編集局 rss

東京アラート

東京アラート解除 警戒緩めず新しい日常工夫を

 東京都は新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して発動していた「東京アラート」を解除し、休業要請を段階的に緩和する「ロードマップ」(行程表)も「ステップ3」に移行した。  だが、東京都ではここ数日、1日に20人を超える新規…

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元慰安婦運動の欺瞞 日本攻撃運動にすり替え

日韓合意を潰し、問題の存続を図る  韓国で「慰安婦問題」に激震が走っている。元慰安婦の李容洙(イヨンス)さんが活動家集団の「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連、元の「韓国挺身隊問題対策協議会」=挺対協)…

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ロシア、中国に圧力かけない―新START延長交渉 Russia says it won’t push China to join talks to save New START

 ロシア外務省幹部は9日、米露の外交当局者間で、失効が近い新戦略兵器削減条約(新START)の今後について月内に協議が行われることを確認する一方で、米露間の条約に中国を参加させるというトランプ政権の主張に悲観的な見方を示…

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東京一極集中の流れは、新型コロナウイルス…

 東京一極集中の流れは、新型コロナウイルス感染拡大の渦中にあっても変わらないようだ。東京都の発表によると、都内の5月1日時点の人口は推計で1400万2973人だった。4月より約2万人増加で過去最高という。  進学や就職で…

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(ひらの・キャシー)1957年カナダ生まれ。12歳でバハイ教に触れ、20歳で来日。国際基督教大学で文化人類学を学び、卒業後は土木会社で翻訳に携わる。その間、児童文学の翻訳も手がけ、東京バハイセンターで出会った建築家の夫と結婚し、子育てのため高松市に移住。荻原規子の『空色勾玉』、湯本香樹実の『夏の庭』、近藤麻理恵の『人生がときめく片づけの魔法』や上橋菜穂子の『精霊の守り人』『獣の奏者』などを英訳した。

英訳上橋作品が米国で文学賞受賞

文学が国境を超えて届いた 翻訳家・平野キャシーさんに聞く  国際アンデルセン賞(2014年)を受賞した児童文学・ファンタジー作家で文化人類学者の上橋菜穂子さんの『獣の奏者』(講談社)が本年1月、米国図書館協会のヤングアダ…

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3日、モスクワ郊外ノボオガリョボで、燃料流出問題に関するテレビ会議に臨むロシアのプーチン大統領(AFP時事)

ロシア、コロナ下で軍事パレード開催へ

直後に憲法改正の国民投票 支持離れに焦るプーチン大統領  ロシアのプーチン大統領は、5月9日に実施予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受け延期していた対独戦勝75周年軍事パレードを、6月24日に実施することを決定…

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熱中症対策 マスクによるリスク回避を

 これからの時期は、新型コロナウイルスの感染拡大防止策とともに熱中症への注意も必要となる。  高温多湿の中でのマスク着用は熱中症のリスクを高めるため、屋外では他の人との距離を十分に確保した上でマスクを外すことを心掛けたい…

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新型コロナウイルスの感染拡大以降、リモート…

 新型コロナウイルスの感染拡大以降、リモート(遠隔)出演と呼ばれる手法を用いるテレビ番組が多くなった。その場合、出演者同士の発言が重なることがある。分割されたテレビ画面の中で譲り合う場面も多い。インターネットにおけるタイ…

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金正恩の影

韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」  『荘子』(中国戦国時代の思想家で、道教の始祖の1人とされる荘子の著書)の漁夫編に影の話が登場する。  「ある人が自分の影に怯え、自分の足跡がつくことが嫌で、これを取り去ろうと走り始…

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中国外務省の華春瑩報道局長=2019年10月、北京(時事)

米中新冷戦、韓国外交の生きる道

韓国紙セゲイルボ 名分と実益の均衡が課題に  米国と中国、G2(主要2カ国)間の覇権戦いが激しい。新型コロナウイルスの起源論争で触発された米中対立は政治・経済・外交・軍事など全方向へ拡散している。果たしてコロナ発新冷戦で…

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少しホッとする外出の光景-米国から

地球だより  米国で外出制限の緩和が進む中、徐々に外出する人が増えてきている。  筆者の住むバージニア州北部は、経済活動再開の第1段階に入った。小売店は入場制限した上で開店できるほか、飲食店は屋外席で客にサービスを提供し…

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新型コロナウイルス感染とみられる症状の患者を下流のポルテウにある病院まで、これから12時間かけて搬送するブラジルの船の救急車=2日、北部パカハ川河畔(AFP時事)

ブラジルが感染爆発の中心に 新型コロナ

 新型コロナウイルスのパンデミックの中心は今、中南米に移っている。中でも、70万人以上の感染者を出しているブラジルでは、経済を優先するボルソナロ大統領が隔離政策を重視する地方自治体を批判して混乱を引き起こしており、国内の…

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コロナ流行起源 昨夏説含め独立検証を進めよ

 中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染について、米ハーバード大学医学大学院は昨年8月から広がっていた可能性があるとの調査結果を発表した。中国は直ちに否定したが、むしろ今後の防疫に資するため積極的に起源解明に…

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図書館は学生時代から好きな場所の一つだ…

 図書館は学生時代から好きな場所の一つだった。授業の合間の時間をそこで過ごし、家で書いたリポートを清書したのもそこだった。地元の図書館は仕事でも使うことがある。新聞や雑誌に目を通すことができるからだ。  だがここしばらく…

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高雄市長リコール 中国の台湾戦略転換に要注意

 台湾南部の主要都市・高雄の韓国瑜市長がリコールされた。韓氏は台湾で初めて、リコールにより市長職を罷免される。  市長失職に伴う補欠選挙では、民進党の陳其邁・行政院副院長(副首相)が有力視される。医師出身の陳氏は新型コロ…

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観光客の激減で行き場を失った壺屋焼

沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ)  新型コロナウイルスの感染拡大で、国内外からの観光客が激減したことに伴い、売り上げが落ち込んでいる壺屋陶器事業協同組合(島袋常秀理事長)はこのほど、インターネットを通じて資金を募るク…

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現代の「専門知識」信仰を省みては? Blinded by science: Why modern faith in ‘expertise’ should be tempered

 今日の米国で、最も敬われているのは、技術者である。そういう人たちは、えてして、シリコンバレーやボストンに住み、ワシントン・タイムズ本社近くのメリーランド州モンゴメリー郡にも住んでいる。彼らの働き方は、ピンからキリまでで…

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病院に足を運ばなくても、パソコンやタブレット…

 病院に足を運ばなくても、パソコンやタブレット、スマートフォンを通じて医師の診察を受けられる「オンライン診療」。政府が初診でも可能にする措置を取ったことで、これを導入する医療機関が急増している。  政府の5月半ばの公表に…

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国民は都市封鎖を支持-イタリアから

地球だより  6月に入り、新型コロナウイルス感染がピークアウトしたことを受け、欧州では3月中旬から施行してきた規制を緩和し、国境制限も段階的に解除する国が増えてきた。一時期、欧州最大の感染地だったイタリア北部ロンバルディ…

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フランス・パリで、封鎖緩和を受けてマスクを着けて自転車やキックボードで移動する住民(5月12日UPI)

コロナ禍後の社会騒乱懸念―フランス

 フランスでは封鎖措置緩和第2段階に入り、1週間が経(た)つ。移動制限が解除され、観光業が活気を取り戻す一方、黒人差別の警察への抗議運動が起き、ストレスを抱えた社会的弱者による社会的混乱への懸念も高まっている。経済回復に…

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国会議事堂

国会最終盤 対中国政策で集中審議を

 日本や米国はじめ各国が新型コロナウイルスへの対応に追われる間隙を突き、中国が「コロナ後」の海洋覇権拡大を狙い、わが国の領海侵犯をより強硬に行うようになった。南シナ海でも挑発的な行動を活発化させ、日米主導の「自由で開かれ…

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コロナ禍は世代交代の契機になるか?

 新型コロナウイルスの感染拡大は、私たちの日常を大きく変えた。最も目に付くのがインターネットを通じた人間関係が多様化したことだ。コロナ以前もインターネットはメールやチャット、写真や動画の交換を通じ、プライベートやビジネス…

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散歩コースにある公園の皐月(さつき)の…

 散歩コースにある公園の皐月(さつき)の生け垣は、緑葉の中に濃いピンクの花が咲き乱れて引き立っている。だが、それより目を奪われるのは生け垣の周りで地面に這(は)って白十字の白い星を散らしたように咲く花である。やや濃い緑葉…

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