政治 rss

沖縄知事選、辺野古移設を粛々と進めよ

 沖縄県知事選で米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対する翁長雄志・前那覇市長が現職の仲井真弘多氏を破って当選した。この結果は民主党政権が「最低でも県外」と唱え、不毛の感情論でわが国の安全保障と沖縄の発…

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改憲は4、5回の国民投票で 自民党憲法改正推進本部 船田元 本部長に聞く

 船田元・自民党憲法改正推進本部長(衆議院議員)はこのほど本紙のインタビューに応じ、憲法改正について「いくつかの項目ごとに行っていくことになる」と述べ、4回か5回に分けて改正を目指す考えを示すとともに、9条の改正は周到な…

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衆院解散論、首相は政策遂行で指導力示せ

 内閣改造から2カ月、召集された臨時国会の会期も半ばであるところに年内の衆院解散論が浮上してきた。  しかし、国民はすでに与党の自民、公明に衆参で公約実現に十分な圧倒的多数の議席を与えており、国政選挙を毎年行うことを期待…

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経済効果と安保懸念

 外務省は11月8日、中国人に対する「数次ビザ(査証)」の発給要件を緩和することを決定した。  現在、沖縄県の尖閣諸島をめぐる日中関係の冷え込み以降、航空路線の運休、減便も影響してか、中国からの旅行者数は減少したままの状…

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自衛隊の覚悟と能力

 北朝鮮による拉致被害者の再調査をめぐり、日本政府は担当者を北朝鮮に派遣することを決めた。果たして成果はあるのだろうか。答えは「NO」だ。  それでも派遣するのであれば、日本政府は相当の覚悟が必要である。拉致事件の全面解…

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自民の「女性」運動、掛け声先行し政争の具に

標的にされる女性政治家  松島みどり前法相が公約を印刷したウチワで追及され、政治資金収支で「私の知らないことが多すぎる」小渕優子前経産相も責任を問われて辞任したばかりだが、自民党の機関紙「自由民主」10月28日号1面は「…

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役員人事後の「プレ民」、再生懸け反転攻勢を強調

対立軸に「分厚い中間層」  10月の民主党機関紙「プレス民主」は、9月16日の両院議員総会(開催地・岩手県盛岡市)で党幹事長はじめ主要役員人事が行われてからの紙面になる。衆参の国政選挙惨敗で大きく議席を減らしても政権交代…

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公明党結党50年、「党創立者のもとで節目」

政教関係に葛藤した宗教政党  公明党の結党50年を記念する第10回全国大会が9月21日に行われ、山口那津男代表あいさつ、井上義久幹事長報告の全文が機関誌「公明」11月号に載った(結党は1964年11月17日)。  代表あ…

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女性2閣僚辞任、首相は任命責任の重さ自覚を

 「女性の活躍」を改造内閣の看板に掲げて起用された女性2閣僚の小渕優子経済産業相と松島みどり法相が就任わずか48日で辞任した。第2次政権初の辞任でもあり、安倍政権には大きな痛手となろう。安倍晋三首相は任命責任の重さを自覚…

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地方創生法案、日本全国が活性化する議論を

 まち・ひと・しごと創生(地方創生)法案が衆議院で審議入りした。  安倍晋三首相が「地方創生国会」と銘打った臨時国会の正念場であり、長期的に日本の再生を期する重要法案として与野党は臨んでほしい。 国民に努力と協力促す  …

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災害派遣と自衛隊

 御嶽山の噴火から約2週間が過ぎた。現在も自衛隊は、第13普通科連隊(松本市駐屯地)、第2普通科連隊(高田駐屯地)、第12ヘリコプター隊(相馬原駐屯地)などの部隊を中心に、行方不明者の救助・捜索活動を続けている。 今年に…

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「慰安婦報道」謝罪後の朝日、残された国際社会での名誉回復

第三者委員会発足、2ヵ月メドに提言へ 木村社長の国会喚問も  朝日のいわゆる従軍慰安婦問題に関する検証記事への感想について、7日の衆院予算委で次世代の党の山田宏幹事長の質問に、安倍晋三首相は「朝日の従軍慰安婦に関する誤報…

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首相所信表明、道半ばの改革を加速させよ

 第187臨時国会が召集され、安倍晋三首相が所信表明演説を行った。首相は「地方創生国会」と位置付け、地方の現状への危機感をにじませて解決への意欲を示したが、対処すべき課題は他にも多い。首相は与野党の対決を避けて手堅い国会…

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沖縄報道の違和感

 イベントが開催されると、必ず主催者から参加者の人数が発表される。  9月20日に沖縄県名護市辺野古の浜で開催された県民集会「みんなで行こう、辺野古へ。止めよう新基地建設!9・20県民大行動」では、主催者発表で5500人…

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臨時国会スタート 地方創生で国土強靭化を

 日本は昔から災害列島といわれた。何しろ日本の背中にあたる部分に火山脈が走っている。あの美しい富士山もそのひとつだ。美人は怒ると怖い。  日本のあちこちで火山が火を噴くと、日本人はその度に逃げ惑う。逃げるだけではなく、事…

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長期政権と政治力、在職1000日を超えた安倍首相

 政権は長ければいいというものではない。しかし政権の寿命はひとつの目安にはなる。政権の長寿は政権の政治力と正比例する。長寿であれば、政権がそれだけ安定かつ強力であるとの何よりの証拠になる。  そこで安倍政権を眺めると、ま…

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労働改革を阻む「プレ民」、第3の矢・成長戦略と対決

労組と連携強化し挽回図る  「経済最優先」の第2次安倍改造内閣と臨時国会での論戦を控えて、民主党の機関紙「プレス民主」9月19日号は労働改革に矛先を向けた。これは自民党執行部人事と内閣改造人事を報じた自民党機関紙「自由民…

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「女性活躍」戸惑う社民、政策「そっくり」でも反対

戦時見立てる時代錯誤  社民党の機関誌「月刊社会民主」8月号でジャーナリスト・和光大学教授の竹信三恵子氏は、安倍政権の女性政策に「文言はどれも、これまで男女平等を求めるグループが掲げてきたものとそっくりだ」と戸惑う。だか…

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「女性活躍」促す「公明」、「賃金」の差別撤廃を主張

OECD「最悪」と識者指摘  女性活躍担当相を含む女性閣僚5人を登用した第2次安倍改造内閣が発足した。安倍政権の女性重視に与野党の反応は異なるが、与党の公明党は機関誌「公明」10月号で評論家・金谷千慧子氏の「ウーマノミク…

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沖縄県知事選、普天間の安全確実にする選択を

 2カ月後となった沖縄県知事選に、那覇市長の翁長雄志氏が正式に立候補を表明し、3選を目指す現職の仲井真弘多知事と元郵政民営化担当相の下地幹郎氏の3人で争うことになった。 明るい未来もテーマに  最大の争点は、沖縄県宜野湾…

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侵入常態化と尖閣報道

 2年前の平成24年9月11日、日本政府は沖縄県・尖閣諸島の3島(魚釣島、北小島、南小島)を国有化した。それに対し、中国政府が猛烈に反発したことは記憶に新しい。  日本国民の誰もが尖閣諸島を意識するきっかけになったのは、…

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首相、女性活用で旗振り 数値目標設定には苦言も

 人間として男女の別はない。男女は法律の上でも同格だ。しかし最近は女性優遇論が流行している。男性顔色なしだ。  永田町でも女性がもてはやされている。こんどいつ衆議院が解散されるかは誰も分からない。分かっているのは女性候補…

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第2次安倍改造内閣 長期政権へ足場、順調に始動

老獪な党人事、女性大臣を積極登用 多弱野党の再編進まず    安倍晋三改造内閣は順調に始動している。稲田朋美前行革相率いる政調会には閣僚経験者らベテランを配し、選対委員会には首相や菅義偉官房長官に近い人物を登用…

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