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ミャンマーのクーデター
《 記 者 の 視 点 》 日本は非難と関与の2本立てで ミャンマーでクーデターが起き、国軍が政権を奪った。 昨年11月の総選挙では、スーチー氏率いる国民民主連盟(NLD)が上下両院(定数664)で396議席と地滑り…

気候変動が軍の計画立案の中心に NEWS STORY/Biden’s Pentagon makes effects of climate change central to military planning
両岸の海面上昇が、米軍の主要施設を脅かしている。海外での飢饉(ききん)、干ばつ、山火事が、もろい社会を破壊している。そこで戦争が発生すれば、米軍は関与を迫られ、米国人の命が危険にさらされる。 北極で海氷の融解が進めば…


コロナ禍の泥沼化を防げ
免疫力アップで健康の砦 琉球大学名誉教授 平良一彦氏に聞く 新型コロナウイルスの感染拡大が広がっている。国は東京、大阪などの都市部を中心に緊急事態宣言を発令しているものの、感染拡大になかなか歯止めがかからない。健康長寿…

関連の閣僚会合で発言する中国の王毅外相(画面中央)(AFP時事)-150x150.jpg)
ASEAN取り込みに動く中国
東南アジア諸国連合(ASEAN)の人口規模は6億人。欧州連合(EU)の5億人を超え若年層の多い魅力的な巨大市場となっている。加盟国の国内総生産(GDP)の合計は2兆ドルを超え、インドに匹敵するまでになった。日本や中国の…

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コロナ第3波のイスラエル、超正統派の間で感染拡大
政府の規制無視し大規模集会 新型コロナウイルス感染拡大の第3波が発生しているイスラエルでは、ワクチン接種が世界で最も早いペースで進んでいる。保健当局は新型コロナ新規感染者と重症者の減少を期待していたが、1月31日の時点…


核戦争は「現実の脅威」
中露が核戦力増強 米戦略軍司令官 戦略転換の必要性強調 米軍の戦略核を管轄する戦略軍のリチャード司令官は、米シンクタンク「海軍研究所」への寄稿文で、中国、ロシアの核戦力の強化が進み、核戦争が現実の脅威として迫っていると…

今月施行の巨大IT企業規制法に「実効性」で注文を付けた産経と日経
◆「強化の検討」求める 米グーグルをはじめとする巨大IT企業に対する規制法が今月1日から施行された。「特定デジタルプラットフォームの透明性・公正性向上法」で、巨大IT企業に対して、契約条件の開示や政府に対する運営状況の…


「自由で」戦略に不都合な 東南アジアの反自由・強権化
ミャンマーの劇的な政変は、この国の民主化時計を午前零時に戻してしまうのか。膨張中国と日米豪印の「自由で開かれたインド太平洋」戦略の間で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の国々がどちら寄りになるかは、大きなカギとなる。だ…


浦添市長選、那覇軍港移設の是非で保革が激突
「容認」の玉城知事には不都合な選挙、7日投開票 日米両政府が那覇軍港の移設先としている浦添市の市長選が1月31日告示され、2月7日の投開票に向け選挙戦に突入した。届け出順に、自公推薦で3期目を目指す現職の松本哲治氏(5…

ホワイトハウスはグリーン一色 Painting the White House green
野心と指導力とは切っても切り離せないものだ。そういうわけで、米国人は、高位の役職に座るものとして選んだ者たちには、大胆な計画を携えて仕事を始めてほしいと期待する。バイデン大統領は時を移さず、気候変動問題の解決のための思…


ナゴルノカラバフ紛争の“教訓”
日本対外文化協会理事 中澤 孝之 勝敗決めた軍用ドローン 「攻撃型」導入に本腰入れる露 旧ソ連構成共和国のアルメニアとアゼルバイジャンは昨年9月27日から1カ月半近く、アゼルバイジャン領内のナゴルノカラバフ自治州をめぐ…

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「慰安婦」解決を妨害か 韓国女性団体
日本賠償判決へ判事に圧力 いわゆる従軍慰安婦問題の解決が一向に進まない背景に女性団体の妨害活動があるという主張が韓国で公然となされ始めた。団体の幹部たちは問題解決を心底願っているのではなく、むしろ遅らせることで自分たち…


OIST、コロナ禍乗り越え4ヵ月遅れの入学式
18ヵ国・地域から過去最多の62人、応募数1126人の狭き門 沖縄科学技術大学院大学(OIST)は1月15日、第9期生の入学式を沖縄県恩納村のキャンパス内で行った。日本国内では珍しく9月入学を採っているが、今年はコロナ…

的外れの非科学的な世論調査に禁じ手の巧妙な「罠」を仕掛ける朝日
◆アナウンス効果利用 産経とFNN(フジニュースネットワーク)が世論調査を再開させた。昨年、データの不正入力問題で謝罪、休止に追い込まれた。不正防止策を徹底して約半年ぶりに始めたという(1月26日付)。 その菅内閣の…


北朝鮮の原潜開発計画に思う
元統幕議長 杉山 蕃 周辺海域の監視網強化を 検討すべき対艦艇原潜の保有 北朝鮮の金正恩総書記は1月8日行われた第8回党大会で、戦略核兵器の一層の充実を謳(うた)い上げ、5年後には、潜水艦発射弾道弾(SLBM)搭載の原…

共産党結党100年を迎える中国の脅威・リスクを特集したエコノミスト
◆「人質」にされる外資 米国では1月21日、バイデン新大統領が就任した。トランプ前大統領の時代に悪化した米中関係の軋轢(あつれき)は、新大統領になっても当分続くと見られている。とりわけ、今年は中国共産党100年の節目を…


人生の来し方行く末を思う
名寄市立大学教授 加藤 隆 「命」に命令と使命の意味 人間の計らい超えた不思議さ 人生の来し方行く末を思うとき、人間の計らいを超えた不思議さにこころ打たれる。自分がこの世に生まれ落ちた不思議さ。人類史の悠久の時間の中で…

政策実現へ共和党を揺さぶるトランプ氏 Trump sways Republicans to ‘carry on the agenda’
トランプ前米大統領は、まるで退任していないかのように行動している。 権力から離れて1週間が経過したトランプ氏が、「米国の国益を推進し、トランプ政権時代の政策を実現する」ため、元ホワイトハウス側近をスタッフに据えて「前…

米新政権の誕生、バイデン大統領にくぎを刺すエルサレム・ポスト紙
◆動揺するイスラエル イスラエルの最大の同盟国米国で新大統領が誕生した。エルサレムのイスラエル首都承認と大使館移転、イスラエルに有利なパレスチナ和平案、イラン核合意離脱などイスラエル寄りの政策を次々と打ち出してきたトラ…


強まる武漢研究所流出説 、米国務省が新たな報告書
米国務省は政権交代直前の今月中旬、中国の武漢ウイルス研究所(WIV)が新型コロナウイルスの発生源である可能性を示す新たな証拠を盛り込んだ報告書を公表した。WIVと中国軍が協力して、極秘研究を行っていた可能性についても指…

米国分断の実相 左派と対決する宗教右派
「丘の上の町」復活への熱望 「私、ジョセフ・ロビネット・バイデン・ジュニアは厳粛に誓約する。誠意をもって、米国大統領の職務を執行すると。そして自分の能力の限りを尽くして合衆国憲法を維持、保護、擁護すると神のご加護のもと…

米国に根付いた無神論 キリスト教文化の破壊を狙う
《 記 者 の 視 点 》 政治哲学者アラン・ブルームの著した『アメリカン・マインドの終焉(しゅうえん)』(1987年)は、米国社会が建国精神を離れて内面から崩れつつあることを描いた名著。三十数年たったが、精神の空洞化…

空軍、核戦力の老朽化に懸念 Air Force warns of decaying nuclear triad in push for new cruise missile
低高度を飛行し、精密誘導で、核弾頭搭載可能な巡航ミサイルが、第2次世界大戦後の戦場に登場したことで、軍事戦略は劇的に変わった。 しかし、新政権が発足し、空軍は長射程のスタンドオフ兵器の導入への取り組みを強化している。…
