連載 rss

インフラ再建、貿易「2国間」に重点

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(3)  米大統領選で共和党のドナルド・トランプ氏勝利が確定した後、ニューヨーク株式市場は9日、10日と大幅に続伸し、約3カ月ぶりに最高値を更新した。公共投資の拡大、法人税の…

続き

一過性でない「安保ただ乗り論」

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(2)  中国の急速な軍拡や北朝鮮の核・ミサイル開発などにより、この10年間でアジア太平洋地域の安全保障環境は大きく変貌した。ドナルド・トランプ氏は、こうした中で米大統領に就…

続き

「新孤立主義」と「力」の信奉

トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(1)  次期米大統領に共和党のドナルド・トランプ氏が選ばれた衝撃に全世界が揺れている。「トランプ時代」の米国と世界の行方を展望する。(ワシントン・早川俊行)  「アメリカ・…

続き

地元2紙の「政治支配」、基地推進候補に個人攻撃

国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島(7)  過去2年間、沖縄県で実施された市長選を除く主要選挙は、革新系候補が勝利を収めた。2014年11月の県知事選では翁長雄志氏が初当選。その翌月の衆院選は、沖…

続き

離島軽視の翁長県政、考え違う自治体露骨に冷遇

国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島(6)  中山義隆石垣市長は6月17日、宮古島市の下地敏彦市長、八重山市町議会議長会長の知念辰憲会長(石垣市議会議長)と共に沖縄県庁を訪れ、尖閣諸島における漁業者…

続き

西表島拠点の防災訓練 、反対活動家の姿は一切なし

国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島(5)  沖縄県主催の総合防災訓練が9月3日、石垣島から25㌔離れた西表島(竹富町)で行われた。八重山諸島南西沖で地震が発生し、それに伴う津波が襲うという設定。防…

続き

宮古・奄美も受け入れ、地対艦ミサイル配備がカギ

国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島(4)  宮古島と鹿児島県の奄美大島でも陸上自衛隊の配備計画が進められている。いずれも、警備部隊とミサイル部隊を新設する見通しだ。  宮古島の下地敏彦市長は6月2…

続き

配備を決議した市議会、「最後は市長が決断を」

国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島(3)  石垣市議会は9月定例会の本会議最終日の16日、「石垣島への自衛隊配備を求める決議」を賛成多数で可決した。また、砥板芳行市議が議員提案した「過去最大規模の…

続き

海保が尖閣専従部隊 、漁船体当り事件後志願者急増

国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島(2)  中国は尖閣諸島を「核心的利益」、すなわち自国領と主張し、海警局(中国コーストガード、日本の海上保安庁に相当)の公船を尖閣周辺に長時間居座らせるようになっ…

続き

中国「漁船」、必ず3隻で行動

国防最前線・南西諸島はいま 第2部 自衛隊配備へ動く石垣島(1)  沖縄本島より西の南西地域では、中国の漁船や公船などがわが国の領海を侵犯する事例が常態化している。このため、防衛省は南西諸島防衛の強化を急ピッチで進めてい…

続き

基地と経済のリンク、にぎわい取り戻す起爆剤に

国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地(6) 自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート  与那国町は戦前から漁業と農業を中心に、東洋一とも言われた鰹節(かつおぶし)工場を中心に産業が発展し、最も多い時で…

続き

駐屯地効果、島が潤い人口流出に歯止めも

国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地(5) 自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート  沖縄には「島ちゃび」という言葉がある。「離島苦」の意味で、頻繁に襲う台風が主産業の農作物に大被害を与えること、さ…

続き

米大統領選の意味、世界的思想戦の潮流を左右

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(17)  今回の米大統領選では「LGBT(性的少数者)外交」の是非は争点になっていない。そもそも、ほとんどの有権者は、オバマ政権が国内だけでなく海外でもLGBTアジェンダ…

続き

地域のために地域とともに、住民と隊員の心が一つ

国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地(4) 自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート  「地域のために 地域とともに」という言葉が司令の要望事項としてエントランスホールのモニターに映し出されている。 …

続き

自衛隊配備までの道のり、島外から活動家招き反対

国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地(3) 自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート  与那国町議会が2008年1月に自衛隊誘致の方針を決めたことを受け、翌年6月には外間守吉町長と崎原孫吉町議会議長(…

続き

暴走する国連、国際法無視して同性婚推奨

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(16)  昨年6月の米連邦最高裁判決で同性婚が全米で合法化されるが、これを絶賛したのが潘基文国連事務総長だ。潘氏は「(同性愛)カップルの法的認知を否定することで差別の扉が…

続き

急増するスクランブル

国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地(2) 自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート  台湾で万一、有事が発生し、中国が侵略行動に出た場合、真っ先に危険が及ぶのは与那国島だ。1996年の台湾危機では、…

続き

「国益に寄与」は本当か、世界各地で反米感情を煽る

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(15)  米ホワイトハウスが2014年6月に初開催した「国際LGBT(性的少数者)人権フォーラム」で基調講演したスーザン・ライス国家安全保障担当大統領補佐官は、LGBTの…

続き

“不穏な動き”ににらみ利かす

国防最前線・南西諸島はいま 第1部 与那国島・陸自駐屯地(1) 自民党政調会審議役 田村重信緊急リポート 船舶や航空機の情報を5基のレーダーで収集  中国漁船、公船が尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖に頻繁に出没して領海侵犯する…

続き

米大統領の「深い情熱」

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(14) 現代の公民権運動と見なす  ブッシュ、オバマ両米政権で国防長官を務めたロバート・ゲーツ氏は、回顧録「責務」で、イラク・アフガニスタン戦争に勝利することに関心が薄い…

続き

女性蔑視発言で状況一変

トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月(下)  米大統領選で民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官と接戦を繰り広げてきた共和党候補ドナルド・トランプ氏が、一転して窮地に追い込まれる可能性に陥った。女性に関してわいせ…

続き

同性愛禁止は人権侵害か

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(13) 人間の「行為」は平等に非ず  2011年12月、スイス・ジュネーブで演説したヒラリー・クリントン米国務長官(当時)はこう主張した。「我々は自分自身に尋ねてみる必要…

続き

若年層取り込みカギに

トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月(中)  「ヒラリー・クリントン前国務長官は大統領になるための経験と気質をすべて持っている」  先月28日にペンシルベニア州の大学で行われた集会。ミシェル・オバマ米大統領夫人はこ…

続き