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従者に英雄なし、危機突破に女性擁立も視野
「従者に英雄なし」という言葉がある。世間で英雄とか偉人とか呼ばれ崇(あが)められている大人物と言えども、年中身の回りの世話を焼いている「従者」から見ると、手のかかる「ただの人」に過ぎないという意味である。弁証法を打ち立…
緊急事態発生時に国民の命を守れぬ「平時の憲法」に固執する左派紙
◆対策を邪魔する野党 「新型コロナウイルスの第3波をどう封じるか、正念場だ。コロナとの闘いは丸1年になる。昨年1月には野党と左派紙は「桜を見る会」「モリカケ」の追及にうつつを抜かし、2月には安倍晋三首相(当時)の全国一…
米新政権は北核へ厳しい対応を
トランプ前米大統領が民主党の不正選挙疑惑にもかかわらず政権委譲したのは、連邦議会が大統領選挙の選挙人集計でバイデン氏の勝利を確認したためである。しかしながら、中国共産党による米国分裂工作を見抜いて、それを回避する意図が…
明暦の大火と防災都市「江戸」の建設
拓殖大学防災教育研究センター長・特任教授 濱口 和久 武家屋敷・寺社など移転 橋増やし道広げ火除地設ける 「火事と喧嘩(けんか)は江戸の華」という言葉が生まれるぐらい、江戸は火災の多い都市であった。 江戸という都市の…
米国分断を投影した「プライムニュース」における古森・デーブ論争
◆演説と矛盾する弾劾 「赤(共和党のシンボルカラー)と青(民主党のシンボルカラー)、地方と都市部、保守主義とリベラルが戦う、この野蛮な戦争を終わらせねばならない」――バイデン米大統領の就任演説の一節だ。 今回の大統領…
乳幼児教育支援の在り方見直しを
麗澤大学大学院特任教授 高橋 史朗 「子育ての質」高める政策に 「非認知能力」「共感性」を育め 菅総理は「自助、共助、公助、そして絆」という政策理念を掲げたが、自民党が昭和54年に「研修叢書(そうしょ)」として出版した…
「ロックダウンは効果なし」で科学者が一致 Scientists agree: Virus lockdowns don’t work
米サウスダコタ州のクリスティ・ノエム知事らロックダウン(都市封鎖)反対派はこれまで、新型コロナウイルス対策で科学を無視していると批判されてきた。だが、スタンフォード大学の研究者たちが最近公表した研究結果は、ロックダウン…
新型コロナウイルスのワクチン接種、リスク判断を読者に投げたアエラ
◆「儲からぬ」重症患者 日本は病床数が多く、半面、欧米に比べて感染者数は桁違いに少ない。なのに「医療崩壊」が叫ばれている。何が問題なのか。週刊現代(1月23日号)がズバリ切り込んだ。「医療崩壊のウソと現実」の記事である…
「立憲民主」衆院選準備、低支持率続くも票は増加へ
合流後200人以上の候補擁立 今年は衆院選があり、夏に東京都議選がある。普通ならば年頭の各党機関紙には選挙に決起を促す記事で埋まるところだが、コロナ禍にあってどの党も感染対策が筆頭で選挙は目立たない。立憲民主党の月1回…
「自由民主」緊急事態条項、コロナも大震災も後手に
憲法に根拠置く発令制度を 自民党の機関紙「自由民主」は、緊急事態宣言再発令に当たり「感染拡大を食い止める」(1・19)と菅義偉首相の記者会見での発言を大見出しに取った。年が明けても昨年来の新型コロナウイルス感染対策が政…
バイデン米政権誕生、対中強硬姿勢は本物か
《 記 者 の 視 点 》 米国でバイデン政権が発足した。大統領就任式の当日に「パリ協定」への復帰、世界保健機関(WHO)脱退取り下げなど、17の文書に署名し“脱トランプ”色を鮮明にした。就任演説はほぼ国内問題に費やさ…
厳重な警備で就任式見られず Spectators strain to get glimpse of Inauguration Day
フロリダ州のレオンハード・ペノさんは、バイデン大統領の就任式を見ようと首都ワシントンを訪れたが、警戒地区の外から見えた景色は「まさに戦争映画」だったという。 18歳のペノさんは20日、「自分の目で大統領を直接見るのが…
大事にしたい家庭的環境
認知症ケア 秋田市認知症グループホーム連絡会ケアパートナーズ会長 菊池 朋氏に聞く 高齢化社会の日本では認知症になる可能性が高い。介護施設の現状はどうなのか。大別して8種類ほどある高齢者施設のうち、急速に普及し、全国で…
シリア東部で大規模空爆、米国とイスラエルが連携
シリア東部の都市デリゾール郊外で12日深夜から翌日未明にかけて、イスラエル軍によるとみられる大規模な空爆があり、英国に拠点を置く「シリア人権監視団(SOHR)」によると、シリア政府軍兵士を含む親イランの民兵組織の戦闘員…
菅首相に毅然とした対中外交期待
拓殖大学国際日本文化研究所教授 ペマ・ギャルポ 香港弾圧に声上げぬ日本 天安門事件での過ち繰り返すな 2020年は武漢ウイルスに振り回され、世界中が恐怖感と先の見えない不安な一年を強いられた。年末年始は皆様いかがお過ご…
電力需給逼迫で「課題浮き彫り」の再生エネにこだわり説得力欠く朝日
◆不可欠な原発再稼働 厳しい寒さが続く中、暖房需要の増加により電力需給が逼迫(ひっぱく)している。火力発電の燃料となる液化天然ガス(LNG)の不足が直接の要因だが、背景には現状のエネルギー供給体制の問題がある。 この…
世界に広がる 中国の都市監視システム
中国・新疆ウイグル自治区や香港にあふれる監視カメラ。そんなAI都市監視システムが、中国からどんどん輸出されている。強権政治拡大につながるとの懸念も増している。 英調査会社コンパリテックの昨年夏の報告では、世界の150…
万国津梁会議と玉城デニー県知事との癒着疑惑
学識者らでつくる沖縄県の諮問機関、「万国津梁(しんりょう)会議」の五つの部会の一つ、「SDGs(持続可能な開発目標)に関する会議」は8日、「沖縄SDGs実施指針(案)」と題する最終報告を知事へ提出した。県は今後、この報…
マンチン上院議員が政党のくら替えをすべき理由 Why Sen. Joe Manchin should switch parties
仮に、ウェストバージニア州のジョー・マンチン上院議員が、彼が主張するように、仲間の民主党員の極左のアジェンダに反対しているならば、彼が所属政党のくら替えをして、共和党員になる方法以外により良いやり方はないであろう。 …
中国共産党の野望と断固戦え
OKINAWA政治大学校名誉教授 西田 健次郎 浦添市長選は安保に直結 容認できぬ那覇軍港即時返還論 沖縄・那覇市に隣接する浦添の市長選が31日に告示され、2月7日投開票される。筆者はこれまで現職の松本哲治氏を応援して…
刑確定の朴槿恵前大統領と李明博元大統領 赦免めぐり 韓国大揺れ
文政権、選挙に利用か 韓国で朴槿恵前大統領と李明博元大統領の赦免問題が年明けから急浮上している。支持率が低迷する文在寅大統領が来年3月の次期大統領選で左派を再び勝利させるため、カードとして利用するのではないかとの見方が…
夫婦が節目に新たな誓い「バウリニューアル」
結婚記念日などの節目に、夫婦が互いへの感謝を伝え、新たに愛を誓う「バウリニューアル」。「新たな誓い」という意味の言葉で、日本ではまだあまり知られていないが、欧米ではポピュラーな文化として根付いている。 夫婦が互いへの感…
未来を担う子供たちに建築業の魅力を伝えたい
石川県建築士会青年委員会がオリジナル絵本を作成 石川県建築士会青年委員会では、未来を担う子供たちに、建築業の魅力を知ってもらおうとオリジナル絵本を作成した。第1弾は伝統的な「金澤町家」を舞台に、家に住み着く妖怪たちが登…