編集局
「世界一貧しい」元大統領引退
ウルグアイ ムヒカ氏 南米ウルグアイの元大統領、ホセ・ムヒカ上院議員(85)が20日、政界からの引退を表明した。地元メディアによると、同氏は免疫系の持病を抱えており、「政治家の仕事は、足を運んで人と話すことだが、新型コ…
アフガニスタン タリバンの攻撃が激化
カタールの首都ドーハで9月12日からアフガニスタン政府と反政府武装勢力タリバンとの恒久的停戦に向けた和平交渉が開始されたものの、進展は見られず交渉は難航している。その間もアフガン政府治安部隊へのタリバンによる武力攻撃は…
露サイバー攻撃 特段のセキュリティー措置を
ロシアの軍参謀本部情報総局(GRU)が、延期されている東京五輪・パラリンピックや2018年に韓国で開催された平昌冬季五輪の大会組織委員会および関係団体にサイバー攻撃を行っていたことを英政府や米司法省が公表した。わが国で…
今年は音楽家ベートーヴェンの生誕250年を…
今年は音楽家ベートーヴェンの生誕250年を迎えた年で、故郷ドイツだけでなく、各地でコンサートやイベントが開催されている。生まれたのはボンで、1770年12月16日ごろ。 正確な月日が分からないのは記録がないからで、レ…
イラン 首都近郊に新たな核施設
反体制組織が公表 イランは首都テヘラン近郊に新たな核開発施設を設置、核爆弾の開発、製造を極秘に進めている――イランの在外反体制派組織「国民抵抗評議会(NCRI)」が明らかにした。 NCRIはイラン政府内からの情報とし…
イラン禁輸解除 国際社会が一致して包囲網を
中東情勢の不安定要因として名指しされてきたイランの封じ込めにはどうすべきか、国際社会が一致して考えるべき時だ。 米国は独自制裁を表明 2015年の核合意によるイランへの武器禁輸が、合意の規定に基づき解除された。禁輸は…
リモートで韓国とつなぎ、日本語弁論大会を開催
沖縄発のコラム:美ら風(ちゅらかじ) 韓国人学生による第7回日本語弁論大会(主催・韓日経済文化交流会=イム・ヨンホ会長、日韓経済文化交流会沖縄=竹林春夫会長)が17日、開かれた。コロナ禍で渡航制限が敷かれているため、1…
バイデンは米経済を弱体化させる可能性あり Flipping a coin on fossil fuels: Biden energy plan could weaken the U.S. economy
米国の経済はエネルギーで走っている。そして、その燃料が手頃な値段で入手可能な時、いっそう力強く走る。現在ほど、エネルギーが豊富だったことはほとんどなく、トランプ大統領の政策がその傾向を強める助けをしている。トランプ政権…
NHKの「新日本風土記」は、日本各地の…
NHKの「新日本風土記」は、日本各地の歴史と風土、そして人々の今を伝える番組で、新しい発見も多い。奈良時代、国ごとに編纂(へんさん)された『風土記』のように、この番組も将来、貴重な民俗資料となるだろう。 先週放送され…
仕事を掛け持つ若者たちー韓国から
地球だより 最近、こちらの若者たちの間で流行り始めた新造語に「Nジョブラー」というのがある。複数を指す「N」に仕事の「ジョブ」、これにerを付けて二つ以上の仕事をする人のことをこう呼んでいる。コロナで収入が減り、副業を…
仏教師殺害 社会の分断の深まりを懸念
パリ近郊の中学校付近で同校勤務の男性教師が殺害された事件は、教師が授業でイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を使ったことが犯行の動機だったとされている。 授業でムハンマド風刺画 教師は、ロシアのチェチェン人とみられ…
結婚や子育てに幸福を感じる社会つくりを
最近、結婚について改めて考えさせられることが続いた。 一つは、遠方に住む筆者の弟の長男と長女、筆者にとっては甥(おい)と姪(めい)が、ほぼ同時に結婚が決まったことだ。甥は仕事先で相手と知り合い、姪の相手は大学の先輩で…
フィンランドからの小紙「地球だより」 (9日付)…
フィンランドからの小紙「地球だより」(9日付)は、新型コロナウイルス感染の有無を匂いから嗅ぎ分ける探知犬がヘルシンキ空港に配置された話だ。特別に訓練された10匹の犬は、希望する乗客や空港スタッフを検査して判定するが、ほ…
大学生の大麻乱用 正しい知識で「興味本位」防げ
大学の運動部員による大麻乱用が相次いで発覚した。「興味本位」から軽はずみに手を染める若者が多くなっている昨今の風潮を象徴する不祥事だ。 学生に対する乱用防止教育が不十分な一方、ネットに溢(あふ)れる誤った情報の影響で…
今年のノーベル物理学賞は、ブラックホール…
今年のノーベル物理学賞は、ブラックホールに関する研究で業績を挙げた英オックスフォード大のロジャー・ペンローズ名誉教授ら3人に授与される。ブラックホールは高密度のエネルギーの塊で、周辺の空間をゆがめてしまう。 日本では…
ボリビア大統領選18日投票、左派候補が優勢
南米ボリビアで18日、大統領選挙の第1回投票が実施される。当初は5月に実施される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されていた。 今回の選挙は、反米左派モラレス大統領が昨年10月の大統領選挙で行った…
100年変わらぬ中国の民族弾圧 楊海英氏 世日クラブで講演
世日クラブ 楊海英氏 世日クラブで講演 対内モンゴル 日本も積極的支援を 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス)の定期講演会が17日、動画サイト「ユーチューブ」のライブ配信を通…
パリ郊外で中学教師が首切られ殺害
授業でムハンマド風刺画 仏パリ郊外で16日、中学校の男性教師が学校近くで首を切断され殺害された。表現の自由を教える目的で、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を授業中に生徒に見せたことへの報復とみられている。 捜査当…
iPS視細胞移植 光取り戻す治療の第一歩
神戸市立アイセンター病院は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)で網膜シートを作製し、目の難病「網膜色素変性」の患者に移植する世界初の手術を実施した。患者が光を取り戻すための治療法確立への第一歩だ。 60代女性の難病患者に …
米共和党、上院で過半数割れの恐れ Republicans worry about losing control of Senate
Republicans are worried that a Democratic takeover of the Senate is increasingly likely, and many are hoping f…
かつて、電車でマンガを堂々と読んでいる…
かつて、電車でマンガを堂々と読んでいる通勤、通学中の日本人を見て異様な印象を受けたという外国人についての記事を読んだことがある。今では、そのアニメやマンガが日本の文化として世界中で認知されていると言っていい。 価値観…
日本学術会議 非政府組織化含め徹底検証を
自民党は、内閣府の特別の機関である日本学術会議の在り方を検証する「政策決定におけるアカデミアの役割に関する検討プロジェクトチーム(PT)」の役員会を初めて開いた。学術会議の改革は以前からの宿題であり、今回、会員候補6人…
現代の戦場で活躍の場失う戦車 The mighty tank struggles to find a place on the modern battlefield
「クルスクの戦い」や「砂漠のあらし」作戦など、20世紀の戦場では戦車が活躍し、戦闘を特徴付けてきた。 しかし、今後の戦闘で強力な戦車が活躍する場があるかどうかは全く不透明だ。専門家らは、ロケット攻撃が効果を高め、高度…