編集局 
仕事を掛け持つ若者たちー韓国から
地球だより 最近、こちらの若者たちの間で流行り始めた新造語に「Nジョブラー」というのがある。複数を指す「N」に仕事の「ジョブ」、これにerを付けて二つ以上の仕事をする人のことをこう呼んでいる。コロナで収入が減り、副業を…

仏教師殺害 社会の分断の深まりを懸念
パリ近郊の中学校付近で同校勤務の男性教師が殺害された事件は、教師が授業でイスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を使ったことが犯行の動機だったとされている。 授業でムハンマド風刺画 教師は、ロシアのチェチェン人とみられ…

結婚や子育てに幸福を感じる社会つくりを
最近、結婚について改めて考えさせられることが続いた。 一つは、遠方に住む筆者の弟の長男と長女、筆者にとっては甥(おい)と姪(めい)が、ほぼ同時に結婚が決まったことだ。甥は仕事先で相手と知り合い、姪の相手は大学の先輩で…

フィンランドからの小紙「地球だより」 (9日付)…
フィンランドからの小紙「地球だより」(9日付)は、新型コロナウイルス感染の有無を匂いから嗅ぎ分ける探知犬がヘルシンキ空港に配置された話だ。特別に訓練された10匹の犬は、希望する乗客や空港スタッフを検査して判定するが、ほ…

大学生の大麻乱用 正しい知識で「興味本位」防げ
大学の運動部員による大麻乱用が相次いで発覚した。「興味本位」から軽はずみに手を染める若者が多くなっている昨今の風潮を象徴する不祥事だ。 学生に対する乱用防止教育が不十分な一方、ネットに溢(あふ)れる誤った情報の影響で…

今年のノーベル物理学賞は、ブラックホール…
今年のノーベル物理学賞は、ブラックホールに関する研究で業績を挙げた英オックスフォード大のロジャー・ペンローズ名誉教授ら3人に授与される。ブラックホールは高密度のエネルギーの塊で、周辺の空間をゆがめてしまう。 日本では…

とルイス・アルセ元経済・財務相(AFP時事)-150x150.jpg)
ボリビア大統領選18日投票、左派候補が優勢
南米ボリビアで18日、大統領選挙の第1回投票が実施される。当初は5月に実施される予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて延期されていた。 今回の選挙は、反米左派モラレス大統領が昨年10月の大統領選挙で行った…


100年変わらぬ中国の民族弾圧 楊海英氏 世日クラブで講演
世日クラブ 楊海英氏 世日クラブで講演 対内モンゴル 日本も積極的支援を 世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤讓良〈ゆずる〉・近藤プランニングス)の定期講演会が17日、動画サイト「ユーチューブ」のライブ配信を通…

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パリ郊外で中学教師が首切られ殺害
授業でムハンマド風刺画 仏パリ郊外で16日、中学校の男性教師が学校近くで首を切断され殺害された。表現の自由を教える目的で、イスラム教の預言者ムハンマドの風刺画を授業中に生徒に見せたことへの報復とみられている。 捜査当…

iPS視細胞移植 光取り戻す治療の第一歩
神戸市立アイセンター病院は、人工多能性幹細胞(iPS細胞)で網膜シートを作製し、目の難病「網膜色素変性」の患者に移植する世界初の手術を実施した。患者が光を取り戻すための治療法確立への第一歩だ。 60代女性の難病患者に …

米共和党、上院で過半数割れの恐れ Republicans worry about losing control of Senate
Republicans are worried that a Democratic takeover of the Senate is increasingly likely, and many are hoping f…

かつて、電車でマンガを堂々と読んでいる…
かつて、電車でマンガを堂々と読んでいる通勤、通学中の日本人を見て異様な印象を受けたという外国人についての記事を読んだことがある。今では、そのアニメやマンガが日本の文化として世界中で認知されていると言っていい。 価値観…


日本学術会議 非政府組織化含め徹底検証を
自民党は、内閣府の特別の機関である日本学術会議の在り方を検証する「政策決定におけるアカデミアの役割に関する検討プロジェクトチーム(PT)」の役員会を初めて開いた。学術会議の改革は以前からの宿題であり、今回、会員候補6人…

現代の戦場で活躍の場失う戦車 The mighty tank struggles to find a place on the modern battlefield
「クルスクの戦い」や「砂漠のあらし」作戦など、20世紀の戦場では戦車が活躍し、戦闘を特徴付けてきた。 しかし、今後の戦闘で強力な戦車が活躍する場があるかどうかは全く不透明だ。専門家らは、ロケット攻撃が効果を高め、高度…

中国・内モンゴル自治区で、当局は言葉を奪う…
中国・内モンゴル自治区で、当局は言葉を奪うだけでなく、歴史教科書からチンギスハンも抹殺した。今度はそれを国外でも行おうとし、強い反発を招いている。 フランスのナントの歴史博物館が準備をしていたチンギスハンをテーマにし…

オンライン授業でカラオケ禁止ーフィリピンから
地球だより コロナ禍による学校での対面授業の禁止に伴い、オンライン授業が10月から開始されたが、初の試みにトラブルが相次ぎ、マニラ首都圏の各地自治体は問題解決に神経を尖(とが)らせている。 フィリピン社会は騒音にかな…


森鷗外の遺言と神道の死生観
乃木大将殉死で作風一転 生田神社名誉宮司 加藤隆久氏に聞く 世界で死者が100万人を超えたコロナ禍の中、思い出したのが「余ハ石見人森林太郎トシテ死セント欲ス」という森鷗外の遺言。宗教の核心は死生観で、日本人の生き方を宗…

尖閣領海侵入最長、日本は対中包囲網構築主導を
沖縄県・尖閣諸島沖の領海で中国海警船2隻が、2012年9月の国有化以降最長の57時間39分にわたってとどまった。政府は尖閣を守り抜くために実効支配の強化を急ぐとともに、国際社会において対中包囲網の構築を主導すべきだ。 …

「映画製作で一番重要なのは脚本」と脚本家…
「映画製作で一番重要なのは脚本」と脚本家の橋本忍(2018年没)が書いている。「映画は監督のもの」との通念とは違った見解だが、橋本の書いた『複眼の映像 私と黒澤明』(文春文庫 10年3月刊/単行本は06年6月刊)を読む…

地獄絵図のような森林火災ーブラジルから
地球だより ブラジルは今年、半世紀ぶりとも言われるうだるような暑さと旱魃(かんばつ)に襲われている。中西部と北部を襲う深刻な旱魃は、今後何年も続く可能性が指摘されており、アマゾン熱帯雨林や世界最大の湿原であるパンタナル…

防弾政権
韓国紙セゲイルボ・コラム「説往説来」 防弾!人の生命を救うために飛んでくる銃弾を防ぐというのだから、これ以上いい言葉はないように思える。7年前、この言葉を世の中に堂々と叫んだ若者たちがいる。7人の青年で構成された「防弾…

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排他的な熱狂ファン政治が民主主義崩す
韓国紙セゲイルボ アイドル応援の文化が政界に 「私の名前は絶対明らかにしないで」「私は参加すると言った覚えはない」。最近、保守野党、国民の力「青年政策特別委員会」の諮問団に参加すると伝えられた一部の人々の反応だ。 同…

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日本初の本格高地トレーニング施設 長野県東御(とうみ)市長 花岡利夫氏
長野県東御(とうみ)市長 花岡利夫氏 日本のトップアスリートは、短期間で心肺機能や筋肉機能を向上させるため海外の高地に出向き、トレーニングを重ねてきた。そのような中、長野県東御市に新設された湯の丸の施設は、標高1735…
