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集団自決者も準軍属に 遺族会幹部証言
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(4) 沖縄県遺族連合会のある役員は、同会が内部向けに発行した記念誌を提供してくれた。 同誌に掲載されている座談会では、援護法の申請・適用に従事した遺族会幹部の苦労話がつづられている。…
「軍命自決」記述を手引き 戦闘参加者概況表
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(3) 当時、援護法の申請に関わった関係者の証言によると、当初は厳しかった申請書の受理条件が、関係者の熱心な折衝の結果徐々に緩和され、ついには「裏の手引書」とも言える冊子「戦闘参加者概況…
壕の提供 「軍の命令」記入で援護対象に
「援護法」に隠された沖縄戦の真実 (2) 昭和31年(1956年)、戦闘参加者の範囲を決定するため、厚生省援護課の職員らが沖縄に派遣され、沖縄戦の実態調査を行った。琉球政府社会局が昭和33年に発行した援護法関係出版物「…
「残虐な日本軍」は濡れ衣 遺族が長い沈黙破る
「援護法」に隠された沖縄戦の真実(1) 毎年、6月23日の「慰霊の日」前後には、沖縄メディアが一斉に特集を組み、沖縄戦の「記憶の継承」という名目で反軍感情をあおる。 読者が目にするのは、日本兵に「壕を追い出された」、…
子宮頸がんワクチンの不都合な真実 医師 佐藤荘太郎
疼痛は脳に障害の可能性 子宮頸がんワクチンの重篤副反応が相次ぎ、厚生労働省ワクチン検討部会はこのほど、接種の積極的勧奨を中止した。佐藤荘太郎・内科医は世日クラブで「子宮頸がんワクチンの不都合な真実」と題し、様々な症例で…
第2期オバマ米政権のアジア戦略外交政策イニシアチブ所長 クリストファー・グリフィン氏に聞く
オバマ米政権が2期目をスタートさせてから3カ月が経過した。国務・国防両長官など外交・安全保障チームの顔触れが変わる中、対アジア戦略に変化は見られるか。米シンクタンク「外交政策イニシアチブ」のクリストファー・グリフィン所…
日米、ASEAN、印の連携強化を
新グレートゲーム・中国南進の海中国南進の海(8) アジア情勢は乱気流を伴った今年の春の天候に似ている。インドの新聞各紙は、中国ネタで持ちきりだ。3月には「中国がモルディブ・マラオ島で潜水艦基地建設か」とのニュースが流れ…
衛星打上げ基地を中国海南島文昌へ
新グレートゲーム・中国南進の海中国南進の海(7) 意外だが中国内陸部は、重化学工業とハイテク産業の集積地となっている。 これは1960年代、中ソ関係が悪化。中国は核戦争サバイバル手段として、上海や東北部に集積していた…
中国海南島三亜が南シナ海睨む空母基地へ
新グレートゲーム・中国南進の海中国南進の海(6) 同じ緯度にleftし常夏であることから「中国のハワイ」と呼ばれる海南島・三亜。24年ぶりに訪れて驚愕した。 当時は珊瑚がゴロゴロ転がっている白い砂浜にマリンブルーの海…
米露印引きつけ中国牽制するベトナム
新グレートゲーム・中国南進の海中国南進の海(5) ビーチリゾート地ニャチャンの南方60キロにあるベトナム最良の港湾の一つ、カムラン湾は真っ白い砂が目に眩しい。 湾の入り口は1・2キロと狭いが、北側の細長いカムラン半島…
米同性婚賛成派への反論ヘリテージ財団研究員 ライアン・アンダーソン氏に聞く
米国で同性婚を支持する世論が急速に拡大している。「結婚の平等」を訴える同性婚賛成派の主張を、反対派は押し返すことができるのか。伝統的な結婚の定義がなぜ重要かを論理的に説明した書籍として注目を集める『結婚とは何か』の著者…
空母3隻体制でインド洋守る
新グレートゲーム・中国南進の海中国南進の海(4) スリランカのラジャパクサ大統領は2005年の政権発足以来、中国への傾斜を強めている。政府が少数派タミル人の武装組織「タミル・イーラム解放のトラ(LTTE)」との25年に…
スリランカ の“アラブの港”に中国がくさび
新グレートゲーム・中国南進の海中国南進の海(3) インド洋の真珠と言われるスリランカでは、一昨年来、8%台の高度成長が続くほど経済が好調だ。 少数派タミル人による武装組織タミル・イーラム解放の虎(LTTE)との四半世…
シットウェー港で中国牽制するインド
新グレートゲーム・中国南進の海中国南進の海(2) ベンガル湾に面したミャンマー西部のラカイン州チャウピューと中国雲南省昆明を結ぶパイプラインは地下に埋められている。ミャンマー北部の落差の大きい昼夜の温度差でパイプライン…
ミャンマー横断のパイプライン 中国、来月にも完成へ
新グレートゲーム・中国南進の海 中国南進の海(1) 上海協力機構を軸に中央アジアの取り込みを図る中国は、インド洋でも米印海軍を相手に虎視眈々と戦略的動きを加速させている。中央アジアは19世紀にロシアと英国がグレートゲーム…
IDの視点、日本にも必要 道徳破壊した進化論
進化論vsID理論 20年戦争 (13) 前述したように、数学者ウィリアム・デムスキー博士らの理論展開によって、遺伝情報がデザインされている、つまり“書かれている”と推定できること自体がインテリジェント・デザイン(ID…
議論が起きる余地なし 強固な日本の進化論体制
進化論vsID理論 20年戦争 (12) 日本でのダーウィン支配体制は非常に強く、論争が起きる余地さえ与えない。 そんな日本の空気を象徴するのは、昨年3月8日付日経夕刊の「あすへの話題」というコラムで、和田昭允・東京…
進化論者、講演招聘に抗議 「栄誉ある市民」が標的に
進化論vsID理論 20年戦争 (11) 今回はダーウィン進化論者が、医療で比類なき貢献をした人に恥ずべき行為を行った例を紹介する。 その人はベン・カーソン氏。頭部が結合したシャム双生児の分離手術で「神の手」として知…
世代交代の“時”に実現へ ダーウィン進化論体制の崩壊
進化論vsID理論 20年戦争 (10) 20年戦争では査読論文に関してもダーウィン進化論陣営は後退している。 査読とは学術誌に投稿された論文を同じ専門分野の研究者が審査するために読むプロセス。進化論者たちは以前、「…
元同僚は「理論でさえもない」 ホーキングの多重宇宙理論
進化論vsID理論 20年戦争 (9) ギエルモ・ゴンザレス博士(宇宙生物学)がアイオワ州立大学から追放された事件が象徴するように、宇宙というテーマも20年戦争の“最前線”の一つである。 宇宙に関するインテリジェント…
「偶然の過程」の限界指摘 人類の起源に関するID派の本
進化論vsID理論 20年戦争 (8) 人類はどこから来たのか――。人類の起源はいかなる人も多かれ少なかれ関心があるが、人間存在の意味と深くかかわるだけに科学の視点からも慎重に扱わなければならないテーマである。 だが…
進化論側最後の砦が崩壊 ジャンクDNAの機能 続々解明
進化論vsID理論 20年戦争 (7) 2011年、ID派生物学者ジョナサン・ウェルズ博士は『ジャンクDNAの神話(The Myth of Junk DNA)』を出版した。 ダーウィン進化論者は人間のDNAには繰り返…
ID理論支持率52%にも ダーウィンイヤーの悪夢
進化論vsID理論 20年戦争 (6) インテリジェント・デザイン(ID)理論側が前進した新展開としてまず挙げられるのは、2009年に出版されたID派科学者リーダー、スティーヴン・マイヤー博士著『細胞の中の署名』だ。チ…