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虚飾のキリスト教信仰 欲しかったのは「肩書」か
米建国の理念はどこに(7) オバマ米大統領が初めてジェレマイア・ライト牧師のもとを訪ねたのは1985年の夏だった。当時、住民運動を組織するコミュニティー・オーガナイザーとして、シカゴの有力黒人教会を率いるライト師の力を…

老人を救って犠牲になった娘と父親の気持ちを詳報した「朝ズバ!」
◆行為美化しない父親 みのもんた氏が、番組を降りたことで話題を呼んでいる「朝ズバ!」(TBS)が2日、横浜市緑区で起きた踏切での人助けのニュースを詳報していた。 これは、踏切で急にうずくまってしまった老人(74)を助…

国防意識と防衛力の増強を
軍事評論家 竹田 五郎 日本の自助努力は低い平和の維持にはパワー必要 米国議会上院は7月29日、東シナ海や南シナ海での中国の無法な威嚇行為を非難する決議を全会一致で採択した。決議は「米政府は、尖閣の日本の施政権を害する…

ライト牧師の過激思想 ルーツはマルクス主義
米建国の理念はどこに(6) 2008年3月、衝撃の映像が米国のお茶の間に流れた。上院議員だったオバマ大統領が民主党の大統領候補指名争いで、ヒラリー・クリントン氏とデッドヒートを繰り広げていた時期だった。 「政府は我々…

対照的な2人の大統領 自由保障したジェファーソン
米建国の理念はどこに(5) 米独立宣言の起草者で第3代大統領のトーマス・ジェファーソンは、1802年にコネティカット州ダンベリーのバプテスト連盟に送った書簡に「教会と国家の分離の壁」と書いたことで、現代の米国では、公の…

深々と浸透する「従北」勢力-「月刊朝鮮」より
80年代学生運動で胚胎 統合進歩党の李石基議員の「内乱陰謀」事件は韓国の政界、思想界を震撼させており、いまだ余震は収まりそうもない。いやむしろ、いま明らかにされつつある内容からして、今後、ますます激しさを増しそうな勢い…

準備されていた“内乱陰謀”-「月刊朝鮮」より
北偵察総局が直派スパイに指示 「李石基内乱陰謀事件」を契機に、彼の「革命組織」(RO)の秘密会合でやり取りされた破壊工作が具体化した場合のシミュレーションが行われている。それは、どれほど韓国社会がテロ破壊工作に脆弱だっ…

民族・国家のアイデンティティー構築を プーチン露大統領
バルダイ会議で演説 ロシアのプーチン大統領は9月19日、ロシア専門家などを集めて毎年開催している「バルダイ会議」で演説し、「ロシアの民族・国家のアイデンティティー」を自ら規定する必要性があると語った。一方、今回のバルダ…

米国のネット傍受と国際法
日本大学名誉教授 小林 宏晨 慣習法化に自制が必要 対テロで国が私人をスパイ 国家の安全を目的として米国は世界の数百万(あるいは数千万?)の市民を監視している。これは国際法上の重大なエポック転換を意味していないだろうか…

歪曲された「分離の壁」 信教の自由擁護が真意
米建国の理念はどこに(4) ワシントンから南西に車で約2時間。豊かな自然に恵まれたバージニア州シャーロッツビルには、独立宣言の起草者で第3代大統領のトーマス・ジェファーソンが過ごした邸宅「モンティチェロ」がある。モンテ…

東電の柏崎刈羽安全審査申請で安全協定の問題点指摘した読売、日経
◆自治体の介入に忠告 東京電力が柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県柏崎市、刈羽村)について、先月27日、再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会に申請した。 東電は7月初めにも申請しようとしたが、地元・新潟県の泉田裕…

行き詰る“ポピュリズム公約”-韓国
年金一律支給できず修正 韓国で65歳以上のお年寄り全員に一律20万ウォン(約1万8000円)の年金を支給するという朴槿恵大統領の公約が修正を余儀なくされ、さまざまな波紋が広がっているが、こうした“ポピュリズム(大衆迎合…

建国の父たちの宗教観 道徳・秩序の基盤と認識
米建国の理念はどこに(3) 米国の建国の父たちは、全員が敬虔なキリスト教徒だったわけではない。元タイム誌記者で大学教授のデービッド・エイクマン氏によると、彼らの宗教観は幅広く、献身的な福音派キリスト教徒から、神は最初に…

学力テスト静岡県の成績急落で知事の言動より原因を探るべき各紙
◆最下位の理由は何か 静岡県の川勝平太知事が“騒動”を起こしている。 8月に公表された2013年の全国学力テストで同県の成績が大きく下がり、とりわけ小学6年国語Aの成績は全国で最下位だった。川勝知事はこれに憤り、成績下位…

イラン穏健派に騙されるな
米コラムニスト チャールズ・クラウトハマー 核疑惑交渉は時間稼ぎ ウラン濃縮の停止を求めよ 【ワシントン】イラン「穏健派」の探索は30年たった今も続く。このところの盛り上がりを見ると、武器と人質の交換に失敗したイラン・…

押し寄せる世俗化の波 取り除かれる国家の礎
米建国の理念はどこに(2) 米国の首都ワシントン中心部にそびえるワシントン記念塔。広い緑地帯から青空に突き刺す白亜の塔は実に美しい。残念ながら現在は、2011年の地震で生じたひびの補修作業のため、足場で覆われてしまって…

中国古典と近代日本西洋化
麗澤大学教授・評論家 松本 健一 『老子』思想失った明治 戦争否定感情から遠ざかる この十数年、中国古典を読み直すことが多くなっている。きっかけは何だったのだろうか。すぐには憶い出せない。 ただ、1997年(16年まえ)…

ワシントンの信念 米国の独立は「神の摂理」
米建国の理念はどこに(1) 第1部では、リベラルな政策を推し進めるオバマ米大統領と宗教界の間で激化する摩擦の事例を紹介したが、第2部では、キリスト教を土台とする建国以来の宗教的伝統から乖離しつつある米国の姿を報告する。 …

景気回復を損なう消費増税
日本金融財政研究所長 菊池 英博 優先順位はデフレ解消実体経済は大幅な需要不足 安倍総理は参議院選挙後のある会合で、「消費増税の先送りは100%ありません。いいですか、これは本当にオフレコですよ」と言ったと報ぜられている…

2020東京五輪決定に思う
元統幕議長 杉山 蕃 「鉢木」の精神で歓待をもてなしと信頼が国を守る 9月は2020年夏季オリンピック・パラリンピック東京開催決定のニュースに沸きかえった。前回64年以来実に56年振りの開催であり、誠に結構で喜ばしい。…

五輪東京決定で勢いを呼べ
英霊にこたえる会会長 中條 高德 覚悟すれば出来る民族日本国仕立て直しの道筋に 2020年のオリンピック東京開催が決まった。「未来をつかもう(Discover Tomorrow)」を掲げての立候補であった。 久し振り…

米国シリア政策失敗の余波
アメリカン・エンタープライズ政策研究所客員研究員 加瀬 みき ロシアに劣った米外交 威信低下するオバマ大統領 シリアのアサド政権が、世界のトップ・スリーに入る大量の化学兵器を放棄するのかはまだ分からない。ましてやシリアの…

能力主義と三権分立を守れ
筑波大学名誉教授 加藤 栄一 省庁単位の人事が妥当ムリがある内閣「人事局」案 官僚の人事について菅義偉官房長官の構想に反対する論を述べる。 菅官房長官は、安倍首相の信任厚く、マスコミの受けも良いようで順風満帆。得意に…
