編集局 
「遠くで海氷が動いた重低音が響き、その…
「遠くで海氷が動いた重低音が響き、その音で目を覚ます。やがて破壊のエネルギーが波のような力で自分の元に伝わると、テントの周囲で重機が走り回っているような爆音が恐ろしく、安心して寝てもいられない」。 2012年と14年…

菅外交始動 日米同盟軸に国際協調模索を
菅義偉首相の外交が始動した。トランプ米大統領やオーストラリアのモリソン首相、中国の習近平国家主席ら10人近い海外首脳と電話会談を行い、国連総会でビデオ演説を行った。 安倍外交を継承する立場で手堅く外交デビューを果たし…

テーザー銃問題:警察はその革新的管理に努めよ Trouble with Tasers: Police need control tools that are not hit or miss
警察官が民間人を死に至らしめるような発砲をしてしまいかねない危険な、双方のぶつかり合いは悲劇としか言いようがない。ブリオナ・テイラーさんの死が、またしても、クローズアップされている。黒人男性らが銃撃された事件は、今年の…

行政改革や少子化対策、携帯電話料金値下げ…
行政改革や少子化対策、携帯電話料金値下げなど、次々と政策を打ち出す菅義偉政権。若い世代に将来を託せる農業を目標の一つに、農政にもメスを入れようとしている。 野上浩太郎農林水産相の記者会見では「スマート農業の推進」とい…

ウィーンフィルの野外コンサートーオーストリアから
新型コロナの拡大のために5月に開催予定だったウィーンフィルの恒例の野外コンサートが18日夜、シェーンブルン宮殿庭園で開かれた。9月の野外コンサートは少々寒く、招かれたゲストにはちょっと辛かったかもしれない。 今回のテ…

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ムハンマド風刺画に反発か 風刺紙旧編集部近くでテロ フランス
聖戦主義に影響される若者 現在、フランスで公判中の風刺週刊紙シャルリエブド編集部襲撃事件の裁判の最中、当時、同編集部が入っていた建物前でテロ事件が発生。裁判の争点であるイスラム教創始者ムハンマドの風刺画のメディア掲載に…

原発処理水 早急に処分方法の決定を
菅義偉首相は就任後初めて東日本大震災の被災地である福島県を訪問し、東京電力福島第1原発の構内で保管中の処理水の処分方法について「政府の責任で方針を決めたい」と述べた。 政府の小委員会は2月、処分方法に関して、薄めて海…


少子化対策 切れ目なく
坂本哲志 地方創生 少子化担当相 坂本哲志地方創生、少子化担当相は28日、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、少子化対策について、結婚から出産、育児、進学まで「切れ目のない対策をしていく」と強調し、不妊治療へ…

再浮上した少人数学級議論にエビデンスを
8月25日の教育再生実行会議の議論を受け、政府は来年度から少人数学級を段階的に進める意向を示した。政府の試算によれば、今後10年で児童生徒数が約100万人減ることから、教員を5万人増やせば、現行の40人学級を30人学級…

マスク、手洗い、うがいの励行に間合い、…
マスク、手洗い、うがいの励行に間合い、つまりソーシャルディスタンス(社会的距離)を取る新型コロナウイルス対策の中で開催された大相撲秋場所。これに両横綱不在が混戦を呼び込んだ。感染防止のため、十分なぶつかり稽古もままなら…


中国海軍増強と我が国の対応
元統幕議長 杉山 蕃 海上動態監視網の強化を 長距離対艦誘導弾の開発急務 9月1日、米国防総省は、「中国の軍事および安全保障の進展に関する報告書」を発表した。数々の興味ある内容であるが、今回は中国海軍の増強についてコメ…


佳子殿下 動画でメッセージ
高校生「手話甲子園」に 秋篠宮殿下御夫妻の次女佳子殿下は27日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のためオンラインで開催された「第7回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の開会式に動画でメッセージを寄せられた。 佳子さ…

反体制派暗殺未遂 ロシアは真相を明らかにせよ
ロシアのプーチン大統領の最大の政敵とも呼ばれる反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ氏が旧ソ連の軍用神経剤「ノビチョク」系の毒物を盛られたとみられる暗殺未遂事件について、ロシアは「自作自演だ」として捜査を進める姿勢を見せ…

ウクライナ出身の映画監督セルゲイ・ロズニツァ…
ウクライナ出身の映画監督セルゲイ・ロズニツァさんのドキュメンタリー映画「粛清裁判」「国葬」他1本の試写会があった。ソ連スターリン時代の国情を描いたもので、当時の記録フィルムを再構成している。 「粛清裁判」は技師らに対…

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仏風刺紙 旧本社近くで襲撃 パリ
2人重傷 テロ容疑で捜査 パリ市内の路上で25日、大型刃物による刺傷事件が発生し、2人が重傷を負った。現場は2015年1月に銃撃事件が起きた仏風刺週刊紙シャルリエブドの旧本社近くで、当局は7人の容疑者を逮捕し、テロ事件…

電子決済不正 顧客第一で安全性向上を
銀行口座と連携した電子決済サービスで、不正出金の拡大が続いている。 被害があった銀行や決済業者には、対応の遅れが目立つ。顧客第一で対処すべきだ。 第三者が預金引き出し NTTドコモでは「ドコモ口座」を使って預金が不…

トランプ氏の自滅を狙うバイデン氏の異例の選挙戦略 Biden takes unconventional approach: Let Trump manufacture own defeat
【米ミシガン州ランシング】米民主党大統領候補のジョゼフ・バイデン氏は、2020年大統領選でトランプ大統領と「ミスター型破り」の座を競っている。 バイデン陣営は、毎日のスポットライトをトランプ氏に譲ると決めているようだ…

毎日、暑いとばかり思っていたのに、いつの…
毎日、暑いとばかり思っていたのに、いつの間にか朝夕の肌寒さに鳥肌が立つほど。台風12号が去った後は、風も雨もことさら冷たく感じる。 10月1日から「Go To トラベル」に東京発着分が追加されることに対して、有識者に…

日韓首脳電話会談 文氏に安易な妥協は禁物だ
菅義偉首相は就任後初めて韓国の文在寅大統領と約20分間にわたり電話会談した。菅首相は旧朝鮮半島出身労働者の徴用をめぐる判決で悪化している両国関係を改善させるよう、文氏にこの問題を放置せず、適切な対応を講じることを促した…

「宗教音痴」だった宗教社会学者
《 記 者 の 視 点 》 「知的巨人」と称されたマックス・ウェーバー没後100年 マックス・ウェーバー(1864~1920)は、「知的巨人」と称される大きな業績を残した宗教社会学者で、日本にも大きな影響を与えた。それ…

バー長官、「暴力的世俗主義者」が米国を弱める Barr: `Militant secularists’ weaken U.S.
バー司法長官は23日、米国の道徳規範を侵食し、政府、自由、権力をめぐる建国のビジョンを破壊していると、「暴力的世俗主義者」を非難した。 バー氏は全米カトリック祈祷朝食会で演説し、宗教は「自由社会の礎」だが、宗教を弱体…

秋の味覚、秋刀魚の不漁が続いている。…
秋の味覚、秋刀魚の不漁が続いている。スーパーで1尾400円ほどの値段がついているのに驚いたが、今年は9月半ばまでの漁獲量が、過去最低だった去年の2割程度というからどうしようもない。 仕方なく、解凍した安いのを買って食…

線路の行き着く先は中印ーネパールから
地球だより ネパールでは21日から国内線の運航が再開されたが、空港では体温測定や手指消毒の実施はもとより、行き先によっては書類への署名が必要である他、72時間以内に証明されたPCR検査の陰性結果の提示が義務付けられてい…
