編集局
中国の脅威「認識深まった」 米国務長官 アジア歴訪
アジア歴訪中のポンペオ米国務長官は29日、訪問先のベトナム・ハノイで、アジアで中国をめぐる「潮目が変わり」、中国の政策が米国とアジア各国にとって脅威になっているという認識が強まってきたとの見方を明らかにした。 ポンペ…
進む兵器開発、無人機対策急ぐ米国防総省 Arms race underway as U.S. scrambles to defeat rivals’ drones
米軍は武装無人機の戦場での使用の先駆けとなり、この20年間の戦争を大きく変えた。 しかし、この変革によって国防総省は新たな緊急任務を抱えることになった。他国の無人機からの防衛だ。 無人機は、急速に高速化、低価格化し…
新型コロナウイルスの感染再拡大でフランス…
新型コロナウイルスの感染再拡大でフランスでは、この春に次ぐ2回目の全国一律の外出禁止が始まった。12月1日まで、カフェやレストランももちろん閉店だ。 25日には過去最多の5万2000人もの新規感染者が報告された。フラ…
赤アリータイから
地球だより わが国では赤茶色で殺人アリの異名を持つ南米原産のヒアリが発見され騒動が起きたことがあるが、タイ東北部のイサーンでは、赤アリというと地元民の食指が動く。 タイではアリそのものを食材とする調理法もあるが、人気…
内モンゴル自治区における民族浄化の実態について
世日クラブ講演要旨 中国共産党は草原で何をしてきたのか 静岡大学人文社会科学部教授 楊 海英氏 言語を奪う同化政策 静岡大学人文社会科学部教授の楊海英氏は17日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤譲良・近藤プ…
秋篠宮殿下御夫妻オンライン視察
福井の特別支援学校 秋篠宮殿下御夫妻は29日、5月に訪問を予定していた福井県立南越特別支援学校(同県越前市)と県農業試験場(福井市)を宮邸からオンラインで視察し、それぞれ説明を受けられた。 宮内庁によると、御夫妻は生…
仏ニースの教会 ナイフ襲撃で3人殺害
テロの可能性 フランス南部ニースのノートルダム大聖堂で29日午前9時ごろ、男がナイフを振り回し、警察当局の発表で3人が死亡、複数の人が負傷したもよう。捜査当局はナイフによる襲撃は教会内部で発生したとしており、ダルマナン…
文大統領演説 虚しい北への平和呼び掛け
韓国の文在寅大統領は国会で施政方針演説を行い、冷え込んでいる北朝鮮との関係について「平和が双方にとって共存の道」と述べた。 北朝鮮は米国などとの非核化交渉に応じながら密(ひそ)かに核・ミサイル開発を進めてきた。今後も…
敗戦直後に「戦前の教科書に墨を塗って使った」…
敗戦直後に「戦前の教科書に墨を塗って使った」という伝説が75年たった今も残っている。そこに疑問を投げ掛けた人がいる。文芸評論家の秋山駿(2013年没)だ。 『私の文学遍歴』(作品社)という本の中で、敗戦時15歳の少年…
李健熙の木鶏
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 古代中国、周の先王は闘鶏が大好きだった。ある日、丈夫なニワトリ1羽を持ってきて、闘鶏を調練する名人の紀渻子に最高の闘鶏に育てよと命じた。10日過ぎて王が「ニワトリは十分闘えるか」と…
コロナ禍でも楽しむハロウィーンー米国から
地球だより ハロウィーンが近づく中、スーパーや雑貨屋などを覗(のぞ)くと、どこも仮装用衣装や装飾品、カボチャなどの関連商品が並び、店内は華やかな雰囲気だ。 しかし、新型コロナウイルスの流行を受け、今年はさまざまな制約…
北朝鮮に抑留された“忘れられた国民”
韓国紙セゲイルボ 政府の“釈放努力”は結果出ず 2014年、中朝国境の丹東取材の時のことだ。現地取材で雇った平壌出身の華僑ガイドは鴨緑江の岸辺で威化島を眺めていた記者に、「朝鮮(北朝鮮)に行きたいか」として、「望むなら…
世界最大の湿原パンタナル、未曽有の森林火災が襲う
2019年と20年は、オーストラリアや米西海岸、南米などで大規模な森林火災が次々と発生した。地球温暖化や異常気象への警告、環境保護の必要性が以前にも増して注目されることになった。南米の森林火災で関心を集めているのはアマ…
トルコ建国記念日 イスラム文化伝える「東京ジャーミイ」
近年見学者が増加 トルコは29日、97回目の建国記念日を迎えた。日本ではあまり接することのないイスラム教を主要宗教とするトルコだが、東京都渋谷区にイスラム、トルコの文化に触れられるイスラム礼拝所のモスク「東京ジャーミイ…
各党代表質問 「自助」「共生」の論戦深めよ
衆院本会議で菅義偉首相の初の所信表明に対する各党代表質問が行われ、立憲民主党の枝野幸男代表、自民党の野田聖子幹事長代行らが質問に立った。 自民党総裁選を受けて発足した菅内閣と、立憲民主と国民民主などの合流で結党した立…
ハロウィーンは仮装やコスプレのイベント…
ハロウィーンは仮装やコスプレのイベントとして知られているが、日本で行われるようになったのは1990年代後半。東京ディズニーランドで開催されて、各地でイベントが増えていった。 今月31日に行われるが、毎年大勢の人が集ま…
国連人権理 強権国家排除の改革進めよ
国連総会は、国連人権理事会(理事国47カ国)のうち12月末に任期が切れる15理事国の改選選挙を行い、中国やロシア、キューバなどを選出した。 こうした人権軽視の国々が、国際社会の人権状況改善を図る組織の理事国になること…
GoToキャンペーンと地域割で実質無料
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 新型コロナウイルス感染拡大で落ち込んだ観光業の回復に向けて、GoToトラベルのキャンペーンが東京を含めて全国展開されている。24日から東京都民の都内旅行への割引キャンペーン「もっと…
政治的検閲に直面して Confronting political censorship
災難の中には対応する時間もなく雪崩のように突然やって来るものがある。一方、中には、点滅する早期警戒灯のような物の前触れと共にやって来るものもある。米国人は、差し迫る大統領選に関連するあからさまなニュースの検閲に衝撃を受…
東日本大震災で、福島県の中山間地で有機…
東日本大震災で、福島県の中山間地で有機農産物を栽培する農家の団体が風評被害に遭い、信用を取り戻すのに5年ほどかかったという話の経緯は以前、小欄に記した。 都内のスーパーマーケットへの販促ルートが一方的に止められたため…
長寿の秘訣はチーズ?ースイスから
地球だより 欧州連合(EU)統計局が最近公表した統計(2018年度)によると、EUの平均寿命は81歳、男性は78・2歳、女性は83・7歳だ。アルプスの小国スイスはEU加盟国ではないが、日本に次ぐ長寿国として有名だ。19…
中学教師殺害で揺れる仏保守勢力
左派は追悼抗議デモ展開 パリ郊外で今月16日、ムハンマドの風刺画を見せた中学校教師がイスラム過激思想を持つ若者に殺害された。教師は表現の自由を守って犠牲となったとして勲章を授与され、国葬にふされた。一方、右派勢力や宗教…
韓国のフェミニズム旋風とジェンダーの先鋭化
韓国は男尊女卑への反動なのか、歴代政権が過激な男女平等政策を採ってきたこともあり、女性の社会進出が急激に進んでいる。韓国の「男女雇用平等法」制定は日本の2年遅れだが、幾度も改正を重ね、議員、公務員などの女性比率は日本を…