編集局 
大統領よ、今すぐ、中国に真っ正面から向き合うべきだ Mr. President, confront China now
今すぐ、あることをはっきりさせよう。中国のことだ。中国は、ほかのどの国よりも、米国の安全保障、安寧、そして、生き方にとって、最大の脅威である。 彼らは、無論、数十年にわたってそうだったのだが、米国が内外のほかの難題で…

イベントの規制が緩和されたものの、まだ…
イベントの規制が緩和されたものの、まだ劇場や映画館へ足を運ぶ気になれない。そんな中で飢えを癒やしてくれるのが、テレビの公演録画。歌舞伎座の2月公演「人情噺文七元結」の録画をNHKで観(み)たが、長兵衛役の尾上菊五郎のい…

商業捕鯨再開1年 捕鯨文化の内外発信が必要だ
商業捕鯨が再開されて1日で1年となった。当初懸念された国際社会の激しい反発はないものの、日本の捕鯨文化が国際的に認知され理解を得たわけではない。持続可能な商業捕鯨を軌道に乗せるために、内外への働き掛けを強める必要がある…

自然の前には、まだまだ至らない人の知恵
雨が降ります/雨が降る/遊びに行きたし/傘はなし/紅緒の木履(かっこ)も/緒が切れた 外で遊びたい盛りの小学校1、2年の頃に習った。北原白秋が大正7年、児童雑誌『赤い鳥』に発表した詩に作曲家の弘田龍太郎が曲を付けた童…

中国・武漢コロナウイルス禍や令和2年7月…
中国・武漢コロナウイルス禍や令和2年7月豪雨被害への対応に日本が追われる中、世界中が香港国家安全維持法施行を非難するのも構わず、中国の暴走が続いている。日本への直(じか)の問題は連日、沖縄県・尖閣諸島周辺で領海侵入など…


WTOで日韓応酬 文政権は政治攻勢を止めよ
日本が韓国に対して半導体材料など3品目の輸出管理で運用を厳格化させたことをめぐり、両国が世界貿易機関(WTO)を舞台に相手国批判の応酬を繰り広げている。 厳格化は不当だと主張する韓国・文在寅政権は日本側の主張に耳を傾…

抗議デモを許容した政治家の信頼揺らぐ Politicians face credibility gap after going easy on protesters
シアトル市当局は数百人のデモ隊がカル・アンダーソン公園を含むキャピトルヒルの6区画を3週間にわたって占領することを許した。だが、シェラ・サドブニクさんは依然、自分の子供を地元の公園に連れて行くことが許されていない。 …

四十数年前、気流子の大学時代、ある文学者…
四十数年前、気流子の大学時代、ある文学者の追悼式に出席したことがある。遺影の主は森有正だった。森は初代文相の森有礼(ありのり)の孫で、パリに在住して『遥かなノートル・ダム』などの緻密で哲学的なエッセーを記したことで知ら…

感染者過去最多 メリハリ利いた対策が重要だ
東京都での新型コロナウイルスの新たな感染者数が、昨日は243人となり2日連続で過去最多となった。無観客で行ってきたプロ野球やサッカーJリーグの試合も、人数を制限しながらではあるが観客の入場を始めた。社会経済活動を進めな…

アフガン懸賞金、証拠はないがやっかい―中央軍司令官 General: Bounty story unproven but troubling
中東とアフガニスタンでの軍事作戦を監督する大将は7日、ロシアが米国と同盟国の兵士を殺害した反政府勢力タリバンの戦士に「懸賞金」を支払っていたという米情報機関の情報について、懸念はしているが、これを裏付ける直接的な証拠は…

今月3日から降り続く雨で九州や中部地方に…
今月3日から降り続く雨で九州や中部地方に甚大な被害をもたらした豪雨は「令和2年7月豪雨」と命名された。豪雨被害は近年、毎年のように発生している。平成30年の西日本豪雨の記憶もまだ生々しい。 被害に遭った人たちや住民は…


若者が輝ける社会 「早活人材」は日本の秘宝
知識や情報より行動力 小さな一歩の積み重ねを大切に 一般社団法人スクール・トゥ・ワーク代表理事 古屋 星斗氏に聞く 少子高齢化に伴う労働人口の減少に対し「一億総活躍社会」を掲げた日本政府は、これまで女性活躍、シニア世代…

国外との往来が解禁-フィンランドから
地球だより フィンランド政府は、欧州連合(EU)のうち新型コロナウイルス感染が抑えられている国との往来を13日から許可する。コロナ感染で閉じていた国境がようやく開かれつつある。しかし、西の隣国のスウェーデンや東のロシア…

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露改憲、プーチン大統領続投へ
職場通じ「賛成」圧力か 上司が”投票チェック”の恐れも プーチン大統領(67)の長期続投を可能とするロシアの憲法改正案が、国民投票で8割近い賛成票を集めて承認され、4日に発効した。最低賃金の保障…

米の対中制裁法案 トランプ氏は早急に署名を
米議会で、中国当局者らによる香港の自治侵害に対して制裁を科す「香港自治法案」が通過した。トランプ大統領が署名すれば成立する。 中国が成立を強行した香港国家安全維持法(国安法)への対抗措置である。トランプ氏は早急に署名…

40年も前の話。「××研究会」という会が…
40年も前の話。「××研究会」という会が開かれた。「××」は当時の純文学系の人気作家の名前。今は故人だが、その時は作家本人も研究会に参加していた。会が終わる頃になって、司会者から「ひとことずつ」ということで、数十人の参…

ジャガイモの歌
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 小麦、米、トウモロコシと共に世界4大作物に属するジャガイモは長所が多い。栄養価が豊富で値段は安い。荒れた土地でもよく育ち、気候への適応力が優れている。収穫量が米や小麦より2~4倍も…

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米大統領選と第3回朝米会談の行方
韓国紙セゲイルボ 文大統領が提案も北は一蹴 米国では大統領選挙を4カ月後に控えているが、選挙戦の雰囲気はない。子供を持つ家庭では8月末に近づいた始業予定日に子供を学校に行かせられるかどうかが悩みだ。 すべてオンライン…

ちょっとしたお祭り気分-米国から
地球だより 新型コロナウイルスの流行を受け、パレードや花火大会が各地でキャンセルされた今年の独立記念日は、盛り上がりに欠けた一日だった。 しかしその日の夜、自宅アパートの外が急に騒がしくなった。庭で若者たちが次々と花…

と「暫定大統領」を名乗るグアイド欧州、新段階に-国会議長(AFP時事)-150x150.jpg)
金塊確保失敗も政権揺るがず ベネズエラ大統領
ベネズエラの反米左派マドゥロ大統領と野党指導者のグアイド国会議長が、ロンドンを舞台として首脳としての正統性と金塊をめぐる法廷戦を繰り広げた。 結果として、マドゥロ政権は2000億円相当の金塊の所有権を失った。ただ、マ…


自民対中決議 習氏国賓来日中止要請は当然
自民党が、香港に対して統制を強化する中国の「香港国家安全維持法」を非難する決議を採択し、延期されている習近平国家主席の国賓来日について中止することを要請した。 国際社会は中国に対し、新型コロナウイルス対策の初動の遅れ…

尹東柱(ユンドンジュ)は没後に1冊の詩集…
尹東柱(ユンドンジュ)は没後に1冊の詩集が出されただけの朝鮮詩人だが、それを論じた著作は膨大な数に上る大きな存在。没後50年目の1995年には、学んだ同志社大学のキャンパス内に詩碑が建立された。 「尹東柱を眺める3カ…

旧優生保護法報告 唯物的人間観の転換が必要だ
旧優生保護法下で障害者らが不妊手術を強制された問題で、医学界の関わりなどを検証する日本医学会連合の検討会が報告書をまとめた。 精神科医の強い関わり 被害者らへの「心からのお詫び」とともに、出生前診断や遺伝子治療などの…
