連載
拉致解決へ方策を
新閣僚に聞く 加藤勝信 働き方改革・拉致問題担当相 加藤勝信働き方改革・拉致問題担当相は6日、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、「働き方改革」の意義や北朝鮮による拉致問題などについて語った。 働き方改革に当…
電力止めたサイバー攻撃、集団防衛も一枚岩になれず
「ハイブリッド戦争」の脅威(中) 日本安全保障・危機管理学会主任研究員 新田容子氏に聞く 北大西洋条約機構(NATO)加盟国にサイバー攻撃が頻発している。 サイバーは、ハイブリッド戦争のいわゆる軍事行動でもコンフリクト…
NATO首脳会議の焦点、 狙われるバルト3国の一角
「ハイブリッド戦争」の脅威(上) 日本安全保障・危機管理学会主任研究員 新田容子氏に聞く ロシアの仕掛ける「ハイブリッド戦争」、中でもサイバー攻撃への対策が北大西洋条約機構(NATO)の懸案となっている。7月の首脳会議…
新閣僚に聞く 貧困の連鎖解消を
新閣僚に聞く 鶴保庸介 沖縄・北方担当相 鶴保庸介沖縄・北方担当相は1日、世界日報社を含む報道各社のインタビューに応じ、沖縄振興策や北方領土対策などについて語った。 2017年度沖縄振興予算の概算要求額が今年度当初予算…
情報の収集・分析、北の立場で「内在的接近」を 柳氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(9) 先入観や願望排する心掛けで 坂井 両氏とも長年、金正恩情報を収集・分析してきた。心掛けてきたことは。 柳東烈 その前に指摘しておきたいのは北朝鮮体制は決して「合理的」とは言えな…
拉致と日朝、二国間で困難なら大局的に 坂井氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(8) 強まる北朝鮮の対日工作 柳 日本人拉致被害者の再調査などを約束した日朝ストックホルム合意から2年以上が経過したが、成果を上げられずにいる。日本はどうしたらいいか。 坂井隆 外交…
北朝鮮市場経済、富裕化で勤労意欲喚起の効果 坂井氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(7) 闇市拡大しても統制に自信 柳 経済に話を移したい。近年の目新しい傾向の一つに首都・平壌の高層ビル建設がある。ここには新興の富裕層が関わっているとの指摘もあるが。 坂井隆 いわゆ…
対中・対米関係、次期大統領誰でも大差ない 柳氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(6) 中国、北の核で韓国取込めず 坂井 北朝鮮の金正恩委員長は伝統的な友誼(ゆうぎ)の関係を強調しながら核・ミサイル問題で近年ぎくしゃくしていた中国、また表面的には非難しながら実は最も…
経済封鎖続けば打撃大 柳氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(5) 制裁は指導部向け効果 坂井 北朝鮮の核・ミサイル開発では日本から、例えば在日本朝鮮人科学技術協会や大学などに在籍する在日朝鮮人による技術流出、対北経済支援を通じた韓国からの資金転…
「グアム到達か」前提に議論を 坂井氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(4) 核・ミサイル(上) 韓国民に恐怖与え“南々葛藤” 柳 北朝鮮は長距離弾道ミサイルの弾頭部分に小型化した核を搭載し、米本土を攻撃できる能力を備えつつあるとの見方がある。果たしてその…
政権長期化、4代5代世襲も 柳氏
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(3) 権力の掌握(下) 冷徹な計算で路線ぶれず 坂井 金正恩委員長の統治スタイルは即興的、感情的な面が強いと言われる一方、合理的な判断を下しているとする見方もある。 坂井隆 即興的、…
側近は正恩氏の信任が全て 坂井氏
香港「自治」の行方 識者に聞く(2) 権力の掌握(中) 妹・与正氏、政権唯一の「実勢」 柳 北朝鮮の独裁体制維持に最も重要な役割を果たしている組織・機関は。またその中心的なメンバーは誰か。 柳 幾つか重要な組織・機関が…
どう見る金正恩体制 権力の掌握(上)
どう見る金正恩体制 日韓専門家対談(1) 元公安調査庁調査第二部長 坂井隆氏 元韓国警察庁公安問題研究所研究官 柳東烈氏 北朝鮮の金正恩委員長が父、金正日総書記の死去に伴い単独で最高指導者の地位に就いてから今年末で5年…
独立主権国家の憲法に直せ
「立憲主義」について(下) 理想掲げ現実対処を 新しい憲法をつくる国民会議会長 清原 淳平 日本は、一九五一年九月八日、サンフラランシスコで対日講和条約に署名し、翌年四月二十八日、ともかくも独立を回復した。そして六月二…
空虚な中世的定義
「立憲主義」について(上) 新しい憲法をつくる国民会議会長 清原淳平 言葉の感覚に惑わされるな 近年、政治の世界、報道でも、「立憲主義」という言葉がやたらと使われている。なぜこの言葉が出てきたのか。 それは、北朝鮮の…
「ラストベルト」の攻防焦点
トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(7) 組織力で劣る米共和党のドナルド・トランプ氏が、なぜ党の指名を獲得できたのか。専門家の間でさまざまな分析がなされているが、共通しているのは白人労働者の「不満」と「怒り」を…
「覚悟」を固める福音派
トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(6) 先月20日、米オハイオ州クリーブランド市内のレストラン。共和党全国大会に合わせて開かれた中絶反対派の集会で、キリスト教福音派系の有力団体「家庭調査協議会」のトニー・パー…
少数派に敬遠される共和党
トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(5) 39%――。これは2012年米大統領選でオバマ大統領が獲得した白人票の割合だ。オバマ氏は白人票が4割足らずでも再選を果たすことができた。逆に、共和党の大統領候補ミット・…
「オバマ3期目」にリスクも
トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(4) 「ドナルド・トランプ氏の気性で米軍最高司令官が務まるのかを問いたい」 米民主党大会の最終日、指名受諾演説に臨んだヒラリー・クリントン前国務長官はこう強調し、外交・安全…
アジア安定左右する米軍再建
トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(3) 「米国第一」を掲げ、孤立主義的な色彩が濃い共和党の大統領候補ドナルド・トランプ氏の外交・安全保障政策。知日派の代表格リチャード・アーミテージ元国務副長官が、民主党の大統…
左傾化急加速する民主党
トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(2) 米大統領選で「変質」が見られるのは、実業家ドナルド・トランプ氏の下で揺れる共和党だけではない。ヒラリー・クリントン前国務長官率いる民主党も、大きな変化の波に直面している…
保守主義を捨てた共和党
トランプVSヒラリー 米大統領選まで3カ月(1) 11月8日の米大統領選まで約3カ月。共和党の実業家ドナルド・トランプ氏と民主党のヒラリー・クリントン前国務長官の対決となった選挙戦の焦点を探る。(ワシントン・早川俊行)…
未来見据え憲法改正に挑戦
再改造内閣 始動(下) 第3次再改造内閣の船出に当たり、安倍晋三首相は3日夜の記者会見で、日本の「未来」を切り拓(ひら)いていく、「未来への責任」を果たしていく、「未来」に向かって挑戦、飽くなきチャレンジを続けていくと…