自民「総活躍」を公約化、人口減少で「人」に着目
子育てなど民主と競合も
安倍晋三首相の施政方針演説に「参院選の争点つぶし」の声がでるほど政界は選挙モードに入っている。自民党の選挙公約も詰められようが、既に安倍政権はアベノミクス第2弾で「一億総活躍社会」を打ち出し、輪郭は表れている。
同党機関紙「自由民主」2月16日号1面は、「『一億総活躍社会』を実現」「逢沢一郎党一億総活躍推進本部長に聞く」(見出し)とのインタビュー記事。逢沢氏は冒頭で「デフレ脱却が目前に迫る中、一億総活躍社会は次の3年間への新たな課題であり、安倍政権の『一丁目一番地』、『超目玉』と位置付けられるテーマ」と強調した。
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