オピニオン rss

いじめ最多54万件、教師に見守り育む余裕を

 学校現場で「いじめ解消」を謳(うた)い文句に取り組んでいるにもかかわらず、「いじめ問題」は無くなる気配が無い。  文部科学省が2018年度に全国の小中高校で起きた、いじめや不登校などの調査結果を発表した。いじめの報告は…

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「不自由展」騒動の背景 津田氏と実行委の思惑通り

《 記 者 の 視 点 》  「我々は『検閲』を狭く捉えるのではなく、広く捉えている。例えば、ある表現に対して、事前だけでなく、途中で反対や規制、干渉を受けたものを『検閲』として捉えている。その状況を示して問題を投げかけ…

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米のシリア撤退、支持の専門家も

 トランプ米大統領のシリア撤退が強い逆風にさらされる中、ハーバード大学のスティーブン・ウォルト教授ら「現実主義」外交支持者は、米国がシリアへの関与を弱め、地域内の各国・勢力に事態の収拾を任せる「現実的」な政策へ転換したこ…

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ウイグル族弾圧、改善なければ一層の圧力を

 米政府内ではこのところ、中国の人権問題への発言と対応が目に付く。  中国のウイグル族弾圧を批判するポンペオ国務長官の発言はその一つだ。 米が弾圧根拠に対中制裁  ポンペオ氏は南部テネシー州ナッシュビルで行った講演の中で…

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北海道開拓精神で南米へ

環境・食糧・教育問題解決のモデルに パラグアイ南北米福地開発財団理事長 中田 実氏に聞く  アマゾン川流域の乱開発やCO2(二酸化炭素)排出などによる地球温暖化で世界的な気候変動が問題になっている。急激な人口増加は食糧難…

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中国で米国人2人拘束、報復か

 2人の米国人が中国で拘束された。米ニューヨークでビザ不正取得容疑で中国人政府職員、柳忠三容疑者が逮捕されたことへの報復とみられている。  米国務省当局者は「江蘇省で米国市民2人が拘束されていることを把握している。省政府…

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米朝非核化交渉、トランプ氏は足元見られるな

 北朝鮮非核化をめぐる米朝実務者協議がスウェーデン・ストックホルムで再開され、双方の見解の食い違いが改めて浮き彫りになりつつある中、国際社会は今後の交渉の行方を注視している。懸念されるのは、来年の大統領選で再選を目指すト…

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中国建国70周年パレードの光と影

拓殖大学名誉教授 茅原 郁生 軍事力強化の成果誇示 国民の発奮図り米に対抗姿勢  中国では10月1日の建国記念日を祝して、大々的な軍事パレードが北京で実施された。既報のように中国は精いっぱいの新兵器などを登場させて軍事力…

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クルド勢力攻撃、トルコの自制とシリア安定を

 シリア北部からの米軍撤収を機にトルコが越境軍事作戦を展開し、クルド人勢力を攻撃している。地政学的な利害や民族対立が複雑に絡み合う地域の安定化に向けて、国際社会はトルコに自制するように働き掛ける必要がある。  トランプ氏…

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紛争で子供の犠牲が増大、でも世界は鈍感になっている

 グテレス国連事務総長は8月、「子供(17歳以下)と武力紛争」年次報告を安保理に提出した。昨18年の状況をまとめたものだが、「世界20カ国で条約と議定書の重大な違反(戦火による殺傷、子供兵士の使用、性的暴力、拉致、学校や…

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教諭いじめ、子供を指導する資格はない

 神戸市立東須磨小学校で、20代の男性教諭が先輩の教諭4人から暴力などのいじめを受けていた。学校で児童や生徒によるいじめ問題が深刻化する中、本来であれば防止する立場の教員が同僚にいじめを行っていた。このような教員に子供を…

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傍若無人の北朝鮮・金正恩氏

宮塚コリア研究所代表 宮塚 利雄 傲慢な発言を繰り返す ミサイル発射実験もやめず  日本にも甚大な被害をもたらした台風13号は朝鮮半島の中央部を直撃し横断した。韓国も甚大な被害が出たことを伝えているが、北朝鮮の中央通信な…

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台風19号通過、未曽有の災害への備えを常に

 大型で強い台風19号は東日本の広範囲にわたって大きな爪痕を残した。記録的な大雨で千曲川や多摩川などが氾濫し、浸水被害が相次いだほか、土砂崩れも起きている。  時事通信の集計によれば、死者は30人以上に上っている。行方不…

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南太平洋進出を加速する中国

平成国際大学教授 浅野 和生 EEZ広い島嶼国と国交 高まるインド太平洋への脅威  9月16日にソロモン諸島が、20日にキリバスが、台湾政府に外交関係の断絶を通告した。そしてまもなく、これら2カ国は中国との国交を樹立した…

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豊洲開場1年、五輪をブランド確立の好機

 東京・豊洲市場が旧築地市場から移転・開業して1年が経過した。心配された土壌汚染問題による風評被害もなく、日本の「新たな台所」として定着しつつある。  一方で、水産物の取扱量の減少やブランドの確立という課題もある。 観光…

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紙の書籍と電子書籍 歯止めかからぬ紙媒体の低落

《 記 者 の 視 点 》  かつて、文芸評論家の中村光夫が、「年は取りたくないものです」という言葉を述べている。  これは、1951年のフランスの作家、アルベール・カミュの小説『異邦人』が翻訳されたとき、その主人公の冷…

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香港緊急条例 法治の破壊につながる悪法

 香港政府は、超法規的措置が可能となる「緊急状況規則条例」(緊急条例)を約半世紀ぶりに発動し、これに基づいてデモの際にマスクなどで顔を隠すことを禁じる「覆面禁止規則」を即時公布した。 集会や通信の規制も可能  緊急条例は…

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中国新経済モデル目指す習近平氏

鄧氏に代わるリーダー像模索 中国投資コンサルタント 高田 勝巳氏に聞く  米中経済摩擦が高まる中、日本は中国とどう付き合えばいいのか。上海を拠点に日本企業の中国進出をサポートしている(株)アクアビジネスコンサルティング代…

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「不自由展」再開、芸術展の汚点となった

 抗議が続く中、限定された再公開を強行する意義はどこにあるのか。国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」のことだ。  初日(8日)だけで200件の抗議が寄せられた。金属探知機で身体検査を行い、…

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吉野氏ノーベル賞、日本の科学技術力示した偉業

 今年のノーベル化学賞は、スマートフォンや電気自動車などに欠かせないリチウムイオン電池を発明した旭化成名誉フェローの吉野彰氏(71)ら3氏が受賞した。吉野氏で日本のノーベル賞受賞は27人目。化学賞は2010年の鈴木章北海…

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「復興五輪」、各地に勇気を 橋本五輪相

新閣僚インタビュー オールジャパンで取り組み  橋本聖子五輪担当相は、時事通信などのインタビューに応じ、「復興五輪」と位置付ける2020年の東京五輪・パラリンピックを成功させることで、全国各地で頻発する災害の被災地にも希…

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北漁船衝突、違法行為には断固たる対応を

 石川県の能登半島沖で水産庁の漁業取締船「おおくに」(約1300㌧)が北朝鮮の大型漁船と衝突し、沈没した漁船の乗組員約60人が海に投げ出された後、日本側に救助され、近くにいた別の北朝鮮籍とみられる船に移乗し北朝鮮側に戻っ…

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米中テクノロジー争覇の行方

日本安全保障・危機管理学会上席フェロー 新田 容子 各国に響かぬ米の警鐘 露との連携を模索する中国  ポンペオ米国務長官は、今年2月、中国通信機器最大手・華為技術(ファーウェイ)の機器を通信ネットワークで使用するリスクに…

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