クリントン演説、「暴力阻止」を名分に圧力
早川 俊行 2016/10/08 写真|オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」|北米・中南米 [会員向け]
オバマのLGBT外交 米国と途上国の「文化戦争」(12)
「ゲイライツは人権だ。人権はゲイライツだ」――。2011年12月、当時の米国務長官ヒラリー・クリントン氏は、スイス・ジュネーブの国連欧州本部で行った演説でこう訴えた。
全米最大の性的少数者(LGBT)団体「人権キャンペーン」のチャド・グリフィン会長が「パワフルだがシンプルな言葉でLGBTの人権を国際舞台に押し上げた」と絶賛するように、クリントン演説はLGBTの国際的な権利向上を加速させた「画期的演説」(ホワイトハウス)と位置付けられている。
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