政治 rss

日朝関係、米韓との離間の狙いに警戒を

 安倍晋三首相と電話会談した韓国の文在寅大統領は、南北首脳会談で北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「いつでも日本と対話する用意がある」と述べたと報告した。  首相が文大統領を通じて北朝鮮との対話の意思を伝え、金委員長が応じ…

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国民民主党、安保法是認の民意無視するな

 民進党と希望の党の新党協議会は新党名を「国民民主党」として、5月上旬にも発足することで合意した。昨年の衆院選直前に分裂した民進党は、野党第1党になった立憲民主党と国民民主党との2党に勢力を二分するほか、一部保守系議員が…

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日米首脳会談の安保・外交で肯定的評価の各紙と、真っ向から否定の朝日

◆日米の強い連携確認  27日の南北首脳会談、その後の6月初旬までに予定される米朝首脳会談は朝鮮半島の安定とともに日本の安全保障環境にも直接、大きな影響を及ぼす。その核心は北朝鮮の非核化とあらゆる弾道ミサイルを放棄させる…

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G7外相会合、北の非核化へ緊密な協力を

 先進7カ国(G7)外相会合がカナダのトロントで開かれ、北朝鮮が決定した核実験・大陸間弾道ミサイル(ICBM)試射の停止を「完全な非核化に向けた第一歩」と歓迎する共同声明を発表した。  一方、北朝鮮に対する「最大限の圧力…

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国際常識無視の日報論議

 防衛省は4月16日、イラク復興支援特別措置法に基づき派遣された陸上自衛隊イラク派遣部隊の日報を公表した。  新聞各紙が日報の公開に関する社説を掲載したが、18日に掲載された朝日の社説に、私は違和感を覚えた。朝日は、小野…

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沖縄市長に自公系再選、翁長知事陣営は苦境に

 任期満了に伴う沖縄県沖縄市長選が22日投開票され、現職の桑江朝千夫氏(62)=自民、公明、維新推薦=が再選を果たした。桑江氏は名護、石垣の両市長選と同様、国政並みの応援を受け、新人で元市議の諸見里宏美氏(56)=社民、…

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福田財務事務次官の“セクハラ”問題でメディア側の責任には触れぬ新潮

◆不快な労働環境強要  福田淳一財務事務次官の“セクハラ”問題が収まらない。週刊新潮(4月19日号)で明らかにされたテープが“本物”なのか、セクハラされたといわれる女性記者が自社の媒体で告発せず、どうして週刊誌を使ったの…

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日米首脳会談、北への国際圧力を主導せよ

 安倍晋三首相とトランプ大統領の日米首脳会談が開催され、5~6月初旬に想定される米朝首脳会談への対処方針で、北朝鮮に非核化に向けた具体的行動を求めていくことで一致した。  ポンペオ氏が極秘訪朝  トランプ氏の腹心で、次期…

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核と拉致で緊密な対話 渡部恒雄

笹川平和財団上席研究員 渡部恒雄  今回の日米首脳会談では、米朝首脳会談とトランプ政権の保護主義という二つの不確定要素があるため、安倍首相は、トランプ大統領個人への一定の影響力を確保することを優先した。そこに成功したこと…

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イラク日報、「戦闘」を倒閣材料にするな

 一部野党が、陸上自衛隊のイラク派遣時の日報を、安倍内閣を倒閣するための材料として利用しようとしている。内外情勢が多難な折、国政の重要課題をそっちのけにして政府や官庁のあら探しばかりに注力しているのは遺憾である。 表記が…

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左翼が「リベラル」を名乗るおかしな日本の革新勢力を八幡和郎氏が斬る【PTV RADIO:014】

 本来のリベラルの意味から離れて、革新・左翼勢力がリベラルを名乗るおかしな日本の政治状況などを近著「『立憲民主党』『朝日新聞』という名の偽リベラル」で解説した八幡和郎氏に聞いた。 (対談の音声を公開!)

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あす日米首脳会談、対北で非核化方針を再確認

TPP、シリアも議題に  日米首脳会談が17、18日にフロリダ州パームビーチで開催される。安倍晋三首相とトランプ米大統領の首脳会談は3回目。会談では、北朝鮮の核問題が主要な議題となるほか、トランプ氏が復帰検討を指示した環…

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野党新党協議、有権者の支持得られるか

 民進党の大塚耕平代表と希望の党の玉木雄一郎代表が会談し、民進側が呼び掛けた新党の結成に向け、新党協議会を設置することで合意した。  党勢低迷が続く希望は、昨年9月の結党から約7カ月で解体されることになる。 民進と希望が…

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資料の管理は史料の保存だ

エルドリッヂ研究所代表・政治学博士 ロバート・D・エルドリッヂ 国益損ねる処分や改竄 「知る権利」は民主主義の柱  昨今、財務省の文書改竄(かいざん)問題で、政治と行政の関係のみならず、資料の保管の在り方をめぐる議論が湧…

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教育現場と国民意識に乖離

 内閣府が3月10日に「自衛隊・防衛問題に関する世論調査」の結果を発表した。この調査は昭和44(1969)年から、ほぼ3年に1回実施されている。今回の調査で私が特に注目したのは、「もし日本が外国から侵略された場合の態度」…

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民間防衛論議、国民保護法を抜本的に見直せ

 わが国を取り巻く安全保障環境の激変を受け、国土・国民をどう守るのか、防衛の在り方が問われている。  それにもかかわらず、国民自らはどう身を守るのか、いわゆる「民間防衛」に関する論議が欠落している。これは看過できない課題…

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戦力・交戦権奪われる謂れなし

大月短大名誉教授 小山 常実 戦争仕掛けられた日本 改憲しても国防の危機継続  3月25日、自民党は党大会を開き、第9条第2項を護持し、第9条の2を新設して自衛隊保持を明記する「日本国憲法」改正案を確認した。しかし、私は…

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対北で置き去り懸念 首相、トランプ氏説得へ

 安倍晋三首相は17~20日訪米し、トランプ大統領と会談するが、米国、韓国、中国が北朝鮮と直接接触する中で、北朝鮮問題で日本だけが置き去りにされるのではないかという懸念が高まっている。  米当局者は、日米会談は、核・ミサ…

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日本の外交はどうあるべきか

元在ウィーン国際機関日本政府代表部大使・元駐ニュージーランド大使遠藤 哲也 国際協力と協調推進を 中長期的な目標設定が必要  このような大上段に構えたテーマについて意見を述べるには、いささかじくじたる気がするが、筆者は5…

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自民、9条改正へ見切り発車

2項をめぐる党内の溝深く  自民党(総裁、安倍晋三首相)は3月25日の党大会で、自衛隊の明記(9条改正)、緊急事態条項、参院選の合区解消、教育の充実―の4項目について、憲法改正推進本部(細田博之本部長)がまとめた条文たた…

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天皇と憲法について考える

哲学者 小林 道憲 慣習や法にこそ主権存在 統治権の総攬者としての天皇  来年は、天皇の代替わりがある上に、憲法の問題も議論されているので、憲法上の天皇の地位などについて考えてみたい。  「日本国憲法」第1条では、よく知…

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佐川氏証人喚問に大山鳴動してネズミ一匹の政治ショーと化す各局

◆思惑絡む政治家出演  年度末にかけて報道番組を騒がせた学校法人「森友学園」との国有地取引に関する財務省の決裁文書の書き換え問題で、佐川宣寿前国税庁長官の証人喚問が3月27日に衆参両院で行われた。  毎度のことながら大山…

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「昇進おめでとう」赤旗拡大作戦

 加古川市の井上津奈夫氏は平成22年6月に共産党議員になった。同じ党内には岸本建樹氏、高木英里氏がいた。そして、職員の昇進が発表される3月下旬から4月初めの間に、集中的に機関紙拡大を行ってきたという。当時を振り返って井上…

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