」で見える万年野党の原因

◆20年で民主も新党へ  安保法制廃止を叫び、共産党とも手を組む昨年来の民主党はかつての社会党に似てきた、と考えられるところ「日本社会党“終焉”」というタイトルの番組が目にとまった。11日深夜のTBS「上田晋也のニッポン…

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婚姻制度の意義

個人・自由優先は家庭崩壊招く  特集「家族の『逆襲』」を組んだ月刊「正論」3月号に、麗澤大学教授の八木秀次の「家族解体政策の流れを断ち切る『夫婦別姓・再婚禁止期間』最高裁判決」と、長崎大学准教授の池谷和子の「個人の自由を…

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元記者の朝日検証、思潮は「マルクス主義」

「パブロフの犬」で反日記事  朝日新聞社がいわゆる慰安婦に関する吉田清治(故人)の虚偽証言を報じ続けた問題を検証した第三者委員会が2014年12月、報告書を発表した。その報告書には、過剰なキャンペーン体質や運動体と一緒に…

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外務省「慰安婦」国連説明に「遺憾」で議論を深めたくない朝日の本音

◆国際社会に誤報影響  辞書を引けばすぐ分かるとはいうものの、何となく分かったようでいて、実は正確にはよく分からない微妙な表現に「遺憾」という用語がある。広辞苑には「思い通りにいかず心残りなこと。残念。気の毒。」と出てい…

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慰安婦問題に国連で朝日捏造誤報の政府説明を正確に報じない朝日

◆手のひら返した朝日  「目が点になる」と産経抄(同紙1面コラム=20日付)は言っている。目が点になるとは驚きあきれ、呆然とすることを指すが、産経抄ならずとも目が点になったはずだ。  ジュネーブで16日に開かれた国連の女…

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朝日鼎談で仏の「非嫡出子が半分」を評価する自民・野田氏の不見識

◆“売れる素材”放さず  週刊文春が2月18日号で宮崎謙介衆院議員(当時)の「ゲス不倫」を暴いて、辞職に追い込んだが、それだけで済むとは誰も思っていなかった。会見で宮崎氏は他にも女性問題があったことを認めていたからだ。予…

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「朝日」で憲法に触れず法律つくれば「同性婚」できるとAKBに説く学者

◆若者層をターゲット  今年夏の参院選から選挙権年齢が「18歳以上」になることから、憲法や政治についての若者向け入門書の出版が相次いでいる。中には、アイドルグループ「AKB48」のメンバーと政治家や専門家を対談させて発売…

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民主党の争点設定、1人区で反安保法共闘

格差解消の共生社会提唱  民主党の機関紙「プレス民主」2月5日号は党大会を扱った。夏の参院選に向けた決起大会でもあり、民主党が打ち出す選挙争点がうかがえる。同紙1面「民主党2016年度定期大会」「党のためではなく日本のた…

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自民「総活躍」を公約化、人口減少で「人」に着目

子育てなど民主と競合も  安倍晋三首相の施政方針演説に「参院選の争点つぶし」の声がでるほど政界は選挙モードに入っている。自民党の選挙公約も詰められようが、既に安倍政権はアベノミクス第2弾で「一億総活躍社会」を打ち出し、輪…

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民主に苛立つ共産党、安保廃止「法案と選挙は別」

日経「候補取り下げ」に抗議  日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」13日付2面に「『日経新聞』に抗議、訂正要請/共産党広報部」、「日経報道は『事実無根』/野党共闘 小池政策委員長が会見」(見出し)の記事が載った。12日付日…

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内外需の弱さにもかかわらず来春の消費再増税の是非に触れぬ各紙

◆構造改革求める日経  15年10~12月期の国内総生産(GDP)は、実質で前期比0・4%減と2期ぶりのマイナス成長だった。個人消費や輸出が振るわず、日本経済は依然足踏み状態である。  各紙の論評はどうか。社説の見出しは…

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弾道ミサイル実験に北朝鮮の「衛星」を擁護する沖縄タイムスコラム

◆中国さえ「ミサイル」  「号外」が異例のハイペースだという。産経の話だが、同紙の号外(電子版)は今年すでに11枚。ロンドン五輪と衆院選のあった4年前が1年間で63枚だったと言うから、なるほどハイペースだ。長町望・整理部…

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大相撲のグローバル化を日本の伝統から論じたNW日本語版コラム

◆強者が生き残る角界  大相撲初場所で初優勝した大関琴奨菊(31)は、胸筋断裂などけがで泣いた期間が長かった。それでもめげずにコツコツと稽古し、優勝時の会見では「ある程度、根拠も自信もあった」と話している。大したものだ。…

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北ミサイル発射/各紙説く制裁の理由に拉致問題明記を求めた産経

◆中国に制裁決議促す  北朝鮮が7日朝に国際社会の度重なる自制要求を無視し、「衛星」と称して長距離弾道ミサイルを発射した。年初の4回目の核実験強行に対する国際社会の轟々(ごうごう)たる非難が続き、国連安全保障理事会が追加…

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陸自情報収集に「違法性」5人中4人を取り消した二審に朝・読の差

◆「違法」強調する朝日  情報は何事をするにも欠かせない。判断を下したり、行動を起こしたりするための、よりどころとなるからだ。それが安全保障となると、なおさらそうで、より精度の高い情報つまりインテリジェンスが欠かせない。…

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金銭授受の告発者に動機語らせ「悪事の不首尾」を「正義」で切る文春

◆なぜ情報を流したか  「嵌(は)められたのではないか」という声が多い甘利明前経済再生担当大臣への不正献金疑惑。用意周到に金銭授受の記録や面談の録音をしていたことから、そう見られるのも無理はない。これに対して、週刊文春が…

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リビア軍事介入で「説得力のある説明」求め慎重姿勢を示すNYT紙

◆後手に回る米の対応  「アラブの春」で独裁政権が崩壊したリビアの混乱が収まらない。世俗的な民族派とイスラム勢力が東西に分かれて対立、内戦状態にあるからだ。その混乱に乗じて、過激組織「イスラム国」(IS)がリビアへの侵入…

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「オール沖縄」の敗北、宜野湾市長選で翁長知事錯乱

《 沖 縄 時 評 》 堂々テレビで公選法違反  米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市長選は、安倍政権が支援する現職の佐喜真淳氏が、翁長県知事が支援する志村恵一郎氏に約6000票の大差をつけて再選を果たした。2014年秋の県…

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日銀「マイナス金利」に「決意」「限界」「懸念」などと評価分かれた各紙

◆株価対策に読売理解  日銀が「マイナス金利」の導入を決めた。1年3カ月ぶりの追加緩和策で、2月16日から適用する。  マイナス金利は欧州の一部の国で適用されているが、日本では今回が初めて。金融機関が日銀の当座預金に必要…

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夫婦別姓、LGBTなど多様性を口実にイデオロギー持ち込む毎日

◆衆愚政治に陥る恐れ  1カ月遅れの話を俎上に載せて気が引けるが、毎日の元旦社説は「2016年を考える 民主主義 多様なほど強くなれる」と題し、わが国の政治の在り方を論じていた。毎日の紙面にはこのところ「多様」が乱発され…

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原油価格低下が「世界恐慌のリスクはらむ」と指摘するエコノミスト

◆資源国の財政が逼迫  原油価格の下落が止まらない。街中のガソリンスタンドの価格表を見るとガソリンが1㍑=97円と100円を切り、灯油も1㍑=39.8円と40円割れの日が続く。2年前はガソリンが1㍑=160円台、灯油に至…

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