[会員向け]
訴えられるキリスト教徒 2000年の道徳観が偏見に
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(13) 米西部ワシントン州リッチランド。シアトルから南東に約350キロ離れた都市だ。ここで「アリーンズ・フラワーズ」という花屋を営む女性店主バロネル・スタッツマンさんが、州…
法的保護求める保守派 自由守る兵士の自由守れ
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(12) 「自由を守るために命を危険にさらす兵士たちの権利を守るために、我々はあらゆることをしなければならない」 7月上旬、オバマ政権下で脅かされる米兵の信教の自由を守るた…
空軍を世俗化する活動家 布教は精神的レイプ?
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(11) オバマ政権下で宗教的要素の排除が進む米軍の中でも、特にその傾向が顕著なのが空軍だ。それは、ある一人のリベラル派活動家の影響といっても過言ではない。その活動家とは「軍…
過激派扱いされる福音派 アルカイダと同列視
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(10) オバマ政権下の米軍は、宗教に不寛容という次元を超え、「敵対的」(ランディー・フォーブス共和党下院議員)ともいえる風潮が生まれている。 特に宗教界を驚かせたのが、陸…
「社会実験台」と化す米軍 次は性転換者を解禁か
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(9) 「米軍はオバマ大統領の社会実験に利用されている」――。陸軍チャプレンを28年間務めた「信教の自由のためのチャプレン同盟」のロン・クルーズ代表は、こう断言する。 新薬…
新「聞かない・言わない政策」 同性愛批判は今やタブー
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(8) 「同性愛者の兵士たちは米軍に欠かせない存在だ。彼らは今、同性愛者であることを公言しても名誉と尊厳をもって軍務に就くことができる」 チャック・ヘーゲル国防長官は6月下…
「内部腐食」する米軍 同性間の性暴力深刻化
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(7) オバマ米政権が同性愛者であることを秘密にしている限り、軍務に就くことを黙認する、いわゆる「聞かない・言わない政策」を撤廃し、同性愛者の入隊を完全に解禁しようとした時、…
米軍チャプレンの葛藤 同性愛者解禁で窮地に
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(6) 米軍には「チャプレン」と呼ばれる聖職者が5000人以上もいる。自衛隊には存在しない役職であるため、日本人には馴染みがないが、兵士たちを精神面で支援するのが主な任務だ。…
妊娠減らして医療費削減? 「生命観」に根本的な相違
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(5) 昨年3月、米下院エネルギー・商業委員会健康小委員会が開いた公聴会で、こんなやりとりがあった。オバマ政権が強引に進める避妊薬の無料化政策を統括するキャスリーン・セベリウ…
法廷で戦う企業経営者 避妊費拒否なら巨額の罰金
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(4) オバマ米政権が打ち出した避妊薬の無料化政策により、信仰に反して職員の避妊費用負担を強いられるのは、病院や大学、慈善団体など宗教組織が運営する非営利団体だけではない。営…
裏切られたカトリック教会 避妊費反対で一斉提訴
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(3) オバマ大統領に裏切られた――。米国のカトリック教会では、こんな怨嗟の声が渦巻いている。 オバマ政権の医療保険制度改革は賛否が激しく分かれたが、カトリック教会は国民皆…
伝説の女性活動家の嘆き 神に取って代わる政府
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(2) 「オバマ大統領は宗教を公の場から排除し、米国を完全な世俗国家に変えようとしている」。こう喝破するのは、草の根保守派団体「イーグル・フォーラム」の創設者、フィリス・シュ…
「自由が当然の時代は終焉」 同性婚反対の大物牧師に“報復”
オバマの対宗教戦争・第1部神を見失うアメリカ(1) オバマ大統領は米史上最も宗教に不寛容な大統領だ――。宗教界はオバマ政権の下で信教の自由がかつてないほど脅かされていると危機感を募らせている。信教の自由を建国の理念とす…
弱すぎる野党は政治の禍根
政治ジャーナリスト 細川 珠生 緩む安倍政権の緊張感参議院の在り方も検討せよ 投票日を待たずして、結果が予測できた今回の参院選。しかし、たった一瞬のマイナスイメージで戦況は180度変わることもあり、直前まで予断を許さな…
梅澤、赤松両隊長の名誉回復を 「パンドラ訴訟」
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(8) 近年、沖縄戦関連で三つの裁判が行われ、そのうち一つは係争中である。 既に最高裁判決が出た「大江健三郎・岩波書店沖縄戦裁判」(大江・岩波訴訟)と「沖縄靖国合祀取消訴訟」、それに福…
「自決軍命は虚偽」と証言 靖国合祀取消で原告証人
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(7) 集団自決は、沖縄だけではなく樺太や満州でも起きていた。それでは、なぜ沖縄の集団自決だけが大きく問題にされるのだろうか。 理由の一つが「援護法」の沖縄県民への拡大適用。もう一つが…
「隊長命自決の申請」を謝罪 座間味村の援護係
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(6) 沖縄戦における座間味村の民間人の犠牲者は358人で、そのうち少なくとも300人が集団自決したとされている。 座間味村の遺族会長であり、当時の援護係として「座間味戦記」を取りまと…
「自分で逃げた」は突き返し 援護の申請書
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(5) 遺族連合会による座談会では、援護金の威力も赤裸々に話されている。 <Z 援護法制定は昭和二十七年ですが、沖縄の方々が受給できたのは昭和三十二から三十三年、数年遅れでした。数年分…
集団自決者も準軍属に 遺族会幹部証言
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(4) 沖縄県遺族連合会のある役員は、同会が内部向けに発行した記念誌を提供してくれた。 同誌に掲載されている座談会では、援護法の申請・適用に従事した遺族会幹部の苦労話がつづられている。…
「軍命自決」記述を手引き 戦闘参加者概況表
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(3) 当時、援護法の申請に関わった関係者の証言によると、当初は厳しかった申請書の受理条件が、関係者の熱心な折衝の結果徐々に緩和され、ついには「裏の手引書」とも言える冊子「戦闘参加者概況…
壕の提供 「軍の命令」記入で援護対象に
「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (2) 昭和31年(1956年)、戦闘参加者の範囲を決定するため、厚生省援護課の職員らが沖縄に派遣され、沖縄戦の実態調査を行った。琉球政府社会局が昭和33年に発行した援護法関係出版物「…
「残虐な日本軍」は濡れ衣 遺族が長い沈黙破る
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(1) 毎年、6月23日の「慰霊の日」前後には、沖縄メディアが一斉に特集を組み、沖縄戦の「記憶の継承」という名目で反軍感情をあおる。 読者が目にするのは、日本兵に「壕を追い出された」、…
子宮頸がんワクチンの不都合な真実 医師 佐藤荘太郎
疼痛は脳に障害の可能性 子宮頸がんワクチンの重篤副反応が相次ぎ、厚生労働省ワクチン検討部会はこのほど、接種の積極的勧奨を中止した。佐藤荘太郎・内科医は世日クラブで「子宮頸がんワクチンの不都合な真実」と題し、様々な症例で…