連載
北の金正恩体制、側近頼らず本人が判断
2017激動の世界を読む(6) 元韓国青瓦台外交安保首席秘書官 千英宇氏(上) 金正恩体制になって5年が経過した。権力をどの程度掌握したとみるか。 正確な判断を下すのは難しいが、基本的に権力を確実に掌握し、体制は安定化…
どうなる「民共協力」 蹴られても民進に付いていく
どうなる「民共協力」 27回共産党大会の焦点(1) 元共産党書記局長代行 筆坂秀世氏に聞く 日本共産党が今月15日から4日間、3年ぶりに27回党大会を開く。同大会の焦点は何か、民進党との協力関係はどうなるのか、などにつ…
韓国大統領選、潘氏出馬なら中道で勝負か
2017激動の世界を読む(5) 元韓国自民連議員 李東馥氏(下) 国政介入事件とそれに伴う国会弾劾可決で今年12月に予定されていた大統領選が前倒し実施される可能性が出てきた。 今の情勢では野党系候補が有利。中でも文在寅…
朴大統領弾劾 退陣圧力、審理に影響も
2017激動の世界を読む(4) 李東馥氏 元韓国自民連議員(上) 国政介入事件の原因を改めて考えると。 やはり朴槿恵という政治家が抱えていた問題が一番大きいだろう。朴槿恵氏がフランス留学中だった1974年に母、陸英修女…
トランプ政権と日本、不健全な米依存から脱却を
2017激動の世界を読む(3) 米ペンシルベニア大学教授 アーサー・ウォルドロン氏 トランプ次期米政権下で日米関係はどうなる。 今まで以上に良くなるだろう。安倍晋三首相がそれを強く望んでいる。安倍氏がハワイ・真珠湾を訪…
日米関係、尖閣防衛に不可欠なオスプレイ
2017激動の世界を読む(2) 国際評価戦略センター上級研究員 リチャード・フィッシャー氏(下) トランプ政権で米国の対日政策は変わるのか。 当選後にトランプ次期米大統領がいち早く安倍晋三首相と会ったことは非常に良かっ…
トランプ外交 中国の脅威、米軍再建で対抗
2017激動の世界を読む(1) 国際評価戦略センター上級研究員 リチャード・フィッシャー氏(上) トランプ政権の外交・安全保障政策は孤立主義的になるのか、それとも指導的役割や国際協調を重視する政策になるのか。 トランプ…
防衛費を国際水準まで上げよ
トランプ・ショック 再考・日本の国防(5) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く 尖閣諸島をめぐる日本と中国の攻防のシナリオはどうなるか。 大きくは中国の台湾侵攻作戦が発動されて、それに連携して尖閣に来る場合と、尖…
核・ミサイル戦略、中国の足元見て武力挑発
検証・金正恩統治5年(下) 北朝鮮がこれまで強行した5回の地下核実験のうち4回は金正恩氏が後継者に決まって以降のものだ。回数を重ねるごとに爆発規模は大きくなり、今年9月の5回目は広島に投下された原爆の3分の2の規模まで…
日米同盟軸に中国包囲網形成へ
トランプ・ショック 再考・日本の国防(4) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く 中国による尖閣諸島侵攻の危険性が高まっているという指摘もあるが。 中国の人民解放軍は、共産党の軍であって国軍ではない。党軍事委員会主…
張成沢氏処刑、権力掌握の決定的契機に
検証・金正恩統治5年(中) 金正恩氏が後継者に決定したことが分かると、西側諸国は指導者としての資質についてさまざまな角度から分析し始めた。韓国でも正恩氏のスイス留学時代のクラスメートや大阪に在住する母方の親戚などを訪ね…
他力本願の防衛転換点に
トランプ・ショック 再考・日本の国防(3) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く 日米新ガイドラインでは、日本が他国の攻撃を受けた時には、まず自衛隊が主体的に作戦を実施し、それを米軍が支援および補完すると明記されてい…
後継決定前夜、故金正日氏と幹部の「合作」
検証・金正恩統治5年(上) 北朝鮮の最高指導者、金正恩・朝鮮労働党委員長が父、金正日総書記の死去に伴い権力の座を世襲してから今月で5年が過ぎた。弱冠、20代後半で後継者となった正恩氏の手腕は疑問視されたが、大方の予想を…
米抑止力低下で前方防衛に空白
トランプ・ショック 再考・日本の国防(2) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く トランプ氏のアジア太平洋地域における戦略をどう占うか。 誰とでも話に応じると言っているが、外交交渉ですべての物事を進めたり、孤立…
再考・日本の国防 対テロ戦見据えた軍事プロ抜擢
トランプ・ショック 再考・日本の国防(1) 岐阜女子大特別客員教授 矢野義昭氏に聞く トランプ次期米大統領は、日米同盟の片務性を批判し、日本の核武装にも言及するなど、わが国の防衛論議に大きな一石を投じた。中国による尖閣…
膨れ上がるデモ、「民主主義の成熟」に疑問符
どこへ行く混迷・韓国 国政介入事件の深層(下) 先月、韓国主要大学の一つ、中央大学のメディアコミュニケーション学科で「世論と大衆媒体」という授業が行われた。担当教授が国政介入事件と関連し次のような話をしたという。 「…
朴槿恵談話のトリック、政治的駆け引きに利用
どこへ行く混迷・韓国 国政介入事件の深層(中) 「どうやら朴槿恵大統領はトリックを仕掛けたようだ。自分の退陣スケジュールを国会に任せたが、国会が話し合いでそれを決める能力がないことをお見通しだ。できる限り時間稼ぎして秩…
国政介入事件の深層、たわいない確執が発端
どこへ行く混迷・韓国 国政介入事件の深層(上) 暴露はこうして始まった 前代未聞の国政介入事件で韓国が混迷を深めている。どうやって疑惑は暴かれたのか、前倒し実施の可能性が出てきた次期大統領選挙や国政混乱で懸念される日韓…
脅かされる「世界秩序」
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(8) 「ドナルド・トランプ氏の当選は、より不確実な時代に入ることを意味する」 米調査会社ユーラシア・グループのイアン・ブレマー社長は、米大統領選の結果をこう表現する。 …
米社会の「保守回帰」に期待感
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(7) 米連邦最高裁判所は昨年、同性婚を全米で認める判決を下すなど、米国内の社会問題に絶大な影響力を持つ。連邦判事は終身制で、いったん就任すれば、その判事の価値観は20~3…
バリューボーターの「復権」
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(6) 81%――。これは米大統領選で白人福音派キリスト教徒が共和党のドナルド・トランプ氏に投票した割合だ。この数字は、過去3回の同党大統領候補ミット・ロムニー、ジョン・マ…
リベラルメディアの敗北
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(5) 今回の米大統領選が衝撃をもたらしたのは、大手メディアの事前予想を完全に覆したからだ。共和党ドナルド・トランプ氏の勝利を予想した大手メディアは皆無で、ニューヨーク・タ…
変容する米国に白人反発
トランプ大統領の衝撃 米国と世界はどこに向かう(4) わいせつ発言や所得税の不払い疑惑――。普通の候補者なら致命傷となる数々の暴言や疑惑にもかかわらず、ドナルド・トランプ氏は米大統領選で勝利した。有権者が今までと違う基…