編集局
良き最期を、生きることと死ぬことを考える
『死という最後の未来』(著者:石原慎太郎、曽野綾子/幻冬舎)がネット上で話題になっている。石原氏87歳、曽野氏88歳と、ほぼ同い年。家も近所で昔からの友人というが、意外にも会う機会はほとんどなかったという。 法華経を…
今年前半の節目の日である。梅雨明けした…
今年前半の節目の日である。梅雨明けした沖縄を除いて、各地では雨の多い日が続く。特にここ数年のこの時期は、地域によっては土砂災害や河川の氾濫(はんらん)で大きな被害を出すことが多くなった。 例年、梅雨は40日ほど続くか…
日本と国際機関存在感向上で世界に貢献を
日本人が国際機関のトップを含む重要ポストに就任する機会が減っている。 政府は国家安全保障局(NSS)に4月に新設した経済班を中心に、国際的に活躍できる人材育成を戦略的に進めるための体制を強化する。国際機関における日本…
京都大は、霊長類研究所(愛知県犬山市)…
京都大は、霊長類研究所(愛知県犬山市)の研究費の不正支出疑惑で、元所長ら教員4人による約5億670万円の不正支出があったとの調査結果を公表した。大学の学術費として小さい額ではない。 同研究所では13種、約1200頭の…
コウモリから「武漢ウイルス」研究 坂東忠信氏が講演
世日クラブ 中国共産党の情報操作を解説 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス)の定期講演会が27日、動画サイト「ユーチューブ」のライブ配信を通じて行われた。これは、新型コロナウ…
日本遺産 国内観光振興の起爆剤に
地域の歴史的魅力や特色をストーリーとしてつなぎ、貴重な日本の文化、伝統として文化庁が認定する「日本遺産」に21件が新たに追加され、全部で104件となった。国内外への発信を強化し、観光振興や地方創生につなげたい。 認定が…
銅像破壊で民主党の「暴徒支配」を批判するトランプ氏 Trump will point to desecration of statues in campaign against Democrat ‘mob rule’
トランプ米大統領と共和党の支持者たちは、野党民主党が「暴徒支配」を容認しているというイメージづくりの選挙戦略として、記念碑や銅像を守ることに躍起になっている。全米各地の都市で起きている無法、犯罪の問題が、黒人有権者と民…
「青梅の臀うつくしくそろひけり」(室生犀星)…
「青梅の臀うつくしくそろひけり」(室生犀星)。ある日、帰宅すると台所に青梅の匂いが充満していた。匂いに敏感な方ではないが、この梅の匂いは嫌いではない。妻に聞いてみると、梅干しを作るということだった。 といっても、手軽…
尖閣の字名変更 政府は実効支配を強化せよ
沖縄県石垣市議会が、同市に属する尖閣諸島の字名を10月1日に「登野城(とのしろ)」から「登野城尖閣」に変更する議案を賛成多数で可決した。 尖閣周辺では中国海警船の動きが活発化している。字名変更を機に、政府は尖閣の実効…
うがい・手洗い・マスク、世界に誇れる日本人の生活習慣
《 記 者 の 視 点 》 「うがい」「手洗い」「マスク」。日本人の生活習慣として根付いている三つの行為が世界から注目を集めている。 新型コロナウイルスの緊急事態宣言を発表し、行政が強制的(罰金等の処罰)に封じ込めよ…
ドイツ、米兵削減は2国間だけの問題でない German official: U.S. must coordinate on reductions
ドイツ国防相は24日、ドイツ駐留米軍の削減は、北大西洋条約機構(NATO)全体の問題であり、2カ国間だけの問題ではないと主張した。 トランプ米大統領は、ドイツの国防予算が少ないことに以前から不満を表明しており、すでに…
新型コロナウイルスが猛威を振るったフランス…
新型コロナウイルスが猛威を振るったフランスのパリで、カフェが15日から屋内営業を再開した。第2次大戦中も開いていたパリのカフェだ。約2カ月半ぶりの再開は経済社会活動の復活を何より象徴する。 確かに、いくら街並みが美し…
洋上風力で経済活性化へ 新潟県胎内市
シビック・プライド 新潟県胎内市長 井畑 明彦氏に聞く 新潟県胎内市は山・川・海という美しい自然に恵まれた人口約3万人の市である。井畑明彦市長に、コロナ対策や、地域おこしの起爆剤として取り組んでいる洋上風力発電への思い…
新START 中国の参加なければ時代遅れ
米国とロシアはウィーンで核軍縮に関する高官協議を行い、来年2月に期限切れとなる新戦略兵器削減条約(新START)延長などを議論したが、招待した中国は参加しなかった。軍拡を続ける中国が加わらず、米露だけ相互検証可能な条約…
「記録と言うとごく簡単に考える人があるが…
「記録と言うとごく簡単に考える人があるが、私は、記録は実におそろしいと思う」と作家武田泰淳は『司馬遷』(昭和18年)の冒頭に近い部分に記した。要約すれば「記録はおそろしい」。 メモのような短文であっても、歴史記述にな…
日系人が築き上げた「信用」-ブラジルから
地球だより 知人にブラジルに移住して20年になる日本人夫婦がいる。こちらに来た当初、親しい知人や親族がいないため、すべてが分からないことばかりで多くの障害にぶつかったという。 まず最初の壁が住む場所を探すことだった。…
南冥曺植の子孫
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 南冥曺植は退渓李滉(退渓は号)は同い年だ。燕山君7年、1501年に曺植は晋州三嘉縣で、李滉は安東禮安で生まれた。「みなみ」の意を表す南と、「くらい」の意を表す冥。泥沼と化した政治を…
北の多面的な意図に翻弄される韓国
韓国紙セゲイルボ 現政府を選んだ国民は「哀れ」 北朝鮮が大韓民国を弄んでいる。連日、超強硬対南誹謗(ひぼう)と挑発を行ってきたが、結局、開城の南北共同連絡事務所を爆破した。口実は脱北者団体の対北ビラ散布だが、これは言い…
朝鮮戦争70年 現在も続く北の武力挑発
1950年6月25日の朝鮮戦争勃発から70年になる。戦争は北朝鮮が韓国に武力侵攻して始まり、米国をはじめとする国連軍と中国軍が参戦して3年余りの死闘の末、休戦協定が結ばれて現在に至る。この70年間、北朝鮮は韓国に武力侵…
手元にしばらくの間、韓国の音楽グループ…
手元にしばらくの間、韓国の音楽グループ「東方神起」のDVDがあった。ある人がぜひ見るようにと貸してくれたのだ。日本でも圧倒的な人気を誇っていて「あなたも知っておく必要がある」と言われて。 このグループの熱烈なファンに…
中印衝突 中国の覇権主義を牽制せよ
中印の係争地帯で双方の軍が衝突し、インドは自軍の死者が20人に達したと発表した 中印両国は年に数回は小競り合いを起こすが、インド側に死者が出たのは1975年以来、45年ぶりとなる。 45年ぶりに死者が出る 両軍の…
米国の情報機関の改革が必要な訳 Why America’s intelligence agencies need reformation
米国の情報コミュニティーに関して、ハリウッドの描写だけで判断すれば、米国には、素晴らしい、最高級のハッカー、スパイ、秘書やさまざまなキーボード戦士の集団がいて、クリックするだけで敵のデジタル機器に全部、すぐに侵入したり…
新型コロナウイルス禍で、今夏の全国高校…
新型コロナウイルス禍で、今夏の全国高校総合体育大会(高校総体)や全国高校野球選手権大会など、高校スポーツの全国大会が軒並み中止になった。しかしその後、各地で代替大会の実施が次々と決まり、始まったところもある。 代替大…