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クリントン演説、「暴力阻止」を名分に圧力

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(12)  「ゲイライツは人権だ。人権はゲイライツだ」――。2011年12月、当時の米国務長官ヒラリー・クリントン氏は、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で行った演説でこう訴…

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共に火種抱え終盤戦へ

トランプvsヒラリー 米大統領選まで1カ月(上)  11月8日に行われる米大統領選の投票まであと1カ月。共和党候補ドナルド・トランプ氏(70)と民主党候補ヒラリー・クリントン前国務長官(68)の激戦は依然として続いている…

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国務省・USAID 各国の活動家に資金提供

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(11)  2011年12月6日、スイス・ジュネーブの国連欧州本部。「世界人権デー」に合わせて演説した当時の米国務長官ヒラリー・クリントン氏はこう強調した。  「オバマ政権…

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同性愛合法化を要求

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(10) 堤防決壊のごとく権利拡大  オバマ米大統領は2011年に発表した「LGBT(性的少数者)人権促進国際イニシアチブ」で、同性愛行為を犯罪とする、いわゆるソドミー法撤…

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米大統領の覚書、総力挙げた取り組みを指示

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(9)  オバマ米政権は発足以来、同性愛者ら性的少数者(LGBT)の国際的な権利向上に積極的だが、政府の総力を挙げて取り組む方針を明確に示したのが、オバマ大統領が2011年…

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「ゲイの楽園」目指す米大使

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(8) ドミニカ共和国(下)  オバマ米政権がカリブ海のカトリック教国、ドミニカ共和国に送った同性愛大使ジェームズ・ブルースター氏は、国外追放を求める宗教界の激しい反発にも…

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「米大使を国外追放せよ」

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(7) ドミニカ共和国(上)  性的少数者(LGBT)の権利向上を外交の「優先課題」に位置付けるオバマ米政権は、これまで7人の同性愛者を大使に起用している。この中で、任地国…

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同性愛よりテロ対策が急務

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(6) ナイジェリア  黒い帽子を深くかぶってうつむいていたため、表情は分からなかったが、時折、指で涙をぬぐうしぐさを見せた。そして、声を絞りだすように訴えた。  「国際社…

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実父の祖国も「黙れ」と反発

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(5) ケニア  オバマ米大統領は昨年7月、就任後初めて実父の出身国ケニアを訪問した。ケニア国民の間で高い人気を誇るオバマ氏だが、訪問は必ずしも全面的に歓迎されたわけではな…

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同性愛者のHIV感染、「制御不能」とデータ示す

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(4)  エイズウイルス(HIV)の猛威に直面するアフリカ諸国に同性愛の受け入れを迫るオバマ米政権は、同性間の性行為のHIV感染リスクが極めて高い事実に気付いていないかのよ…

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脅かされるエイズ予防の成功

ウガンダ(下)  同性愛禁止を強化する法律をめぐり、オバマ米政権から制裁を受けたアフリカ東部ウガンダは、奔放な性行動を抑制することでエイズウイルス(HIV)感染率を大幅に低下させたことで知られる。そのウガンダが圧力の標的…

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反同性愛法で「見せしめ」に

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(2) ウガンダ(上)  オバマ米政権が大国のパワーを振りかざし、途上国に同性愛を肯定する文化・価値観を押し付けるのは、まるで「弱い者いじめ」だ。オバマ政権が強化する国際的…

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オバマのLGBT外交 反発買う価値観押し付け

オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(1) 同性愛への抵抗感強いアフリカ  同性愛者ら性的少数者(LGBT)の国際的な権利向上を外交政策の優先課題に位置付け、途上国にその受け入れを迫るオバマ米政権。各国の伝統…

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「敵基地攻撃能力」が暴発諫める

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(4) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏 北朝鮮や中国の弾道ミサイルの脅威が強調され、これを日本は迎撃可能か否かに焦点が当てられがちだが、軍事的野心をくじく方策はどのように考える…

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反米・親中露発言への懸念

ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (下)  南シナ海の領土領海問題をめぐる中国と他の沿岸国との対立において、反中国の急先鋒(せんぽう)を務めてきたフィリピンだが、ドゥテルテ大統領の反米姿勢が浮き彫りとな…

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中国の飽和攻撃封じる統合防空

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(3) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏 中国のミサイル戦力をどう分析しているか。  これは北朝鮮の比ではない。まず、発射母体がたくさんある。ミサイル自体も、対地・対艦戦術ミサイ…

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外交に支障来す暴言癖

ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (中)  フィリピン国内では高い信頼を得ているドゥテルテ大統領だが、それとは対照的に、米国を中心とした国際社会では強い非難を集める結果となっている。その原因は、ドゥテル…

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「イージス陸上型」が有効

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(2) 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏に聞く 日本にとっては「ノドン」が主要な脅威だが、これに対する日本の防衛態勢は。  ノドンは射程1300㌔の準中距離弾道ミサイル(MRBM…

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ドゥテルテ大統領就任から3カ月、強権発動し公約遂行

ドゥテルテ大統領就任から3カ月 どこへ向かう比政権 (上)  圧倒的な国民の支持を得て6月30日に就任したフィリピンのドゥテルテ大統領。麻薬蔓延(まんえん)のフィリピンで間もなく政権3カ月を迎える。国内での高い人気とは裏…

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北の誤発射、専門家懸念

弾道ミサイルの脅威 日米の防空戦略を問う(1) 実戦配備へ新段階に 元護衛艦隊司令官・海将 金田秀昭氏に聞く  異常ともいえるハイペースで核・ミサイル実験を繰り返す北朝鮮。「中華民族の夢」実現のよりどころを核戦力に求める…

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「民共共闘」継続へ、 主体性欠く“アンチ”路線

蓮舫民進 疑問の船出(下)  「公党間の基本的枠組みの約束は重い。維持していく」。蓮舫代表は17日の民放番組で、次期衆院選での共産党との選挙協力について聞かれ、民共共闘路線を継続する考えを示した。だが、疑問なのは「『与党…

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蓮舫民進 疑問の船出、 くすぶる「二重国籍」

蓮舫民進 疑問の船出(上) 問われる党のガバナンス  「向かうべきは巨大与党だ。(政権与党として)選んでもらえる政党に立て直していく先頭に立ちたい」。15日に開催された民進党臨時大会で、白いスーツ姿の蓮舫新代表はこう強調…

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サイバーで産業狙う中国、南シナ海判決では比を攻撃

「ハイブリッド戦争」の脅威(下) 日本安全保障・危機管理学会主任研究員 新田容子氏に聞く 中国は南シナ海、東シナ海で力による現状変更を行い、サイバー戦もしている。ハイブリッド戦争とみることはできるか。  中国は米国からも…

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