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定年延長をめぐる諸問題を特集するも地域への視点を欠いたポスト
◆死ぬまで働き続ける? 週刊誌が中高年の読み物になって久しい。何を当たり前のことを言っているのだと言われそうだが、改めて、特集内容を見てみると、その感を強くする。特に読者ターゲットが「団塊の世代」周辺に定められているの…


オーウェルの予言した国家
哲学者 小林 道憲 共産革命から全体主義へ 失われる言論・思想・良心の自由 ジョージ・オーウェルが1945年に出版した小説、『動物農場』は、共産主義革命の過程とその結果を巧みに寓話(ぐうわ)化したものであった。そこでは…


中国 スリランカに新港建設
軍事拠点化へ米懸念 中国はインド洋の戦略的要衝の島スリランカに、巨大経済圏構想「一帯一路」の一環として、二つ目の港の建設を進めている。 中国が最初にスリランカに設けた港は島の南端のハンバントタ、中国企業への99年間の…

新たな暴動・略奪でバイデン氏を非難するトランプ氏 Trump links Biden to latest riots, pillaging
トランプ米大統領は28日、フィラデルフィアで起きた略奪や路上の暴力をめぐり、ジョゼフ・バイデン前副大統領が「黒人の命は大切(BLM)」運動を支持していることを非難した。対する民主党は、最終週に突入した大統領選でリードす…

米大統領選でトランプ氏の“危機感”を解説した「サンデーLIVE」
◆現職批判のサンモニ 米大統領選挙の投票日が目前に迫った。共和党の現職候補、トランプ大統領の再選か、民主党候補のバイデン前副大統領が当選するのか、米国だけでなく全世界が関心を寄せている。 世界的流行(パンデミック)と…

日本学術会議とLGBT
自己申告で性別変更を提言 日本学術会議の左派支配は「LGBT」問題にも表れている。同会議の法学委員会・社会と教育におけるLGBTIの権利保障分科会は2017年、提言「性的マイノリティの権利保障をめざして―婚姻・教育・労…

日本学術会議の権威が失墜
共産党の浸透が明るみに 保守論壇に解散論が広がる 臨時国会の焦点の一つとなっている日本学術会議の任命拒否問題。28日の衆院本会議で、野党側から「推薦された方を任命しないのは明らかに違法だ」と問われた菅義偉首相は、「任命…

真の学力を伸ばすには、まず教育環境の整備を
《 記 者 の 視 点 》 「読む・書く」柱にカリキュラム・マネジメントの充実を図る 「学力とは何か?」10人いれば、10通りの答え方・捉え方が出てくる問題である。「詰め込み教育は良くない」と「ゆとり」教育に振れ、「教…

進む兵器開発、無人機対策急ぐ米国防総省 Arms race underway as U.S. scrambles to defeat rivals’ drones
米軍は武装無人機の戦場での使用の先駆けとなり、この20年間の戦争を大きく変えた。 しかし、この変革によって国防総省は新たな緊急任務を抱えることになった。他国の無人機からの防衛だ。 無人機は、急速に高速化、低価格化し…


内モンゴル自治区における民族浄化の実態について
世日クラブ講演要旨 中国共産党は草原で何をしてきたのか 静岡大学人文社会科学部教授 楊 海英氏 言語を奪う同化政策 静岡大学人文社会科学部教授の楊海英氏は17日、世界日報の読者でつくる世日クラブ(会長=近藤譲良・近藤プ…


フィリピン 海軍が漁民を民兵化
フィリピン海軍は中国と領有権争いが続く南シナ海で、近代化が難航している軍事力を補うため漁民の民兵化を進め、武装した中国人漁民に対抗する考えを示した。一方、国内では退職者ビザを利用し大量の中国人が流入していることが発覚し…


学術会議会員任命拒否に思う
元統幕議長 杉山 蕃 国民意識と乖離した組織 政府は抜本改革へ周到な準備 菅内閣最初の決断として、学術会議会員の任命推薦者105人中6人を拒否する発表を行い、野党、学術会議、一部マスコミ等の反発を買い、国民の注目すると…


世界最大の湿原パンタナル、未曽有の森林火災が襲う
2019年と20年は、オーストラリアや米西海岸、南米などで大規模な森林火災が次々と発生した。地球温暖化や異常気象への警告、環境保護の必要性が以前にも増して注目されることになった。南米の森林火災で関心を集めているのはアマ…

米司法省のグーグル提訴で独占の弊害の実態解明や規制求めた各紙
東京、GAFAを批判 米司法省がグーグルを、反トラスト法(独占禁止法)違反で連邦地裁に提訴した。米IT企業に対する独禁法違反での本格的な提訴は、1998年のマイクロソフト以来、約20年ぶりである。 これに対し新聞各紙…


地域に愛される「首里城」を再建してほしい
首里出身の新垣淑豊沖縄県会議員に聞く 2019年10月31日未明、沖縄県那覇市の首里城正殿で火災が発生し、正殿や北殿、南殿など主要施設を焼失してから1年になる。首里地区の住民にとって首里城は象徴的な存在で、焼失した衝撃…


スー・チー論議は続くが、平和賞は民主側の重要カード
今年のノーベル平和賞は国連世界食糧計画(WFP)の受賞と決まった。無難な選定だ。だが同賞のドラマ性が最も現れるのは、政権の弾圧やテロ組織の暴力に抗して民主化や人権、自由などのため闘ってきた個人の受賞だろう。 最近30…

政治的検閲に直面して Confronting political censorship
災難の中には対応する時間もなく雪崩のように突然やって来るものがある。一方、中には、点滅する早期警戒灯のような物の前触れと共にやって来るものもある。米国人は、差し迫る大統領選に関連するあからさまなニュースの検閲に衝撃を受…


軍事忌避と民主主義の「怠惰」
東洋学園大学教授 櫻田 淳 国家は「獰猛なドーベルマン」 飼い馴らす技藝こそ政治の本質 現下、日本学術会議に寄せられた批判の焦点の一つになっているのが、2017年の「軍事的安全保障研究に関する声明」を含めて、学術研究の…

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中学教師殺害で揺れる仏保守勢力
左派は追悼抗議デモ展開 パリ郊外で今月16日、ムハンマドの風刺画を見せた中学校教師がイスラム過激思想を持つ若者に殺害された。教師は表現の自由を守って犠牲となったとして勲章を授与され、国葬にふされた。一方、右派勢力や宗教…


鮭と共存するまち・新潟県村上市長
地方創生・少子化対策 首長は挑む 新潟県村上市長 高橋邦芳氏 新潟県の最北に位置し、豊かな自然環境を有する村上市。三面川、荒川、大川には平安時代から鮭が遡上(そじょう)し、市中には今も城下町としての面影が多く残っている…

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トランプ氏逆転の可能性は
11月3日の米大統領選まで1週間となった。世論調査では民主党候補のバイデン前副大統領の優勢が伝えられているが、トランプ大統領の再選の望みが絶たれたわけではない。トランプ氏逆転のシナリオや優位点を探ってみた。(編集委員・…

「赤い伏魔殿」日本学術会議の正体を明らかにし廃止を提案する産経
◆昔から「左翼の巣窟」 菅義偉首相による日本学術会議の会員候補6人の「任命拒否」はメディアで盛んに報じられているが、そもそも会員の「推薦」に問題はないのか。このことがほとんど論じられないのは不思議だ。 どうやら「拒否…


真実の「日本国憲法」成立過程史
大月短期大学名誉教授 小山 常実 議会審議もGHQが統制 自虐史観植え付け憲法に偽装 当たり前のことであるが、独立国の憲法は、その国の政府や議会(国民)の自由意思によってつくられる。だが「日本国憲法」は、この原則に反す…
