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世界最大の湿原パンタナル、未曽有の森林火災が襲う

 2019年と20年は、オーストラリアや米西海岸、南米などで大規模な森林火災が次々と発生した。地球温暖化や異常気象への警告、環境保護の必要性が以前にも増して注目されることになった。南米の森林火災で関心を集めているのはアマ…

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米司法省のグーグル提訴で独占の弊害の実態解明や規制求めた各紙

東京、GAFAを批判  米司法省がグーグルを、反トラスト法(独占禁止法)違反で連邦地裁に提訴した。米IT企業に対する独禁法違反での本格的な提訴は、1998年のマイクロソフト以来、約20年ぶりである。  これに対し新聞各紙…

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地域に愛される「首里城」を再建してほしい

首里出身の新垣淑豊沖縄県会議員に聞く  2019年10月31日未明、沖縄県那覇市の首里城正殿で火災が発生し、正殿や北殿、南殿など主要施設を焼失してから1年になる。首里地区の住民にとって首里城は象徴的な存在で、焼失した衝撃…

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スー・チー論議は続くが、平和賞は民主側の重要カード

 今年のノーベル平和賞は国連世界食糧計画(WFP)の受賞と決まった。無難な選定だ。だが同賞のドラマ性が最も現れるのは、政権の弾圧やテロ組織の暴力に抗して民主化や人権、自由などのため闘ってきた個人の受賞だろう。  最近30…

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政治的検閲に直面して Confronting political censorship

 災難の中には対応する時間もなく雪崩のように突然やって来るものがある。一方、中には、点滅する早期警戒灯のような物の前触れと共にやって来るものもある。米国人は、差し迫る大統領選に関連するあからさまなニュースの検閲に衝撃を受…

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軍事忌避と民主主義の「怠惰」

東洋学園大学教授 櫻田 淳 国家は「獰猛なドーベルマン」 飼い馴らす技藝こそ政治の本質  現下、日本学術会議に寄せられた批判の焦点の一つになっているのが、2017年の「軍事的安全保障研究に関する声明」を含めて、学術研究の…

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中学教師殺害で揺れる仏保守勢力

左派は追悼抗議デモ展開  パリ郊外で今月16日、ムハンマドの風刺画を見せた中学校教師がイスラム過激思想を持つ若者に殺害された。教師は表現の自由を守って犠牲となったとして勲章を授与され、国葬にふされた。一方、右派勢力や宗教…

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鮭と共存するまち・新潟県村上市長

地方創生・少子化対策 首長は挑む 新潟県村上市長 高橋邦芳氏  新潟県の最北に位置し、豊かな自然環境を有する村上市。三面川、荒川、大川には平安時代から鮭が遡上(そじょう)し、市中には今も城下町としての面影が多く残っている…

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トランプ氏逆転の可能性は

 11月3日の米大統領選まで1週間となった。世論調査では民主党候補のバイデン前副大統領の優勢が伝えられているが、トランプ大統領の再選の望みが絶たれたわけではない。トランプ氏逆転のシナリオや優位点を探ってみた。(編集委員・…

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「赤い伏魔殿」日本学術会議の正体を明らかにし廃止を提案する産経

◆昔から「左翼の巣窟」  菅義偉首相による日本学術会議の会員候補6人の「任命拒否」はメディアで盛んに報じられているが、そもそも会員の「推薦」に問題はないのか。このことがほとんど論じられないのは不思議だ。  どうやら「拒否…

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真実の「日本国憲法」成立過程史

大月短期大学名誉教授 小山 常実 議会審議もGHQが統制 自虐史観植え付け憲法に偽装  当たり前のことであるが、独立国の憲法は、その国の政府や議会(国民)の自由意思によってつくられる。だが「日本国憲法」は、この原則に反す…

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米国次期政権と対北朝鮮政策

インタビューfocus 米ヘリテージ財団上級研究員 ブルース・クリングナー氏 来年初頭にICBM実験も  北朝鮮は10日に実施した軍事パレードで大きな新型移動式大陸間弾道ミサイル(ICBM)などの新型兵器を公開した。北朝…

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共産党支配という日本学術会議のアキレス腱に触れた「プライムニュース」

◆問題の当事者が出席  テレビ・新聞・ネットなどメディアは今、菅義偉首相が日本学術会議が推薦した会員候補6人を任命拒否した問題で持ち切りだ。BSフジの「プライムニュース」も19日、この問題をテーマにした。  出席したのは…

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米大統領選結果はいかに決まるか

アメリカン・エンタープライズ研究所客員研究員 加瀬 みき 投票制約する事例が横行 期日前短縮や身分証明厳格化  長かった米大統領選挙戦がやっと終わろうとしている。しかし、投票日の翌朝までに新大統領が決まるか、何よりもいか…

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ビル・ガーツ氏

米国防政策委 対中融和に傾斜

政権の強硬策反映せず  米政府元高官らから構成される国防総省の有力諮問機関、国防政策委員会(DPB)は、トランプ政権が推進する対中強硬策を反映していないとアナリストらが指摘している。その中でも特に政権と対照的な考えを持つ…

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トランプ陣営の明るい材料は新規有権者登録 New voters give hope to Trump campaign

 最後の2週間に入った米大統領選で、トランプ大統領の陣営が世論調査でリードする民主党候補ジョゼフ・バイデンに勝つために当てにしているのは、共和党がカギを握る激戦州で有権者登録を増やしたことと、大規模な地上戦を展開している…

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核廃棄物最終処分地への応募を「『財源』の魅力が追い込んだ」とアエラ

◆建て直しのチャンス  高レベル放射性廃棄物の最終処分地選定をめぐり、北海道寿都(すっつ)町の片岡春雄町長が9日、第1段階の「文献調査」に応募した。これに対しアエラ10月12日号に「核のごみ最終処分場『文献調査』が過疎の…

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「赤旗」懇意の学者たち 学術会議に入れず激昂

特大報道で立憲使いこなす  縦割り行政、前例主義の打破を掲げた菅義偉内閣が発足したところ、最初の野党との論戦テーマが日本学術会議とは意外だった。もっとも菅内閣ではなく共産党が叫んだからだ。同党機関紙「しんぶん赤旗」(10…

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山口代表7選、長期与党で増す存在感

山口代表7選、長期与党で増す存在感

「公明」紙誌 福島にデジタル庁、大阪都構想支持  公明党は9月27日の党大会で党代表に山口那津男氏を無投票再選した。7選目だ。2009年9月からの在任中に民主党政権下の野党から自民党と共に政権復帰を果たし、史上最長政権を…

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台湾に春の到来を告げたチェコの上院議長

中華民国(台湾)立法院長 游 錫堃  台湾の民主的で自由な政治体制に対する深い共感があるチェコは今夏、上院が50対1の議決で、ミッションを引率したビストルチル上院議長の台湾訪問を支持した。ポンペオ米国務長官…

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イランが有権者情報を入手、なりすましメールで脅迫 Iran obtained voter information, sending ‘spoof emails’ to intimidate voters, ‘damage’ Trump

 ラトクリフ国家情報長官は21日、イランとロシアが米有権者の登録情報を入手し、イランはすでにその情報を使って、有権者を「脅迫」し、「トランプ大統領の評判を貶(おとし)め」ていると述べた。  ラトクリフ氏と連邦捜査局(FB…

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多忙という名の「棺」で生きる日本人

天国は母の足元に 公立小松大学准教授 塩谷サルフィマクスーダさんに聞く  インドのカシミールから日本に嫁いで36年。インド料理店を経営しながら、大学で教鞭(きょうべん)を執っているマクスーダさん。近著『誇れる国・インドと…

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トランプ氏 バイデン氏「息子疑惑」追及

リベラル系メディアは黙殺 TV討論会でも議題へ  11月3日の米大統領選が迫る中、トランプ大統領は、米タブロイド紙が報じた民主党候補バイデン前副大統領と息子ハンター氏をめぐる疑惑への追及を強めている。疑惑については保守系…

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