政治 rss

「軍国主義」とレッテル貼り、「赤旗」の反戦煽動

集団的自衛権の閣議決定に  集団的自衛権の行使を一部容認する安倍内閣の閣議決定を受けて、日本共産党機関紙「しんぶん赤旗」(7・2)は、1面で「『海外で戦争する国』への歴史的暴挙」の見出しで志位和夫委員長の「憲法を破壊し、…

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嘉田知事後継に三日月氏、「プレ民」の滋賀県知事選

琵琶湖“保守”の県政継承  滋賀県知事選挙(13日投開票)は嘉田由紀子知事の後継として民主党から衆院議員を辞職して無所属立候補した三日月大造氏が、自民、公明推薦の元経済産業官僚の小鑓隆史氏を接戦で制し、共産党推薦の坪田五…

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「集団的自衛権」強調せず、与党機関紙と政府新見解

自公玉虫色の「新3要件」  自衛隊発足60年の1日に政府は「国の存立を全うし、国民を守るための切れ目のない安全保障法制の整備について」と題する文書を閣議決定した。この政府新見解を自民党機関紙「自由民主」(7・15)は「切…

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滋賀県知事選、慢心戒め丁寧な政権運営を

 滋賀県知事選は、無所属新人で元民主党衆院議員の三日月大造氏が、自民、公明両党が推薦する元経済産業省官僚の小鑓隆史氏ら無所属2新人を破り、初の当選を果たした。  告示前は小鑓氏が大幅にリードしていたとされるが、閣僚の失言…

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総理総裁の弱み 閣僚・党内人事は諸刃の剣

 安倍首相にとっては人事は諸刃の剣だ。この諸刃の剣を巧みに使えば、党内のゴタゴタもうまく抑えることができる。しかし人事で躓くと総裁の権威はたちまち急落する。  自民党の総裁が一見強力かつ安定しているように思われるのは、総…

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安保関連法案は来年通常国会で一括審議

集団的自衛権で政府新見解 当面は景気対策、内閣改造で足場固め 中国は“歴史”国際問題化  安倍晋三首相は、集団的自衛権行使を限定容認する新政府見解に基づく安全保障関連法案を一括して来年の通常国会に提出する方針を固めた。世…

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命かけない平和教育

 自衛隊発足から60年を迎えた7月1日、安倍晋三政権は臨時閣議を開き、従来の憲法解釈を変更して限定的に集団的自衛権の行使を容認することを決定した。  安倍首相は閣議後の記者会見で、「国民の命、平和な暮らしを守るため、切れ…

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維新・結いの新党 党名決まらず遅れる恐れも

 目下進行中の結の党と日本維新の会の合同話が難航している。野党は政策についてはうるさい。ひとたび議論が始まると尽きるところを知らないほどだ。  本来は両党とも9月上旬の新党結成を目指していたが、このため大幅に遅れるおそれ…

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日本共産党の統一地方選 党予算を左右する選挙に

議員給与から多額寄付  4年に1度の統一地方選挙が来春行われる。前半戦と後半戦に分けて、多くの都道府県知事選挙、市区町村首長選挙、市区町村議員選挙が行われる。今後の国政の動向を占う、大きな選挙であるといえる。  日本共産…

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首相の政権運営 内閣改造は秋に先送り

 いま永田町でどの党が「これでよし」と自己満足しているかと問われると、やはり自民党の名前を挙げないわけにはいかない。  自民党はいうまでもなく政権党だ。政権党は数の上から言っても与野党を通じてナンバーワンの立場にある。群…

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通常国会閉幕、国難に挑むステップとなった

 通常国会が閉幕した。法案成立率97・5%の数字が示す通り、自民・公明連立与党が極めて安定した国会運営を果たした。安倍内閣の掲げた「好循環実現国会」は、順調な本年度予算成立をはじめ主要企業の久々のベースアップなど賃上げや…

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地球益外交のうんざり

 中国・北京市で「世界平和フォーラム」が開催された。フォーラムに参加した鳩山由紀夫元首相は6月21日、講演を行った。その中で安倍政権が「中国脅威論を強調し、積極的平和主義の名の下に、日本国民に集団的自衛権の行使を受け入れ…

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通常国会が閉幕 与野党のチエの出し合いを

 永田町は一生懸命やっている。国民は永田町の刻苦精励を多とするに吝かではない。しかしそれでも何となく物足りない気持ちがする。それはやっぱり見当違いの方向を見ながら力を籠めているからだろう。  国民が永田町に望むのは国民の…

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党勢・政策に結びつくか、自民党の青年運動

街頭行動や「プレゼン」大会  自民党の機関紙「自由民主」(6・10)1面に「青年部青年局全国100カ所で一斉街頭行動」の記事が載った。記事によれば、同党青年部・青年局の全国一斉街頭行動は平成16年(2004年)から「北朝…

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保守層を取り込む革新懇、共産党の「一点共闘」

「九条」に柳澤協二氏ら  日本共産党が党大会や幹部会で党勢減退の報告をする中で、「一点共闘」の取り組みを強調している。政策それぞれ一点限りでもよしとして共闘のハードルを下げれば、組み得る「一点」が分厚い保守層にまで広がり…

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「結婚出産」に支援策強調、人口減少と「プレ民」

「次の内閣」経済政策で重視  人口減少が問題になっている。5月に総務省、日本創生会議など官民が発表した人口の統計や推計は深刻で、少子化・人口減少対策は政府が下旬に発表する「経済財政運営の基本方針」(骨太の方針)に初めて盛…

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成長戦略素案、安定成長へ試される実行力

 政府は産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)に改定成長戦略の素案を提示した。「日本の『稼ぐ力』を取り戻す」を目標に、雇用、農業、医療の3分野でいわゆる「岩盤規制」を打破する改革を盛り込んだ。  総花的な印象が拭えないが、…

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集団的自衛権 自公、出口を塞いで真剣勝負

 自民党と公明党は友党同士だ。ともに連立政権を作って政局運営に当たっている。しかし一心同体ではない。いろいろな点で両党の行き違いが目立ち、主張が噛み合わずスレ違う。  一見して永田町は平穏だ。与党第一党の自民党と連立相手…

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戦争抑止する集団的自衛権

教育研究者 杉原 誠四郎 平和追求した憲法9条 公明党も与党として容認を  安倍首相の集団的自衛権容認への憲法解釈の変更をめぐる動きは、なかなか進まない。言うまでもなく、政権与党となっている公明党が抵抗しているからだ。 …

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改正国民投票法が成立、本気で改憲論議を始めよ

 憲法改正の手続きを定める改正国民投票法が成立した。改正法は成人年齢の引き下げや公務員の組織的な投票勧誘の是非などの課題を残すが、改憲の道筋を整えた意義は大きい。本格的な改憲論議へ駒を進める時だ。 公務員の賛否勧誘は問題…

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集団的自衛権の行使容認 首相、今国会中に閣議決定と明言

自民、慎重姿勢の公明と詰めの協議へ 民主は具体案を示せず  政府・与党は11日、集団的自衛権の行使容認の閣議決定をめぐる最後の詰めの協議に入った。安倍晋三首相が22日までの今国会会期中の閣議決定を指示したことを受け、ずっ…

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国会党首討論、民主党は具体案示し改憲問え

 今通常国会で初めての党首討論が行われ、安倍晋三首相と民主党の海江田万里代表らが主に集団的自衛権をめぐって論戦した。海江田氏は集団的自衛権の行使容認は憲法改正によるべしと主張したが、憲法解釈変更の閣議決定に意欲を示す首相…

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「対抗軸」でバラバラ

 菅直人元首相、赤松広隆衆議院副議長、江田五月元参議院議長を含む民主党内のリベラル系議員15名が会合を開き、憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使を容認しないよう党代表の海江田万里氏に申し入れることを決めた(産経新聞6月…

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