政治 rss

安倍長期政権を占う3カ月

政治ジャーナリスト 細川 珠生 景気回復と憲法改正を 日本の進路考え参院選に臨め  はや3回目の国政選挙となる参院選挙が3カ月後に迫っている。“3回目の”というのは、安倍政権発足後、国政選挙が3回目であるということだ。 …

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共産の「暴力」で破防法できた 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(7) 国民にもっときちんと説明を 田村 山下書記局長発言は間違い 戦後の暴力革命に関して、政府は3月22日、日本共産党が現在も破壊活動防止法(破防法)の監視対…

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日米安保無くして国を守れるか 田村氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(6) 憲法改め軍隊保有が本来の方針 筆坂  田村 政策の個別の問題だが、日米安保条約を廃棄して自衛隊解体というのが共産党の本来の主張のはずだが、その辺のところ…

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文化庁に続き政府機関の地方移転進めよ

 政府の「まち・ひと・しごと創生本部」はこのほど、文化庁を京都に移すなど政府機関の地方移転に関する基本方針を決定した。「東京一極集中」を打破し、地方創生に弾みをつけるには、より多くの政府機関の移転を進めていくべきだ。  …

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今も日本共産党憲法草案を自慢 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(5) 現行憲法の制定時に反対した党 田村 立憲主義を語る資格がない  筆坂 共産党には立憲主義を語る資格がない。そこまで言うなら、憲法改正を言わなきゃ筋が通ら…

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安保法廃止で共産は大失敗も 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(4) 「戦争法」の命名こそ憲法違反 田村  筆坂 政権交代の時の選挙で、共産党は300小選挙区のうち150くらいしか立てていない。何も民主党に協力するために立…

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後半国会、TPP承認と関連法案成立を

 後半国会の焦点となる環太平洋連携協定(TPP)の承認案と国内対策などを盛り込んだ関連法案が衆院で審議入りした。2月に環太平洋12カ国が署名したTPPは、発効すれば世界全体の国内総生産(GDP)の4割を占める一大経済圏を…

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タガをはめられた沖縄県知事 田村氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(3) 暴力なしの革命はあり得ない 筆坂 幹部会の中などで共産党が政権を握ったら、不破さんとか志位さんが、自分は何々大臣になるとかという話は出たことがあるか。 …

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ものすごい書き換えする共産党 筆坂氏

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(2) コミンテルン日本支部がルーツ 田村  田村 志位委員長の『綱領教室』という3冊の本を読んでみた。なるほど、批判しようと思えばそういう箇所が満載なんだなと…

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共産党は過去の「暴力」認めよ

筆坂元日本共産党ナンバー3と田村自民党政務調査会審議役が対談(1) 民進党、共産と連携で得票激減も  日本共産党で書記局長代行、常任幹部会委員、政策委員長などを歴任しながら離党した元党ナンバー3の筆坂秀世氏(元参議院議員…

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若手議員にスキャンダル続出、タガが緩み”政治の劣化”進む与野党

◆「元愛人」が暴言告発  若手議員のスキャンダルが続いている。「自民一強」が続き、与党のタガが緩んでいるだけでなく、野党からもお粗末な政治資金問題が出てきている。全体に“政治の劣化”が進んでいるのだろうか。  今や「毎週…

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民進党結党に共産党との関係どうするか路線の明確化を迫った産経

◆各紙とも厳しい論調  衆院議員96人、参院議員60人の合わせて両院156人の勢力。民主党と維新の党による合流新党「民進党」が27日に都内で結党大会を開き、正式に旗揚げした。「国民とともに進む国民政党となる」「野党勢力を…

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任官辞退の実情

 3月21日、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式が行われた。今年の卒業生は419人(留学生を含む)で、任官辞退者は47人。昨年よりも 約2倍の人数となった。  卒業式の模様を伝えたテレビのニュースなどでは、任官辞退者…

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安保法施行、今後も法制整備が必要だ

 集団的自衛権の限定行使などを容認した安全保障関連法が施行された。これで「防衛法制の整備は完了した」との見方もあるが、主要諸国の法制と比較すると依然として欠陥が多い。国家の安全確保のため、今後も一層の整備を忘れてはならな…

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民進党結党、これで政権交代が可能か

 民主、維新両党が合流して「民進党」が結成された。結党大会では「政権交代可能な政治の実現」がうたわれた。岡田克也代表は「民進党でもう1回、国民に信頼され、日本の政治の本流を担える政党をつくっていく」と語っている。  共産…

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参院予算委員会での地方創生に関する政府と…

 参院予算委員会での地方創生に関する政府と自民党議員のやりとりが興味深かった。「地方創生で地方がいくら知恵を出せと言われても、道路ができていない現状では、知恵にも限度がある」と過疎先進県を自認する島根選出議員。  これに…

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共産党の破防法調査対象は当然である

 政府は日本共産党について、「警察庁としては現在においても『暴力革命の方針』に変更はないものと認識している」とする答弁書を閣議決定した。  答弁書は、戦後に合法政党になって以降も「日本国内において暴力主義的破壊活動を行っ…

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災害とリーダーの資質

 東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)から5年が過ぎた。被災地以外では、一部に「風化」というムードもあるが、被災地はいまだに復興の途上に あり、大きな爪痕を残している。  この機会に、私は昭和9(1934)年に寺田寅彦が…

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自民党大会、「民共合作」批判を深めよ

 夏の参院選前の総決起集会とも言える自民党定期大会が開催された。安倍晋三首相は「自民・公明対民主・共産の勢力との戦いになる」と位置付け、勝利に向けて結束を呼び掛けた。  しかし、本気で戦闘モードに入るのであればもっと鋭い…

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憲法改正の賛否は選挙でなく国民投票で

 通常国会では衆参の予算委員会審議で憲法改正について活発な質疑が交わされており、安倍晋三首相は参院予算委で首相在任中の改正実現を目指すと表明した。もとより憲法を改正するかどうかは国民投票で決めることであり、そのために国会…

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高市早苗総務相発言、マスメディアへの牽制も必要

 高市早苗総務相が国会答弁で、無責任な放送を継続した放送局は電波法に基づき電波停止することもあり得ると答弁したことが、一部ジャーナリストや弁護士などから「権力で言論や表現の自由を封じるもの」などと糾弾されている。牽強付会…

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書店がない防衛大

 先日、3月に防衛大学校(以下・防衛大)を卒業する学生と会う機会があった。その時、開口一番に学生から言われたのが、「なんで防衛大には書店がないんですか?」という質問だった。  私の学生時代には、学生会館の1階に外部の書店…

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民維合流新党、選挙ありきの野合でいいのか

 民主党と維新の党が3月に合流する見通しとなった。民主党の解党は行わず、新しい綱領を定め、党名を変えて3月に新党名での結党大会を目指す方向だ。折り合いがつかなかった新党結成の協議は、共産党が参院1人区での候補者取り下げの…

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