政治 rss

目黒女児虐待死、今こそ家庭教育支援法制定を

 東京都目黒区で3月、5歳女児が虐待を受けて死亡した事件で、両親が保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕された。父親は傷害罪ですでに起訴されている。女児はノートに「もうおねがい、ゆるして」と書いていた。実に痛ましい虐待事件だ。問…

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日米韓外相会談、北非核化と拉致解決へ連携を

 トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との米朝首脳会談を受け、河野太郎外相とポンペオ米国務長官、韓国の康京和外相がソウルで会談した。米朝共同声明に盛り込まれなかった北朝鮮の「完全かつ検証可能で不可逆的な非核化…

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骨太方針原案に財政健全化計画への批判なく成長戦略力説した日経

◆PB黒字化5年延期  経済財政諮問会議で先週示された経済財政の基本指針「骨太の方針」原案は、財政健全化に向け、基礎的財政収支(PB)を黒字化する目標時期を2025年度とし、従来目標より5年遅らせた。また、21年度まで社…

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衆院では中選挙区制復活を

平成国際大学教授 浅野 和生 二大政党制は世界の傍流 数合わせ再編招く小選挙区制  非自民政党の政党再編には、常に「自民党政権に代わり得る政権の受け皿作り」が掲げられる。また、さまざまなテレビや新聞が、政権交代が一定のペ…

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日米首脳会談、非核化へ緊密連携維持せよ

 訪米した安倍晋三首相はトランプ大統領との会談で、史上初となる12日の米朝首脳会談に向けて非核化へ北朝鮮の具体的行動を引き出すまで制裁を解除しない考えで一致した。北朝鮮の非核化実現のため、日米両国は緊密な連携を維持すべき…

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北対応で一致か不透明

表情は硬いまま握手もぎこちなく  安倍晋三首相は7日、トランプ米大統領との首脳会談後の共同記者会見で、12日に行われる史上初の米朝首脳会談について、「過去の過ちを繰り返してはならないとの思いをトランプ大統領と共有する中で…

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名機「US-2」描く漫画

 平成25年6月、太平洋をヨットで横断中に遭難したニュースキャスターの辛坊治郎さんらを救助した海上自衛隊の救難飛行艇「US-2」。「空飛ぶ船」の異名もある水陸両用のわが国の技術を結集させた航空機だ。  新明和工業(兵庫県…

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党首討論、大局的観点なく物足りない

 安倍晋三首相(自民党総裁)と立憲民主党の枝野幸男代表らによる党首討論が行われた。  約1年半ぶりの開催となったが、大局的観点からの政策論議はあまりなかった。物足りず、期待外れであったと言わざるを得ない。  枝野氏は「森…

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日露首脳会談、北方領土交渉は拙速を慎め

 安倍晋三首相はモスクワのクレムリン(大統領府)で、ロシアのプーチン大統領と会談した。懸案の北方領土問題について、共同経済活動の推進で一定の合意は得たものの、ロシアが領土返還に応じる兆しは見えない。拙速を慎み、腰を据えた…

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国民投票法改正、投票機会拡大へ早期実現を

 自民、公明両党は衆院憲法審査会幹事会で憲法改正手続きを定めた国民投票法の改正案を提示し、共産、社民両党を除く各党が基本的に賛同する立場を示した。改正されれば2014年に続いて2度目となる。前回の改正では投票年齢が「20…

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組織改編進む陸上自衛隊

 陸上自衛隊には16の職種がある。普通科、機甲科、野戦特科、高射特科、施設科、航空科、武器科、通信科、需品科、衛生科、輸送科、化学科、警務科、音楽科、会計科、そして、平成23年3月に新たな職種として情報科が加わった。  …

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特別座談会:次世代の憲法議論

 今年3月に自民党が改憲4項目で条文素案を発表し、憲法改正に向けて大きく動きだしている。こうした状況で若者の改憲論は盛り上がっているのか。20代の3人に「次世代の憲法観」を語ってもらった。 改憲で日本の信念示せ ―小村 …

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日中関係、積み残された課題に向き合え

 安倍晋三首相は、公賓として初来日した中国の李克強首相と会談し、首脳の相互往来の重要性を確認。安倍首相の年内訪中へ調整することで一致した。  このことは評価できるが、日中間には沖縄県・尖閣諸島問題など多くの課題が積み残さ…

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日中韓首脳会談、北非核化アプローチに隔たり

 安倍晋三首相と中国の李克強首相、韓国の文在寅大統領は東京で2年半ぶりとなる3カ国の首脳会談を行い、北朝鮮核問題について「朝鮮半島の完全非核化」で一致し、北朝鮮による日本人拉致問題では中韓が「対話を通じた早期解決」を希望…

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野党6党の審議拒否を正論の展開で批判し世論を代弁した産経、読売、小紙

◆強かった世論の逆風  ようやく国会が正常化し、動き出した。立憲民主党などの野党が8日に衆院本会議に出席し、野党が審議拒否を始めた4月20日以来、19日ぶりに論戦が再開された。本会議では安倍晋三首相が、財務省の決裁文書改…

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今こそバッジの着用を、河野外相と辻元議員に訴える

 「千載一遇の最後のチャンスだ」。北朝鮮拉致被害者の家族は今、米朝首脳会談で(またその後あり得る日朝首脳会談で)、事態が大進展するよう必死に祈っている。  私は昨年9月のこの欄で、「河野外相は拉致被害者救出運動のシンボル…

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「国民党」船出から波高し

 「政権交代を目指し、国民主権を実現する。明るく元気に新たなスタートを切る」。民進党と希望の党が合流して立ち上げた「国民民主党」の設立大会が7日、東京都内のホテルで開かれ、希望の玉木雄一郎代表と共に共同代表に就任した民進…

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報道スタンス映す世論調査

 今年も改憲派、護憲派の集会が5月3日に開催された。マスコミ各社も毎年、この時期に憲法に関する特集記事や世論調査を実施している。一部の社の世論調査の結果を除けば、昨年のこの時期と比較して改憲に慎重な意見が多かったようだ。…

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野党の長期間の国会審議拒否に目を瞑り改憲阻止のお先棒担ぐ新潮

◆財務官僚批判の特集  書いていない、取り上げていないことを批判するのはフェアではない気もするが、しかし、“取り上げるべきことを書かない”というのは指摘されるべきことだと考える。  4月24日の閣議で辞任が決定されている…

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改憲投票権行使へ前進、新しい憲法をつくる国民会議

国民も判断力養成を  憲法記念日の3日、改憲派の新しい憲法をつくる国民会議(=自主憲法制定国民会議、清原淳平会長)が都内のホールで第49回「新しい憲法をつくる国民大会」を開催した。  大会であいさつした清原会長は、憲法に…

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憲法改正の主役は国民、改憲派集会に首相メッセージ

幅広い合意形成を  憲法記念日の3日、全国各地で改憲派と護憲派の催しが開かれた。安倍晋三首相は、都内で行われた改憲推進派のフォーラムにビデオメッセージを寄せ、「いよいよ私たちが憲法改正に取り組む時が来た。主役は国民の皆様…

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首相、自衛隊明記に意欲 新しい憲法を制定する推進大会

 超党派の改憲派議員で構成する「新憲法制定議員同盟」(会長・中曽根康弘元首相)主催の「新しい憲法を制定する推進大会」が1日、東京・永田町の憲政記念館で開かれた。大会には約1500人が参加し、「二十一世紀の日本に相応しい憲…

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野党の審議拒否、国民の支持は得られない

 立憲民主党など野党6党が国会の審議拒否を続けている。国内外に懸案を抱える中、政府・与党との議論を拒んでも国民の支持は得られない。 麻生氏の辞任などを要求  野党は①麻生太郎副総理兼財務相の辞任②財務省の文書改竄調査結果…

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